かやぶき倶楽部 WEBSITE

”みて きいて うたって 感じて” 暮らしに素敵な音楽を

  コンサートと歌声のサークル、お待ちしています。

第61回かやぶき倶楽部森谷真理ソプラノリサイタル フルプログラムです。(2)

2019-09-29 11:33:00 | 日記
森谷さんから、「歌曲のチクルスはどうですか?」と。

「シューベルトやシューマンでしたら・・・、(どうかなー?どうかなー?とは思ったのです・・・何時も初めてのことには、心配性で・・・)
オペラのアリアがあれば・・・。」
ごめんなさい、ご出演戴けると言う嬉しさも脇へ置いて、遠慮もなく「蝶々夫人」をリクエストさせて戴きました。


勿論、内心「何て素敵なのだろう!」って。
そして、森谷さんが、来年「ルチア」を日生劇場で歌われることを知った時、思い出しました。

あの真新しくキラキラの劇場で初めて出会った声、それがきっかけでリートの世界も夢中になって。
あの時代、どうしても日本とヨーロッパの差はものすごかったし・・・、世界中の歌手が、ラッシュアワーのように来日。


余りに好きになった歌を歌ってみたいと。
「きみねー、これは男声の歌だよ。」その日とても機嫌の良かった先生は、ご自分で歌って下さいました。
バリトン、ピアノもとても達者、そう、歌曲は、歌とピアノで全てを表現します。


きっと森谷さんは、今回ここで、歌とピアノで表現するドイツリートの世界、ホンモノをお聴かせ下さるのだと思いました。


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7期かやぶき倶楽部オープニング記念 第61回かやぶき倶楽部森谷真理ソプラノリサイタル フルプログラムです。

2019-09-27 18:58:54 | 日記
秋風に誘われ、上伊那地域は、様々なコンサートが多い、今季はことに歌が多いようです。

かやぶき倶楽部7年目、長野県の支援を戴いた年から、毎月チラシを作るようになり、その後も続けています。

スタッフが少なく、力も足りず、フウフウ言いながらの一年間、ご出演戴いた演奏家の皆様のお陰で、とっても素晴らしいコンサートを積み重ねてきました。

いよいよ第7期を迎えます。フルプログラム、届いています。

ここで、お聴きできる!! ドイツリートの世界をこんなに豊かに!

そして、森谷さんが東京でまもなく演じられる「蝶々夫人」からのアリア!


   


   7期オープニング記念

   第61回かやぶき倶楽部森谷真理ソプラノリサイタル         ピアノ 比留間千里

   日時 10月19日(土)午後3時開演(午後2時30分開場)

   会場 伊那市富県8768 金鳳寺

   プログラム

      シューベルト : ズライカ Ⅰ
      シューベルト : 夜と夢
      シューベルト : 糸紡ぎのグレートヒェン

      シューマン  : 歌曲集「女の愛と生涯」   1 あの人に会ってから
                                   2 だれにもまさる君
                                   3 わたしにはわからない
                                   4 この指につけた指輪よ
                                   5 友よ、手をかして
                                   6 やさしい君よ、いぶかりの目で
                                   7 胸に抱いて
                                   8 はじめての悩みを

      多忠亮    : 宵待草

      プッチーニ  : 歌劇「蝶々夫人」より  
                 蝶々夫人のアリア『ある晴れた日に』


   プロフィール

   森谷 真理(もりや まり) ソプラノ
   Mari Moriya Soprano


   

   武蔵野音楽大学大学院及びマネス音楽院修了。
   
   2006年ニューヨーク・メトロポリタン・オペラ『魔笛』夜の女王役で大成功を収める。
   
   欧州、アメリカでは『トゥーランドット』リュー、『ラクメ』『マリア・ストゥアルダ』『椿姫』表題役、
   『ラ・ボエーム』ミミ、など様々な役を演じ、ウィーン・フォルクスオーパーなどにも出演。
   
