眼科の検診の帰り、最寄りの駅のショップにふと立ち寄った。棚に見慣れた爽やかな絵がある。近寄ってみると
やはりモネの睡蓮の絵。それはB5版の大きさのノートだった。中は特に変わりばえのしない細い罫線のノー
ト。でも表紙がきれい。睡蓮の池の広がり、上下にも左右にも広がっていくような気の流れを感じ、一冊買っ
た。モネの画集も大小の絵葉書も結構手元にあるのだが、買った。気分上々で、アトリエの机の上に立てかけよ
うと弾んだ気持ちで電車に乗った。モネって、多くの人々に好まれる作品。私はどちらかというと、ピカソや
ロスコにひかれてきた。でもこのノートに引き寄せられた私自身にびっくりした。やはりモネの感性が心に、魂
に響くのだろうか。
アトリエの机の上にモネの睡蓮は居場所を得て、ひときわ輝いている。ドイツの出版関係者から『モネの花』と
いう画集への私の作品掲載の話がきている。2月末が締め切り。年明けから気を引き締めよう。
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