かやぶき倶楽部 WEBSITE

”みて きいて うたって 感じて” 暮らしに素敵な音楽を

  コンサートと歌声のサークル、お待ちしています。

第50回川島幸子ソプラノリサイタル終了致しました。

2018-09-25 22:56:41 | 日記
9月のコンサートを昨年より1週間早くしたのですが、今年の天候異変で、稲刈りが2週間以上早まり、またも農繁期となってしまいました。

それでも多くの皆様にご来場いただき、「かやぶき倶楽部5周年記念」のコンサートは開催されました。

川島幸子さん、川島基さんはすっかりおなじみとなり、ファンも大勢お出でです。

今回のProgramは昨春おっしゃっていらしたように、全て、オペラのアリア、それも至難の曲。

’5周年記念スペシャル’でしょうか、とても嬉しく、感謝の気持ちで一杯です。


   第50回 かやぶき倶楽部5周年記念

        川島幸子ソプラノリサイタル     ピアノ 川島基


   

   Program   ドヴォルジャーク作曲
                 『ルサルカ』より、アリア 「月に寄せる歌」

           ロッシーニ作曲
                 『セミラーミデ』より、アリア 「麗しい光が」

           ロッシーニ作曲
                 『セビリアの理髪師』より、アリア 「今の歌声は」

           ドニゼッティ作曲 
                 『ランメルモールのルチア』より、狂乱の場


今回初めて、幸子さんご自身のトークでした。

お話しの声は、コロラトゥーラソプラノの高い音質とは違って、とっても落ち着いた感じです。


最初の「月に寄せる歌」は、大学時代、友人のピアノ伴奏(川島さんは日本ではピアノ科卒)で出会い、大好きになった曲、

その後ドイツに留学し、オペラ科での初めてのレッスンへもっていらしたもの、とても思い出深い曲だそうです。

声質はご自分と少々違っても、このアリアをどうしても歌いたかったとのこと。

歳を重ね、最近では、時折歌っていらっしゃるとのこと、ドヴォルジャークの名アリアです。


   


次からは、すべてコロラトゥーラソプラノの名曲、そして、滅多に聴くことが出来ない難曲も。特に今年はロッシーニ歿後150年ですから。

軽快なロッシーニのメロディをピアノが奏でます。基さんのピアノは、いつもほんとに素敵な音色です。


   

そして最後、「ルチアの狂乱の場」。

チャイコフスキーコンクール、ファイナルのために準備研鑽されて以来、川島さんが、長い間大切に歌ってこられたアリアです。

ベルカントオペラの愁眉、ピアノで弾かれるフルートのメロディと超高音域の歌声が織りなす・・・本当に美しいメロディ。

   



16分以上にわたる長いアリアを含め、川島さん渾身の演奏、私たちの5周年の慶びも重なり、とっても素敵なコンサートとなりました。

土曜を含めての3連休、交通事情も大変で、ご自分で運転されてお出でだったので、さぞかしお疲れの事と思われます。

本当に有り難うございました。


アンコールは、プッチーニ「ラ・ボエーム」から、ムゼッタのワルツ『私が街を歩けば』。

そう、今日は ”オペラの日”でした。

愛知県から川島さんの門下生もお出で下さって・・・。 「先生の素敵な演奏を沢山お聴きできて、良かったですね。」
   






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第51回 加藤文枝・奥村友美デュオリサイタルチラシが出来ました。

2018-09-24 21:18:08 | 日記
第50回川島幸子ソプラノリサイタル、無事終了致しました。

心配していた雨も止み、暑いくらいの秋晴れ、とっても幸せな一日でした。

お写真の用意が、でき次第、報告のブログを入れたいと思います。



かやぶき倶楽部5周年記念コンサート、

第51回かやぶき倶楽部 加藤文枝・奥村友美デュオリサイタルチラシです。


   

    第51回 かやぶき倶楽部5周年記念 

       加藤文枝(チェロ)・奥村友美(ピアノ)デュオリサイタル

   日時 10月20日(土)午後3時開演(午後2時30分開場)

   会場 伊那市富県8768 金鳳寺

   Program   エルガー:愛の挨拶
           シューベルト:アルペジョーネソナタより 第1楽章
           ファリャ:火祭りの踊り
           ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番月光より 第1、3楽章(ピアノソロ)
           ラフマニノフ:ヴォカリーズ
           パガニーニ:モーゼの主題による変奏曲

