Kazuko MISAWA World

三沢かずこの青の世界 ー 作品の周辺

食物日記

2020-07-26 09:14:47 | 日々のくらし

随分とブログ更新を休んでしまった。この間さまざまに、めまぐるしく世は動いている。新型コロナウイルスがまたもや流行の兆

しを見せ始めた。一時期落ち着いて私の教室も再開した。受講生の方々の無事を確認できてホッとしている矢先...。また。

我が家は、もう一ヶ月足らずで母が100歳を迎える。こんな時期だからなんとか元気で誕生日を迎えてほしい。兵庫県などの自治

体からお祝いの用件などの通知が届くようになった。時期が時期なので家への訪問はお断りした。玄関に新しく手すりと置き台を

設えた。家族としても始めての経験なのでいろいろ気がめぐる。昨日ふと思い立って、高齢者家族の日々の食物をノートに記そう

と考えた。昨日の食物の品目の合計、なんと35品目。よく食べている。外食もできにくい今、食事の準備がかなり大変なわけだ。

この食物のおかげで100歳は導かれたのかと、自分をひそかにほめた。3食プラスおやつ2回、私の留守の時は、おやつの入れ物に

ありあわせのお菓子を入れて置く。帰ってみるとこの入れ物2つがきれいに洗ってあり、ああ、元気なんだなあとホッとする。食物

日記ノートの3食プラスおやつの区分線、夫がボールペンで引いてくれている。けっこう助かる。

               フォト        2020      撮影場所   神戸市北区

 

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姫路城の様々な顔

2020-02-13 09:51:47 | 日々のくらし

先日ある会への参加で姫路へ行った。お城の近くの三木美術館での作品鑑賞、その後もお城がごく間近に見える席での会食。長時

間お城を仰ぎ見ながら食事をいただく心地よさ。参加できてとても有意義だった。その後、少し歩いて兵庫県立歴史博物館へ行っ

た。カフェの大きな窓越しにまた、姫路城。ここから見上げるお城は、姫路駅側から望める美しい白鷺城の姿とは全く違う。夕方

近くになって濃い灰色の雲が城郭の背後を覆って、まさに風雲城とでも形容したい趣き。全くきれいごとではない城の姿に触れる

ことができご一緒させてもらってよかった。同行の作家さんは、城は血生臭いから....と言われる。その通りだと思った。表の顔、

裏の顔があってひとつの存在物になる。今はまだすっかり健康というわけでもない自分自身を重ね合わせながら城を見つめた。

暗い雲の向こうに微かな青がある。小さな青空だ。雲にかき消されそうになってはいるが紛れもなくそこには透明な青がある。

                   フォト    2020               撮影場所  姫路市

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メタセコイアが切られていた

2020-02-08 09:02:31 | 日々のくらし

六甲道駅のカフェの椅子に座って窓の外を見る。街路樹のメタセコイアの大木が切られていた。さやさやと葉ず

れが心地の良い空間を作っていた。ガラスを通して揺れ動く淡い緑は教室出勤前のほっとする時間をくれていた。

一週間前には確かに冬木立の厳しい姿を見せていた。どうして切られたのだろう。誰かに聞きたかったが誰も知ら

ないだろう、と自分に言い聞かせた。知らない間に木は切られ、何人かが惜しみ、そしてその出来事にいつしか慣

れていく。読みかけの白洲正子の生き方を書いた文庫本を読む。1ページほど進む。もう時間だ。ガテマラの濃い

コーヒーとトリュフチョコを口に入れて自由時間を終わりにした。トリュフチョコの金色と紫と濃いピンク色の包

み紙にけっこう元気をもらう。腕は痛いけれど心に風入れて、席を立つ。

              フォト  2020           撮影場所  神戸市 灘区

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ブログでごあいさつ

2019-12-17 08:52:26 | 日々のくらし

 先日、ある方から、ブログ毎日チェックしてるんだけど新しいの出てない、肉まんの次は?と言われました。多くの方が

チェックしてくださっているのですね。この半年、体調が良くなってきているのですが、作品制作が今までのようにできず

整骨院やマッサージや、循環器科の医院や、痛みに良いと言われる有馬の金泉などに通っています。自律神経失調症のほう

はほとんどといって回復しましたが、作品制作に集中するとその後、両肩と両腕の痛みがきつい。日常生活に支障が出たら

かなりまずい。家族を支えられなくなる.....。さまざまに心迷う日々を暮らしています。

 目下、制作は半日以下、愛用のお弁当箱は戸棚の片隅にひっそりとしています。最近変化したことはというと、小さなス

ケッチブックにひんぱんに自然の情景を色鉛筆やクーピーでスケッチしています。これが抽象作品の制作に結びつくかどう

かなどとは無関係に。夕景や、光に装飾される葉の茂り、身近な花々の美しさに心を留めています。とても大切なことだ

ったのに....忙し過ぎて、観念的に絵を描き過ぎていたのかもしれない。やはり、必要な療養生活と言えますね。

              フォト   2019       撮影場所  神戸市北区

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モモさんのギターの音

2018-04-07 17:09:49 | 日々のくらし

先日、ギタリストの木村モモさんのコンサートに行った。夜のコンサートにはほとんど行かないのだが、モモさんのコンサートにはなんとしても駆けつ

けたい。母親の好物のすき焼きを用意して夕方、西宮の芸術センターまで行く。戸締りのこと、その他諸々心配になるが、思い切って家を出た。神戸の

北区からの結構長い道のり、制作にエネルギーを費やした後なので、とても疲れていた。透明な哀しみと私が感じる、彼女の奏でる『禁じられた遊び』

真逆に、力強いエネルギーの発露『ファイアーダンス』。この2曲で疲れたこころが左右、上下に揺さぶられた。帰り道のなんと弾んだ気持ち。こころの

疲れの解消が、体の疲れの解消に繋がっている。すごいこと。帰りの電車のなかからモモさんにエネルギー、ありがとう ! とメール。

                                                                        フォト  2018         撮影場所 (西宮)

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