関西学院大学のRCCキリスト教講座 第2回は
ヨセフー夢をひもとく
講師 A.ルスターホルツ教授
旧約聖書に出てくるヨセフは、ヤコブの12人の息子の一人。
新約聖書のマリアの夫のヨセフではありません。
ヨセフは、自分が見た夢を、お兄さんたちに話して、お兄さんたちを怒らせた。
その結果、お兄さんたちによって、エジプトに売られ、奴隷になってしまう。
その後、夢の解き明かしによって、エジプトの宰相(総理大臣)にまで上り詰める。
ヨセフや、ダニエルが、夢の解き明かしをすることができたのは、
神さまを信じ、すべてをゆだねていて、神さまに聞いたから。
それは、占いや、占星術、魔術とは、全く違うと、私は思います。
創世記41章16節に、
「ヨセフはファラオに答えた。
『わたしではありません。 神がファラオの幸いについて告げられるのです。』」とあります。
自分の考えではなく、神さまからの答え(啓示)であると、ヨセフは言いました。
けれども神さまの声を聞く、、、ということが、信じられない人が多いのだと思います。
ユダヤ人のラビ(先生・聖書学者・神学者・聖職者)や、中世のキリスト教社会では、
ヨセフが夢の解き明かしをしたことを、占いや、占星術によって実現しようとしたようです。
神秘主義や、心霊術、霊媒などに頼ることと、同じように解釈しようとした。
しかし、聖書に忠実なキリスト教会では、それを否定しています。
申命記 18:10 「あなたのうちに、自分の息子、娘に火の中を通らせる者、
占いをする者、卜者(ぼくしゃ)、まじない師、呪術者、
;11 呪文を唱える者、霊媒をする者、口寄せ、死人に伺いを立てる者があってはならない。」
エレミヤ 29:8 「まことに、イスラエルの神、万軍の主はこう言われる。
『あなたがたのうちにいる預言者たちや、占い師たちにごまかされるな。
また、あなた方が見ている夢に聞きしたがってはならない。
:9 なぜなら、彼等はわたしの名を使って、偽りをあなたがたに預言しているからだ。』
わたしは彼らを使わしていない。』ー主のことば」
惑わされてはならない・・・・と思います。
真実はなにか、聖書を祈りながら読むことが、大切だと痛感しました。
「あなたがたは、清くならなければ、神を見ることはできない」と聖書にあります。
神さまのみ心を知りたいです (聖書アプリからお借りしました)
静まって、主のみ声を聞きたいです。