   プロフィール

   加藤文枝 Fumie Kato (チェロ)


   

   
   東京芸術大学音楽学部器楽科チェロ専攻卒業。学内にて、安宅賞、アカンサス賞、三菱地所賞受賞。同大学院修士課程卒業、アカンサス音楽賞受賞。
   パリ市立音楽院、満場一致の首席で卒業。
   故 杉山 實、ドナルド・リッチャー、アラン・ムニエ、河野文昭、ラファエル・ピドゥの各氏に師事。また、室内楽を岡山潔、松原勝也、P.ルコール、E.ルサージュ、P.メイエの各氏に師事。
   
   サントリーホール室内楽アカデミー第1期生。平成23年度京都市藝術文化特別奨励者。
   2011・2012年度ロームミュージックファンデーション奨学生。
   財団法人地域創造による公共ホール音楽活性化事業、平成26・27年度登録アーティスト。
   CHANEL Pygmalion Days アーティスト。

   2000年、日本クラシック音楽コンクール全国大会第3位。札幌ジュニアチェロコンクール優秀賞、山藤賞受賞。
   2001年、泉の森ジュニアチェロコンクール高校生以上部門金賞受賞。京都芸術祭「世界に翔く若き音楽家たち」に出演、奨励賞受賞。
   
   2006年より1年間、パリエコールノルマル音楽院に給付生として入学。
   2008年、第8回ビバホールチェロコンクール第1位。
   2009年、第13回松方ホール音楽賞、併せて特賞受賞。第7回東京音楽コンクール弦楽部門第2位。
   2010年、第8回東京音楽コンクール弦楽部門第2位。
   2014年、FLAME国際コンクール(パリ)第3位。

   日本各地でソロリサイタル、室内楽コンサートの出演多数。
   これまでに、現田茂夫氏指揮大阪センチュリー交響楽団、湯浅卓雄氏指揮芸大フィルハーモニア、円光寺雅彦氏指揮東京フィルハーモニー交響楽団、
   小林研一郎氏指揮日本フィルハーモニー交響楽団、三ツ橋敬子氏指揮京都市交響楽団等多数のオーケストラと共演。


   奥村友美 Tomomi Okumura (ピアノ)

   

   
   静岡県浜松市出身。4歳よりピアノを始め、第46回全日本学生音楽コンクール全国大会中学生の部第1位受賞。

   東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部卒業時に同声会賞および読売新人賞受賞。
   弱冠19歳でパデレフスキー国際ピアノコンクール(ポーランド)第1位受賞。
   
   2001年に渡独し、財団法人ロームミュージックファンデーションの奨学生として、ベルリン音楽大学ハンスアイスラーに留学、同大学及び同大学院にて研鑽を積む。
   2005年ケルン国際ピアノコンクール第3位。
   2006年ゲザ・アンダ国際ピアノコンクール(スイス)第3位を受賞、副賞としてコンサート契約を交わし、ボーデン湖音楽祭、チェスキークルムロフ音楽祭に招待されるなど
   ヨーロッパを中心に15か所でリサイタルやオーケストラとの協演を果たす。
   
   2008年ベルリン音楽大学ハンスアイスラー大学院を最高位の成績で卒業、ドイツ国家演奏家資格を取得。同年ドイツ、チェコ5都市でのコンチェルトツアーも好評を博した。
   浜松フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、ブランデンブルク管弦楽団、西ドイツ放送交響楽団、
   チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、チェコ国立モラヴィアフィルハーモニー管弦楽団など国内外のオーケストラと協演。
   
   NHK-FM「名曲リサイタル」、第30回横浜市国際招待ピアノ演奏会に出演するなど国内外にてソロ・室内楽の分野で意欲的に活動する。
   これまでに安倍紀子、故・中島和彦、倉沢仁子、播本枝未子、ゲオルク・サヴァの各氏に師事。

   現在演奏活動の傍ら国立音楽大学にて後進の指導にあたっている。
   ホームページ http://tomomiokumura.com/


   




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何度も書いてごめんなさい。(3月のブログから)