   国内ではびわ湖ホール『リゴレット』ジルダ、日生劇場『後宮からの逃走』コンスタンツェ、
   『ばらの騎士』元帥夫人、『蝶々夫人』表題役、びわ湖ホール『ワルキューレ』ジークリンデ、日生劇場『魔笛』パミーナ、
   東京二期会『サロメ』表題役に出演。
   
   今後は10月『蝶々夫人』表題役、12月藤沢市民オペラ『湖上の美人』エレナ、2020年1月びわ湖ホール「こうもり」ロザリンデ、3月びわ湖ホール『神々の黄昏』グートルーネ、
   11月日生劇場『ランメルモールのルチア』表題役に出演予定。
   
   小山評定ふるさと大使。二期会会員 
   
   公式HP http://www.marimoriya.com/home


   比留間 千里(ひるま ちさと) ピアノ
   Chisato Hiruma Piano


   
      
   武蔵野音楽大学ピアノ科卒業 同大学院修了。在学中より演奏活動を始める。

   緻密な音楽作りと多彩な音色には定評があり、現在主に声楽、器楽の伴奏者として多方面で活躍している。

   伴奏法をヤン・ホラーク氏に、ドイツリートをクリスティアン・ドゥ・ブロイン氏に師事。

   第11回チェコ音楽コンクール声楽部門最優秀伴奏者賞受賞。
  



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第60回かやぶき倶楽部森岡有裕子安原三保子フルートデュオコンサート終了致しました。

2019-09-26 09:07:10 | 日記
第60回かやぶき倶楽部森岡有裕子安原三保子フルートデュオコンサート終了致しました。

「雨が降ったら、いけます。」という予約?があって・・・そう運動会シーズンなのです。

初めて、フルートを吹くことになった中学1年生の参加もありました。

素敵な出会いがあって良かったね。多分フルートだけでなく、クラシック音楽も初めてだったかしら?


   

   第60回かやぶき倶楽部森岡有裕子安原三保子フルートデュオコンサート

   プログラム  
      ・W.A.モーツァルト/オペラ『魔笛』より ”私は鳥刺し“ “妙なる響き”
      ・C.ニールセン/二重奏 Allegro-Andante-Rondo
      ・C.W.グルック/精霊の踊り
      ・W.A.モーツァルト/オペラ『フィガロの結婚』より “なくしてしまった どうしよう” ”もう飛ぶまいぞこの蝶々“
      ・F.シューベルト/鱒(ます)[原曲:ピアノ五重奏 D667 第4楽章]
      ・G.ペトラッシ/天使の対話
      ・W.A.モーツァルト/「きらきら星」変奏曲


和やかに、お二人のお話を交えてプログラムは進みます。時々身振り、手振りや笑いも挟んで。

         

ピアノ無しのフルート二重奏は、初めて。

フルートの存在そのものが、楽しい曲を通してしっかり聴き取れます。二本の線で描かれる音楽、同じ楽器でのハーモニー、個々の音色の鮮明さ。

どの曲も素敵でしたが、ペトラッシが印象深かった、現代音楽といっても、昨今そう垣根がないみたい。

時代はどんどん流れていて、現代音楽の幅もとっても広くなりましたし、皆さんの集中力も一層高まっていたように感じました。

      


アンコール曲は「紅葉」。終わって、お二人と少しお話が出来ました。

その中に、著名なピアニストさんのセミナー?だったのでしょうか、そこでの話から。

「どなたでも気楽に参加できるコンサートが多くなった昨今、演奏家としての矜恃、本来の使命(言葉は違うかもしれません、私が考えたので。)に

沿ったコンサートの大切さを忘れないようにしたい。」と。

その通り!です。でも重く、難しい、何時も何時も考えています。


昨日お聞きしたこと、長野県に近い将来出来るリニアの新駅は”無人駅”だそうです。

人間の代わりに、機械しか設置されない!! 時代は刻々と進んでいくのですね、素敵な音楽の世界は、広く何時までも残って欲しいです。


森岡さん、安原さん、今回は本当にありがとうございました。


 

  

      




