ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

「シャドーIT」監視 ソフト販売 社員の利用可視化 丸紅情報…

2016-10-03 18:41:13 | NewsPaper
シャドーITなんて言葉が紙面に載るとは…
コトの重大さが広まっていくでしょうか


本日の日経産業新聞から11面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『「シャドーIT」監視
 ソフト販売 社員の利用可視化
 丸紅情報』

丸紅情報システムズが企業などの従業員が
無許可で外部のITサービスを利用する
「シャドーIT」対策ソフトの販売を始める

という記事

従業員が使用する端末を監視し、外部のクラウドサービスへの
ファイルの転送などを記録できる

サービス自体は、米スカイハイネットワークスが開発したソフト
「Skyhigh Cloud Security Platform」を販売するかたちで行う

企業内で公式・非公式に使われているクラウドサービスの
利用状況を可視化できるのが特徴

社内外のシステムとの通信記録をサーバーに集め
スカイハイのクラウド上に送信

約1万9000件のクラウドサービスの情報と比較し
従業員が使っているか、危険性がないかなどを検証する

クラウドサービスへのアクセスだけでなく、サービス内での
データの移動なども監視する

扱うデータの量が急激に増えるなど普段と違うふるまいをした場合には
管理者に通知したり、会社のアカウントを停止したりなどの処置が可能


利用料は5000人超~1万人までが利用する場合、1ユーザー年間5400円
別途、初期設定費用が150万円
機能によっては上位プランの契約が必要


企業それぞれでクラウドに対して扱い方は様々
社員にとっては便利ではあるが、企業にとっては
データの扱い方には敏感になるのは当然のこと

企業のクラウドの扱い方を定義したうえで
有効にこういったサービスが適切に利用されることを願いたい