「英雄たちの選択」
***番組紹介より引用*****
伊豆諸島の最南端、青ヶ島は江戸時代に大噴火し全島民が脱出した。
島民は半世紀の苦難の末、奇跡的に故郷への帰還を果たした。
日本の秘境として知られる青ヶ島。
島全体が火口になっているこの火山島は、
今から240年前の江戸時代に大噴火を起こした。
命からがら八丈島へ避難した島民は、その後何度も島への帰還を試みる。
しかし荒れくる海に阻まれことごとく失敗した。
そこに現れたのが、名主の次郎太夫。
後に“青ヶ島のモーゼ”と呼ばれるようになった男の類まれな統率により、
噴火から50年、全島民がついに故郷への帰還を果たすのだった。
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八丈島は知っていましたが、
青ヶ島という島は、知りませんでした。
故郷へ帰りたい・・・・という思いと
聖書の約束の地への旅(出エジプト)
驚いたのは、この二郎太夫さんは、神に仕える人だった。
緻密な計画と情報収集。
先遣隊として、屈強な男27人を選ぶ。
すべての人に役割を与えた
帰還したことを還住(かんじゅう)という
最初にしたことは、大里神社を造ること。
島を一望できるところに、丸石を積んで坂道の参道を造った。
最初に神社を造るというのは、
ノアが洪水のあと、箱船から降りて最初にしたことが、
祭壇を造っていけにえをささげ、神様に感謝したことと似ている
八丈島に移住した青ヶ島の人たちは、
50年かかって帰還した。
二郎太夫は、意見が対立するようになってしまった人たちを訪ね
島の人たちが大切にしていた「むつまじく」仲良く助け合うことを説いた。
神社が、コミュニティ施設になっているという。
祭りで叩く、還住太鼓の練習を、子どもたちとする。
篠原ともえさんの母方の実家が青ヶ島。
島に行くと体に力をもらう気がするという。
八丈島から見えている青ヶ島だけれど
黒潮の影響で、昔はとくに船が難破することも多かったという。
いまも、天候によって、すぐには帰れないこともあるという。
不思議な力を与えてくれるらしい青ヶ島は
神様に守られている島のようです。
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青ヶ島 (無料画像をお借りしました)
火山の火口にある畑や家 火山の地熱の利用
風からも守られ、安定した収穫がある
むつまじく暮らす人たち