物理学者 米沢富美子さんのことを、
NHKカルチャーラジオのアーカイブスで知りました。
日本物理学会の会長に、57歳の時に就任する。(初の女性会長)
アメリカでも女性の会長は3,4人しかいない時、
日本人の物理学者が、アメリカで米沢富美子さんのことを聞かれ
「そういえば、彼女は女性だった。しかしそれ以前に科学者だ」と言ってくれたことが
とても嬉しかったという。
数学の得意だった母親に、5歳のときから数学の面白さを教えられたという。
京都大学理学部物理学科を1961年卒業。23歳で結婚して、3女を育てながら研究したという。
食事を作っているときにひらめいて、熱中して、焦がしたお鍋は数知れずとか。
理論物理学 物性理論が専門で固体物理学。
アモルファス物質、半導体の研究で国際的に認められる。
夫は、証券マンでしたが、彼女の研究を叱咤激励してくれたという。
日本の高度経済成長期だったこともあり、仕事一筋の夫は、家事育児の手伝いは(もちろん)しない。
けれど、女性が研究者として学ぶことに、反対しない夫。
考えて、考えて、考えて、お風呂に入っているときとか、ふとした時にひらめく。
それをいかに論文にするか。
いかに人々に理解してもらうか。
物理学の世界は、私にとっては、宇宙と同じで、遥か遠くにあるもの。
だからこそ、物理学を極める女性には、尊敬をいだきます。
論理的思考、、、冷静沈着、、、度胸。
今後ますます、女性科学者が活躍なさることを祈ります。
ルピナス 花言葉は、「想像力」「いつも幸せ」 (野口勝利さんからお借りしました)
北海道に一面のルピナスの草原があるようです。壮観な眺めでしょうね。