4月10日で神戸の個展が終了した。その後数日は、個展の余波か、交感神経が優位になっているようで何でもこなせるような気分で所用をこなし
た。予想外に元気だったので自分でも意外だったが、たまった仕事をこなした時点で、ダウン。何日か起きられなかった。今も疲れが残る体と心の
まま、日々過ごしている。出版記念個展というのはきつかった。本づくりを進めながら同時に新作を制作し続けなくてはいけない。何せ、今生きて
いる作家だから。絶対的な時間不足のなかでの個展だったが、今までの個展のなかで最も充実した結果になった。深さに加えて透明感を得たとの評
はとても嬉しい。その理由を聞かれることが多いが、答えに困る。これ以上はできないと開き直ったことかしら、自分を超えた何かにまかせてしま
ったからかも。とにかくやるだけやった、とはいえる。もしかして宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』に助けられたのかも。
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