絵本作家で、エッセイスト。
佐野洋子さんの『ヨーコさんの”言葉”」という絵本エッセイが、全5巻シリーズで出ています。
そのなかの、ーそれがなんぼのことだーを読んで分かったことがあります。
よく知られている『100万回生きた猫』は、
二つ違いの 大好きだったお兄さんが11歳で亡くなってしまった。
その喪失感と、
結婚して、息子も授かったにもかかわらず、離婚
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P148 愛した男を失った。
それは私の中で失われ
失われたものをまじまじと
見つめる地獄を知った。
P150 ゆるやかに崩壊していった
家庭を営みながら
私は一冊の絵本を創った
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多くの人の心を打つあの絵本『100万回生きた猫』は、
佐野洋子さんの苦しみと、素朴にのぞんでいるものから生まれたのでした
100万回生きて、やっとめぐり合った白い猫
1938年(昭和13)中国の北京生まれの洋子さんは、
2010年(平成22)乳がんで亡くなった。
72歳。
1990年~1996年 谷川俊太郎さんと結婚なさっていた。
人生を独自の目線で見つめ、素直に表現しておられたその感性が
俊太郎さんと通じるものがあったのでしょうか。
2011年『死ぬ気まんまん』
2014年『ヨーコさんの言葉』がNHKEテレで、随筆を元に絵本風に制作された。
私は、佐野洋子さんのことを、ほんの少ししか知らない、、、、。
白い猫 (無料画像からお借りしました)
永遠の愛は、あるのでしょうか。