2018-09-19 12:06:18 | 日記
今期最終のかやぶき倶楽部、川島幸子ソプラノリサイタル、今週末です。

素晴らしいコロラトゥーラソプラノのアリアを沢山お聴きできます。



農繁期でお忙しいことと存じますが、是非、ご都合をつけてお越し下さい。

今朝、新聞にも紹介されました。

先ほど他の新聞社の記者さんもお出で戴きました。

少しずつ、少しずつ、お仲間が広がっていけばと思っています。

3回も載せてしまいますが、今の心からの願いです。



種をまく(3/5のブログから)

花々の美しさは、誰の目にもはっきり見えますが、目には見えないものの美しさ、魅力を伝えるのは・・・。

難しい、とっても難しいです。

それでも、それでも種をまかなきゃ。


音楽を含めて文化は、はっきりとした形が見えにくい。

もちろん経済活動に貢献なんて、よほどのメージャー活動でない限り、なかなか・・・、達成は夢のまた夢かもしれません。

11日は、東日本大震災が起きた日でした。あの時、自分が何処にいたかを、良く覚えています。

その日のテレビに映った津波の光景に、言葉にならない無力感が、心の奥底に沈みました。

私たちのようなちっぽけな力では、何も出来ない、せめて募金をと。


でも、その後、教えられました。音楽にも、音楽だからこその力、他にまねできない力があると。

音楽は、どなたにも、分け隔て無く伝わります。喜びあふれている者にも、悲しみにくれている方へも、裕福な方へも、明日の食料が心配な方へも・・・。

どんな風に心へ入り込んだかは、誰にも見えませんが・・・。


文化は人間だから得ることが出来た糧、人間が生きる証かな。

いつか花が咲く、たとえ見えなくても。

先日、尊敬している方から、「奥さん、学校では教えられない事をしているのだよ。」って。


種をまく(2)種になる(3/18のブログから)


この1年、一番広がったことは、広い地域から、ご参加下さる方がとても増えたことです。

もちろん地元伊那市が一番多いのですが、伊那市を見ても富県ばかりでなく、他地区(ほとんど全てから)の方がとても多くなりました。

コンサートは異なったジャンルをご紹介できるよう企画していますので、それぞれの方の好みもあるのでしょう、毎回顔ぶれも変わります。


自分自身を振り返っても、コンサートで全く初めての分野がありましたから。

わりと、音楽を勉強した者でさえ、興味あることが絞られ、ジャンルが偏ることが多い・・・。

でも音楽は本当に広く、沢山の分野があるし、経験しなければ分からない、楽しいことが、いっぱいあります。


一昨日、ホールで素敵な演奏会がありました。

並んだ演奏曲はどなたでも楽しめる選曲でしたが、お子さんたちは数えるほど、んー、いくらアウトリーチをしても、学校の体育館とホールでは違うから・・・。ホールにいらして欲しい!

どうしたものかなー?


今、私のような団塊の世代は一線から徐々に退き、少し時間に余裕が出来たでしょうか。

社会のお役に立ちたいとお考えの方も多いかな。

自分自身の楽しみも付いてきますから、是非、種になって下さい。

コンサートは、ある程度の人数が欲しいのです。かやぶきに限らずホールでも。

お若い方々は、まだまだ、数が足りないから。


先ほど書きましたが、新しい音楽にも触れてみて!

きっと”ふーん”って思います。いえ、素晴らしい演奏は、たとえ初めて出会っても、ものすごく感動します。

追っかけていきたいような、演奏に出会うかもしれない、これ本当の話。


音楽は”聴く”から始まります。

皆さん、種になって下さい。

伊那市の小さな地域も、あと9年で東京から1時間半、もう少し短縮出来るかも、リニアが開通すればね。

中央高速道経由の所要時間と比べると、半分以下になるはずだそうです。長野市周辺や松本とも、同じ条件となるかもしれない。

私たち自身では、その時代を見ることが出来ないかもしれませんが。


その準備、種を蒔く、そして種になってください。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第52回福川伸陽ホルンリサイタル フルプログラムです。

