久しぶりに100号を

久しぶりに100号を描き始めた。すでに完成のつもりで壁に立てかけておいたものを。時間が経ち、その絵を表に向けてみると全くできていな

い。これはいつものこと。あまり悲観はしなくなった。今日は、100号の画面に絵の具を塗る作業が心地よい。腰痛に用心して、持ち運びは、ズ

ルズルと引きずっているのだが、体より大きな画面は、エネルギーをストレートに出せて気分が晴れる。たまに描くということは、こんな、効用

もあるのかしら、と画面を見ながら思う。腰痛が治り、体力が戻ってきて本当によかった。アトリエで１日過ごす。お昼の後で、自宅のゴミ当番

の掃除のためにアトリエを離れる。アトリエに戻ると、少し気分転換ができたのか、塗ったばかりの青がさわやかな空気感だ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フォト　　2017    (神戸）