ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

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「IoTトイレ」 オフィスビル用 三井不と開発 混み具合、スマホでチェック CTC…

2016-10-18 21:22:58 | NewsPaper
オフィス向けのトイレとIoTが絡んだ
サービスはありそうでなかったかも…!?


本日の日経産業新聞から7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『CTC「IoTトイレ」
 オフィスビル用 三井不と開発
 混み具合、スマホでチェック』

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が
あらゆるモノがネットにつながる「IoT」の技術を活用した
「IoTトイレ」のサービスをオフィスビル向けに展開する

と発表したという記事

「IoTトイレ」では個室のドアの開閉を検知するセンサーと
センサーからの情報を集約する機器「ゲートウェイ」をトイレに設置する

http://www.ctc-g.co.jp/news/press/20161017a.htmlより

ドアの開閉やそのじこくといったデータをクラウド上で集計し
個室が空いているといったことや混雑する時間帯を表示する

http://www.ctc-g.co.jp/news/press/20161017a.htmlより

オフィスで働く従業員はウェブサイトから使用状況を閲覧でき
混んでいれば他のフロアのトイレを使うなどの対応ができる

http://www.ctc-g.co.jp/news/press/20161017a.htmlより

ドアが長時間あかない場合、利用者が急病で動けない可能性を考慮し
警備員を派遣することも可能

カメラを使わず利用者のプライバシーに配慮できる
というわけだ

1フロア月4万円程度の料金を想定している


CTCとしては、今後も同様の技術を使ったオフィス向けサービスを開発する
部屋の入退を把握できるシステムなら会議室の効率的な利用や従業員の勤怠管理が容易になる
商業施設や交通機関などへの導入も視野に入れる

介護施設向けのこういったサービスについては記事として取り上げたことがありますが
それらはオフィスビル向けにも活用できるというわけですね
そういった視点をもった方がいることが頼もしいものです…