2018-09-13 12:03:21 | 日記
真っ赤に染まった「さんつがる」、リンゴを朝食にいただきました。先日、近所の即売所で求めたものです。

生産者の方が、すまなそうに「傷があるから、本当は売りたくないのですが・・・すぐに召し上がってね。」と。

おつらいのは、手塩にかけて育てた方。台風の傷跡はこの辺りでも。

でも、北海道地方は、もっと、もっと大変な状況と思います。

今回Facebookとても役立ちました。ここに書くことではないと思いますが・・・。

とにかくご無事だったことが最初に分かりましたから。どうぞ一日も早く日常が取り戻せますよう、復興が進むことを心よりお祈り致します。



第52回福川伸陽ホルンリサイタルのフルプログラムをご連絡戴きましたので、お知らせ致します。

今年、レナードバーンスタイン生誕100年の記念年になります。

バーンスタインの代表曲である「ウエストサイドストーリー」、

とても演奏が難しいと言われる楽器ホルンとピアノのために編曲された曲を全曲通して演奏下さることになりました。

N響ホルン首席奏者、福川伸彰さん、そしてピアニスト三浦友理枝さんのお二人で! 素晴らしい演奏会になることと思います。



   
第52回 かやぶき倶楽部5周年記念 

     福川伸陽ホルンリサイタル      ピアノ 三浦友理枝

   日時 11月17日(土)午後3時開演(午後2時30分開場)

   会場 伊那市富県8768 金鳳寺

   演奏予定曲 作曲 : レナードバーンスタイン
            編曲 : 小林健太郎
            演出 : 佐藤美晴
            ウエストサイドストーリー        

   プロフィール   

    福川伸陽 Nobuaki Fukukawa (ホルン)


        

   
   「福川伸陽のホルンの響きが聴こえてくると、世界が一瞬にして変化するような気がする。ここではない世界のどこからか、不意に風が吹きわたってくるかのように。」(毎日新聞)
   「技のデパート」(音楽の友)
   「日本のホルン演奏の歴史を変えたといっても過言ではない」(日本ホルン協会)


   NHK交響楽団首席奏者。第77回日本音楽コンクール ホルン部門第1位受賞。

   ソリストとして、小林研一郎、沼尻竜典、下野竜也、手塚幸紀、梅田俊明、山下一史、藤岡幸夫、杉山洋一、鈴木優人らの指揮者と、パドヴァ・ヴェネト管弦楽団、京都市交響楽団、
   日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、N響メンバーによる室内オーケストラ、横浜シンフォニエッタ、兵庫芸術文化センター管弦楽団、
   東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団他と共演している。
   
   国内外の重要な指揮者、演奏家の信頼も篤く、パーヴォ・ヤルヴィやファビオ・ルイージをはじめ、故ビエロフラーヴェクなどの絶賛や、ライナー・キュッヒル(ウィーン・フィルハーモニー
   管弦楽団コンサートマスター)、ハインツ・ホリガー(オーボエ奏者、作曲家)との共演も記憶に新しい。
   
   日本各地やアメリカ・ヨーロッパなどに数多く招かれており、「la Biennale di Venezia」「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」「東京・春・音楽祭」などをはじめとする音楽祭にも
   ソリストとして多数出演。
   
   ホルンのレパートリーの拡大をライフワークとして、作曲家への委嘱や世界初演を積極的に行っている。福川伸陽のために書かれた作品は、吉松隆「Spiral Bird Suite」、
   藤倉大「ホルン協奏曲第2番」「ゆらゆら」「ぽよぽよ」、田中カレン「魔法にかけられた森」、川島素晴「Rhapsody in Horn」、酒井健治「In a blink」「告別」、
   鈴木優人「世界ノ雛型」「モーツァルティアーナ」「Romantissimo」、狭間美帆「Letter from Saturn」など数十曲に及ぶ。
   
   ソロ活動はフレンチホルンの分野に留まらず、ナチュラルホルン、ウィンナーホルン、フランス式ピストンホルンなどのピリオド楽器にも及び、バロックホルン奏者としては
   バッハ・コレギウム・ジャパンへも度々客演している。
   
   近年は室内楽にも力を入れ「N響精鋭メンバーによるハルモニームジーク」やソリスト達で構成される木管アンサンブル「東京六人組」などで積極的な活動を展開。
   リサイタルや室内楽、協奏曲の演奏は、NHK、テレビ朝日、フジテレビをはじめ、ドイツ、イタリアなどでも放送された。
   
   キングレコードより3枚のソロCD、リヒャルト・シュトラウスの協奏曲第2番のライブレコーディングや、オクタヴィアレコードより多数の室内楽CDをリリースし、
   音楽之友社刊「レコード藝術」誌上にて特選版に選ばれている。
   
   オフィシャルウェブサイト www.nobuaki-fukukawa.com


   
   三浦友理枝 Yurie Miura (ピアノ)

