今日元旦、初日の出も美しく、穏やかなスタートになった。暮れから大掃除、制作の時間をひねり出すため、頑張る。何日か前から、自宅の片付け
をどうしても必要なところだけを集中してやった。やらないとアトリエに行けない。年中行事を守りたい母親と同居しているので、付き合えるとこ
ろは付き合うしかない。キッチン、お風呂、洗面所、玄関周りは必須。そのつど必死に終わらせて、必死で家を出る。アトリエは、とうとう31日に
なって、慌ただしく掃除機をかけたのみ。それと、玄関と階段の手すりと、集合のポストにさっと雑巾をかけただけ。
とにかく新年になって、午後から制作をした。絵描きには、暮れも正月もないとつくづく感じる。
新年になったので、個展のための100号を完成させなくてはいけない。エネルギー充実の状態で筆を持ちたい。今日は、元旦ということもあって
少し引き締まった感覚であったかもしれない。近所の氏神様にもお参りに行ったし。
それにしても、年齢を重ねて自分自身が融通がきくようになった気がする。20代の頃は、大掃除、何日も前から分けてやるなんて考えられなかっ
た。31日に朝から、泣きそうになって大掃除をしていた。旧年の汚れはギリギリ31日にしようなんて...ストイックすぎた。
充分に年を重ねて、柔軟になれたのはいいのだけど、体力は減るばかり。大切なことに使うしかないなあ、このエネルギー。
フォト 2016