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”みて きいて うたって 感じて” 暮らしに素敵な音楽を

  コンサートと歌声のサークル、お待ちしています。

第27回かやぶき倶楽部 川島幸子ソプラノリサイタル 終了致しました。

2016-06-22 23:36:47 | 日記
梅雨の真っ最中でしたが、嬉しいことに、とても良いお天気に恵まれ第27回かやぶき倶楽部は無事終了致しました。

コンサートは久しぶりに歌で、それも超絶技巧といわれるコロラトゥーラソプラノの川島幸子さん、そしてピアノは川島基さんをお迎えいたしました。

お二人共、ドイツで14年もの長い間活躍された素晴らしい演奏家です。

プログラムは、コロラトゥーラソプラノの代表的な曲を並べて演奏して下さいました。




   川島幸子ソプラノリサイタル

                        ピアノ 川島 基

         

   
   
   
   プログラム

     ♪ ヨハン・シュトラウス2世作曲     「春の声」

     ♪ ヘンデル作曲    オペラ「リナルド」より

       アルミレーナのアリア ”泣かせて下さい”
       
     ♪ ヴェルディ作曲   オペラ「リゴレット」より

       ジルダのアリア ”麗しの方の名は”

     ♪ ドニゼッティ作曲  オペラ「ランメルモールのルチア」より

       狂乱の場


     ♪ アンコール

       武満 徹 作詞・作曲      「小さな空」


アンコールを含めて、皆の期待度を遙かに超えたコンサートでした。

歌のコンサートは、やはり誰にでも分かりやすいのかな?かやぶき倶楽部のオープニングコンサートの時もそうでしたが、

言葉が分からなくてもストレートに感じられる部分が多いのかもしれません。

それにしてもコロラトゥーラの技術をさらりと披露して下さいました。

リハーサルの頃からお手伝いをしていたスタッフの一人が、「孫がいつも先生から言われる体(お腹周辺)で歌うということが本当に良く分かった。」と話されていました。

ドレスアップ前の川島さんの歌っていらっしゃる姿を、じっとごらんになっていたそうです。



曲間のMCを担当された川島基さん、川島幸子さん同様素晴らしいキャリアのピアニストです。プログラムには書いてありませんが、幸子さんとはご夫妻です。

MCはドイツについてを、お話しされました。

ヨーロッパの冬はことのほか厳しいこと、ですから皆が春を待ち焦がれ、多くの作曲家達が春をテーマに曲を作っていること等、

そしてその春に初めてドイツの地へ降り立ったことなどを、伺いました。

芸術に国境は無いと言われても、ドイツでの14年間というと随分色々経験されたと思われます。

お二人とも音楽大学でも教えていらっしゃいますが、音楽以外でも、沢山の事を教えて戴ける素敵な先生なのでしょうね。



このブログで前もってご案内してありましたが、前日にNHKBSで川島さんの演奏が放映されました。

もう一度9月5日(月)5:00~5:55 BSクラシック倶楽部 で放映予定です。

お見逃しになった方は是非ご覧下さいませ。

でも私たちは何よりのライヴでお聴きできたのですから。

是非、再び、このようなコンサートをお聴きできたらと、心から願っています。

きっと皆、同じ気持ちだと思います。


               



 









        


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