    
   

   1981年東京生まれ。3歳よりヤマハ音楽教室に入会、1993年よりヤマハマスタークラスに在籍。江口文子、ヴェラ・ゴルノスタエヴァ、浦壁信二各氏に師事。
   05年英国王立音楽院大学課程を首席で卒業。07年同音楽院・修士課程を首席で修了。クリストファー・エルトン氏に師事。

   95年「第3回ゲッティンゲン国際ショパンコンクール」第1位受賞。これを機にドイツなどでコンサート活動を開始。
   99年「第3回マリエンバート国際ショパンコンクール」最年少で第1位受賞。
   01年「第47回マリア・カナルス国際音楽コンクール」ピアノ部門第1位、および金メダル、最年少ファイナリスト賞、カルロス・セブロ特別メダル賞を受賞。
   06年9月には「第15回リーズ国際ピアノコンクール」にて特別賞を受賞した。
   02年ロンドン・ソロイスツ室内オーケストラとの共演でロンドンデビュー。
   04年には国際ショパン協会ウィーン本部の招きでリサイタルを行いウィーンデビュー。同年、ロンドン・ソロイスツ室内オーケストラと再共演。
   これまでに、東京フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、群馬交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、日本セン
   チュリー交響楽団、大阪交響楽団、京都市交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、広島交響楽団、九州交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、
   山形交響楽団、シンフォニア・ヴァルソヴィア、ロンドン・ソロイスツ室内オーケストラ、カイロ交響楽団など国内外の主要オーケストラと多数共演。
   10年東京オペラシティ主催のリサイタルシリーズB→Cに出演、15年にはフィリアホールにおいて「ラヴェルピアノ作品全曲演奏会」を行うなど注目を浴び続けている。
   また「ラ・フォル・ジュルネ」、「東京・春・音楽祭」、「仙台クラシックフェスティバル」等の音楽祭にも数多く招かれている。
   
   室内楽の分野でも幅広く活躍しており、オランダ人ヴァイオリニスト、シモーネ・ラムスマとはエルガーのCDをリリース(NAXOS)、イギリス、オランダ等でコンサート・ツアーも行った。
   また、09年川久保賜紀(ヴァイオリン)、遠藤真理(チェロ)とピアノ・トリオを、15年にはソリスト達で構成される木管アンサンブル「東京六人組」を結成するなど積極的な活動を展開している。   
  
   「名曲リサイタル」「ベスト オブ クラシック」「クラシック倶楽部」「みんなのショパン」「きらクラ!」などテレビ、ラジオの出演も数多く、10年にはFM仙台のクラシック番組で1年間パーソナリティを務めた。
   05年、エイベックス・クラシックスよりCDデビュー、18年5月発売の6枚目のソロアルバム『バラード&スケルツォ』のほか、05年『印象』、07年『エチュード』、09年『ピアノ協奏曲ト長調 ラヴェル:ピアノ作品集』、
   同年川久保賜紀、遠藤真理のトリオによる『RAVEL』、10年『ショパン:24のプレリュード』、14年『ミニアチュアーズ』をリリースしている。
   「ショパン:24のプレリュード」「ミニアチュアーズ」は「レコード芸術」(音楽之友社)で特選盤に選ばれている。

   2016年、第26回新日鉄住金音楽賞〈フレッシュアーティスト賞〉を受賞した。

   オフィシャルウェブサイト www.yuriemiura.net

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第51回加藤文枝・奥村友美デュオリサイタル フルプログラムです。

2018-09-09 21:26:10 | 日記
この度の北海道の地震、被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。

一日も早く、元の生活が送れますよう、お祈り申し上げます。


信州も、おかしなお天気が続いています。寒かったり暑かったりで・・・。

雨が毎日降っています。又、台風が来るとか。刈り取るばかりに実った稲は、何時刈り取れるのでしょう。

それでも草ばかり背丈が伸びて、伸びて。最近草取りに精出しています。




第51回加藤文枝・奥村友美デュオリサイタル、フルプログラムが届きました。

お二人の演奏、楽しみにしていらっしゃる方が沢山お出でです。


   第51回 かやぶき倶楽部5周年記念 

       加藤文枝(チェロ)・奥村友美(ピアノ)デュオリサイタル

   日時 10月20日(土)午後3時開演(午後2時30分開場)