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第60回かやぶき倶楽部森岡有裕子安原三保子フルートデュオコンサート、今週末です。

2019-09-17 08:02:51 | 日記
今シーズン最後のコンサート、第60回かやぶき倶楽部森岡有裕子安原三保子フルートデュオコンサート今週末になりました。

   


   第60回かやぶき倶楽部森岡有裕子安原三保子フルートデュオコンサート

   日時 9月21日(土)午後3時開演(午後2時30分開場)

   会場 伊那市富県8768 金鳳寺

   プログラム  

      ・W.A.モーツァルト/オペラ『魔笛』より ”私は鳥刺し“ “妙なる響き”

      ・C.ニールセン/二重奏 Allegro-Andante-Rondo

      ・C.W.グルック/精霊の踊り

      ・W.A.モーツァルト/オペラ『フィガロの結婚』より “なくしてしまった どうしよう” ”もう飛ぶまいぞ“

      ・F.シューベルト/鱒(ます)[原曲:ピアノ五重奏 D667 第4楽章]

      ・G.ペトラッシ/天使の対話

      ・W.A.モーツァルト/「きらきら星」変奏曲



かやぶき倶楽部で、管楽器の2重奏は初めてです。

様々なアンサンブルをお聴きできたらと。

フルートは、中学で初めて出会う楽器の一番位かしら?そしてかなりの率で、大人になっても楽しんでいる楽器と想像します。

音楽をお仲間同士で楽しめる、生活の中に音楽が根付く楽器の一つかな。

伊那市周辺を見てもフルートを楽しんでいらっしゃる一般の方々が沢山、コンサートもあります。


涼やかな秋風が吹き始めた季節に、素敵な音色が織りなすコンサート、是非お出かけ下さい。

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第62回かやぶき倶楽部 小山弦太郎サクソフォーンリサイタルのお知らせ(2)

2019-09-02 23:36:29 | 日記
小山さんをお聴きしたのは、3年ほど、いえもっと前だったでしょうか。

隣町ホールでの、所属するグループ『クワチュール・ベー』公演の時、ホール以外にも、保育園などでもなさったようです。

今、小さなお子様が入場出来るコンサートは、あちこちで開催されています。

つい最近、お子様たちの夏休みに神奈川県立音楽堂でも素敵な催しが開かれていることを知りました。

昔、高校生たちと紅葉坂をテクテクと良く通いました。いまは、もっともっと、素敵な試みがされているのですね。


話を戻して、『クワチュール・ベー』のコンサート、初めは様々な反応で、コンサートに慣れていない方(大人やお子さんがた)が、かなり大勢いらして、ガヤガヤと。私も一寸・・・ビックリ。

ところが、演奏されている4人は、微動だにしない!(言葉が変かな)本当にしっかりと演奏を続けられました。

3曲,4曲と演奏しているうち、だんだんお客さんたちの集中力が演奏へと向かい、楽しい会に。

めげずに演奏できる、プロの演奏を目の当たりにし、感心したことを憶えています。

地方では、たまにあるのです。
例えば、外国からの引っ越しオペラで、消化公演?も、あるいは、演奏家が無反応の生徒さんに、困って・・・。

ライヴは怖いし、だから楽しい!

少しずつ、大人のお客さんも学ぶのですから、お子さんたちは、なおさら回を重ねないとね。

それがなかなか出来ないことに、なさけない想いも致します。

めげないで続けることが、少しでも前進するのだからと。

それでもやはり、お子さんは少ない。学校関係の方は、無理にご家庭には言えないと。

でも、色々な面で大人たちの柔軟な判断(ご家庭も、学校も)が必要かと思います。

沢山の良い音楽を聴いて欲しいです。特にお子様方には、ホンモノに出会って欲しい。

中学校に入り、初めて楽器に出会うお子さんが多くいると思います。自分がこれから演奏する楽器の美しい音をまず聴いて欲しいと思っています。


小山さんは信州の出身、小諸高校でも後進の指導をなさっていらっしゃいます。

指導者としての熱い想いがブログに一杯ありました。

   


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