風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

青ヶ島のモーセ 佐々木次郎太夫さんのこと

2024-07-24 20:00:35 | キリスト教会
「英雄たちの選択」
***番組紹介より引用*****
伊豆諸島の最南端、青ヶ島は江戸時代に大噴火し全島民が脱出した。
島民は半世紀の苦難の末、奇跡的に故郷への帰還を果たした。
 日本の秘境として知られる青ヶ島。
島全体が火口になっているこの火山島は、
今から240年前の江戸時代に大噴火を起こした。
命からがら八丈島へ避難した島民は、その後何度も島への帰還を試みる。
しかし荒れくる海に阻まれことごとく失敗した。
そこに現れたのが、名主の次郎太夫。
後に“青ヶ島のモーゼ”と呼ばれるようになった男の類まれな統率により、
噴火から50年、全島民がついに故郷への帰還を果たすのだった。
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八丈島は知っていましたが、
青ヶ島という島は、知りませんでした。

故郷へ帰りたい・・・・という思いと
聖書の約束の地への旅(出エジプト)
驚いたのは、この二郎太夫さんは、神に仕える人だった。
 緻密な計画と情報収集。
 先遣隊として、屈強な男27人を選ぶ。
 すべての人に役割を与えた

帰還したことを還住(かんじゅう)という
最初にしたことは、大里神社を造ること。
 島を一望できるところに、丸石を積んで坂道の参道を造った。

最初に神社を造るというのは、
ノアが洪水のあと、箱船から降りて最初にしたことが、
祭壇を造っていけにえをささげ、神様に感謝したことと似ている

八丈島に移住した青ヶ島の人たちは、
50年かかって帰還した。
二郎太夫は、意見が対立するようになってしまった人たちを訪ね
島の人たちが大切にしていた「むつまじく」仲良く助け合うことを説いた。

神社が、コミュニティ施設になっているという。
祭りで叩く、還住太鼓の練習を、子どもたちとする。

篠原ともえさんの母方の実家が青ヶ島。
島に行くと体に力をもらう気がするという。

八丈島から見えている青ヶ島だけれど
黒潮の影響で、昔はとくに船が難破することも多かったという。
いまも、天候によって、すぐには帰れないこともあるという。

不思議な力を与えてくれるらしい青ヶ島は
神様に守られている島のようです。



 青ヶ島 (無料画像をお借りしました)
  火山の火口にある畑や家 火山の地熱の利用
  風からも守られ、安定した収穫がある
  むつまじく暮らす人たち