   会場 伊那市富県8768 金鳳寺

   Program   エルガー:愛の挨拶
           シューベルト:アルペジョーネソナタより 第1楽章
           ファリャ:火祭りの踊り
           ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番月光より 第1、3楽章(ピアノソロ)
           ラフマニノフ:ヴォカリーズ
           パガニーニ:モーゼの主題による変奏曲

   プロフィール

   加藤文枝 Fumie Kato (チェロ)


   

   
   東京芸術大学音楽学部器楽科チェロ専攻卒業。学内にて、安宅賞、アカンサス賞、三菱地所賞受賞。同大学院修士課程卒業、アカンサス音楽賞受賞。
   パリ市立音楽院、満場一致の首席で卒業。
   故 杉山 實、ドナルド・リッチャー、アラン・ムニエ、河野文昭、ラファエル・ピドゥの各氏に師事。また、室内楽を岡山潔、松原勝也、P.ルコール、E.ルサージュ、P.メイエの各氏に師事。
   
   サントリーホール室内楽アカデミー第1期生。平成23年度京都市藝術文化特別奨励者。
   2011・2012年度ロームミュージックファンデーション奨学生。
   財団法人地域創造による公共ホール音楽活性化事業、平成26・27年度登録アーティスト。
   CHANEL Pygmalion Days アーティスト。

   2000年、日本クラシック音楽コンクール全国大会第3位。札幌ジュニアチェロコンクール優秀賞、山藤賞受賞。
   2001年、泉の森ジュニアチェロコンクール高校生以上部門金賞受賞。京都芸術祭「世界に翔く若き音楽家たち」に出演、奨励賞受賞。
   
   2006年より1年間、パリエコールノルマル音楽院に給付生として入学。
   2008年、第8回ビバホールチェロコンクール第1位。
   2009年、第13回松方ホール音楽賞、併せて特賞受賞。第7回東京音楽コンクール弦楽部門第2位。
   2010年、第8回東京音楽コンクール弦楽部門第2位。
   2014年、FLAME国際コンクール(パリ)第3位。

   日本各地でソロリサイタル、室内楽コンサートの出演多数。
   これまでに、現田茂夫氏指揮大阪センチュリー交響楽団、湯浅卓雄氏指揮芸大フィルハーモニア、円光寺雅彦氏指揮東京フィルハーモニー交響楽団、
   小林研一郎氏指揮日本フィルハーモニー交響楽団、三ツ橋敬子氏指揮京都市交響楽団等多数のオーケストラと共演。


   奥村友美 Tomomi Okumura (ピアノ)

   

   
   静岡県浜松市出身。4歳よりピアノを始め、第46回全日本学生音楽コンクール全国大会中学生の部第1位受賞。

   東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部卒業時に同声会賞および読売新人賞受賞。
   弱冠19歳でパデレフスキー国際ピアノコンクール(ポーランド)第1位受賞。
   
   2001年に渡独し、財団法人ロームミュージックファンデーションの奨学生として、ベルリン音楽大学ハンスアイスラーに留学、同大学及び同大学院にて研鑽を積む。
   2005年ケルン国際ピアノコンクール第3位。
   2006年ゲザ・アンダ国際ピアノコンクール(スイス)第3位を受賞、副賞としてコンサート契約を交わし、ボーデン湖音楽祭、チェスキークルムロフ音楽祭に招待されるなど
   ヨーロッパを中心に15か所でリサイタルやオーケストラとの協演を果たす。
   
   2008年ベルリン音楽大学ハンスアイスラー大学院を最高位の成績で卒業、ドイツ国家演奏家資格を取得。同年ドイツ、チェコ5都市でのコンチェルトツアーも好評を博した。
   浜松フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、ブランデンブルク管弦楽団、西ドイツ放送交響楽団、
   チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、チェコ国立モラヴィアフィルハーモニー管弦楽団など国内外のオーケストラと協演。
   
   NHK-FM「名曲リサイタル」、第30回横浜市国際招待ピアノ演奏会に出演するなど国内外にてソロ・室内楽の分野で意欲的に活動する。
   これまでに安倍紀子、故・中島和彦、倉沢仁子、播本枝未子、ゲオルク・サヴァの各氏に師事。

   現在演奏活動の傍ら国立音楽大学にて後進の指導にあたっている。
   ホームページ http://tomomiokumura.com/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする