Kazuko MISAWA World

三沢かずこの青の世界 ー 作品の周辺

シャッターを描く

2015-10-13 07:42:40 | 日々の思い

昨日の体育の日の祝日は、よい天気に恵まれた。かなり、肌寒くなって、日中、突然に雨も降ったが、まあまあの天候だった。昨日は、教室の生徒たち有志が、岡本の駅

近くの美容室のシャッターに絵を描くという、新しい体験が予定されていたので、無事に終了してほっとしている。

岡本は、神戸でもお洒落な街といわれている。この美容室も商店街にあり、そこに、ダサイ!絵を描くわけには、絶対にいかない。というわけで、手は出さないで、口だ

け出すことに決めていた講師の私、心配が先に立っていた。私の方もかなり、仕事が集中している時期に重なって、気になりながらも、アトリエで、絵具と葛藤していた

時間を見繕って現場に行った。地色の洒落た感じのグリーンがしっかりと塗られていて、基本的なこと、オーケーだった。シャッターをながめていたら、生徒から指摘さ

れた「先生、顔に絵具ついてます!!」青の絵具がついていたらしい。アトリエからあわてて出てきたので、鏡など見ない。そういえば、電車の中でけっこう私の顔の右半

分に視線がきていたような....。以前は青いひげ状に絵具が付いていたこともあったので、私としたら、どうということはない...?

地塗りのしっかりした上に、オフホワイト系、赤系、黄色系の色が入って、口もけっこう出して、シャッターは何とか様になった。

このシャッター描き、街の中に明るさをプラスしてくれたらいいと思う。60代、70代の女性たちが頑張っている。新しい体験もでき、構想から、材料探し、作業、休

憩のお茶の準備まで、いろいろなことをやりとげて、ひとつのかたちが街に残ったと思う。

大切なこと....やはり、アート性だと思う。これだけは、遠慮なく口出ししますよ。

 

 

             フォト 2015

 

                                        

 

 

 



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