ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

交通状況を自動認識 監視映像から高精度で 富士通研…

2016-10-19 19:40:34 | NewsPaper
画像認識技術としてはかなり精度が高い
ように見受けられる記事であります…


本日の日経産業新聞から6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『交通状況を自動認識
 監視映像から高精度で
 富士通研』

富士通研究所が、道路交通の監視映像を解析して
渋滞や事故、交通違反などの状況を高い精度で
自動認識する技術を開発したと発表した
という記事

一般道路や高速道路に設置された監視カメラの映像をプログラムが解析して
渋滞、事故、違法駐車、逆走、道路占有、車道への人の侵入などの事象を
高い精度で即座に検出できる

http://pr.fujitsu.com/jp/news/2016/10/18-2.htmlより

プログラムを利用して人の目視では難しかった広い地域にわたる
監視ができるようになる

学習用データを雨、霧、夜間など様々な状況に自動分類し
その状況ごとに機械学習することで環境の変化に強くした

http://pr.fujitsu.com/jp/news/2016/10/18-2.htmlより

常時監視で利用するために計算を複雑にしない工夫を盛り込んだ
車両の走行状況から異常が発生している可能性が高いと判断した場合のみ
映像を詳細に解析する

http://pr.fujitsu.com/jp/news/2016/10/18-2.htmlより

安価なコンピュータでプログラムを動かせるために
運用費用を安くできる、としている


企業の研究所によって解析プログラムが開発された後に
データをどのように企業が活用していくかが今後の見どころであり
楽しみでもあるといえる発表記事でしょうか