かやぶき倶楽部 WEBSITE

”みて きいて うたって 感じて” 暮らしに素敵な音楽を

  コンサートと歌声のサークル、お待ちしています。

未来のコンサート風景は?

2020-06-26 18:20:01 | 日記
牡丹、芍薬、薔薇、菖蒲、そして今は紫陽花かな、季節は移っています。
信州では、このような豪華な花ばかりでなく、お茶室でしか知らなかった小っちゃな野草も、季節を代表するよう、元気な姿でスクスクと。

手入れが行き届かず自然のままの境内、季節の移り変わりは、この小さな草花たちにも教えられます。
美しく整えられていることもないので、植えた人しか判らないのですが・・・。

ずっとずっと前に植えて下さったカタクリが2年ほど前、ヒョッコリ一枚葉っぱが現れ、この春、初めて花を咲かせました。
20年以上も経って・・・植えた場所からはかなり離れた斜面でしたから、ビックリ。

此処の住人が喜ぶので、類は友を呼ぶよう、あちこちの片隅に野草が。
カタクリを植えた方々、今では90歳をとっくに越えていらっしゃる、鬼籍に入られた方もお出でです。
そういえば、今は亡き茅葺き職人の頭領が最後の仕事の折、持ってきて下さったクマガイソウも裏庭で元気に育っています。
「うちの婿様、野草が好きでねー。」と嬉しそうな頭領の笑顔が思い出されます。

           

一期一会、沢山のご縁で様々な草花が育っていますが、来年も無事その花々が咲き、そして音楽がこの山に響くでしょうか?

つい先日、お電話がありました。かやぶき倶楽部は始まるかと。
エッ、お手紙お出ししたけれど・・・と慌てましたが、昨年の12月コンサートから、かれこれ半年、待ちくたびれても不思議ではないものね。
世の中も、そして私たちのかやぶき倶楽部も課題がいっぱい。
考えても判らないことが多く・・・。

新聞の催し欄にもチラホラ記事が載り始めましたが、長野での実施は未だ。もちろん、近所のホールも。
さあーて?

未来のコンサート風景は?

この問題、もう少し深く調べる模様です。
福川さんのFacebookから、シェアさせて戴きました。
「#コロナ下の音楽文化を前に進めるプロジェクト」について



ここ数週間コロナ禍で違った形でのコンサート、その他にも沢山の音楽関係の配信を見ることが出来ました。
今まで何気なく観賞していたネットでの音楽にも、とっても真剣に観るせいか、目に見えない心の通い合いを改めて感じたりします。
切なくなるほど・・・。

音楽家の皆様の想いが、より沢山の方々に届きますよう、願って止みません。
今まで音楽に余り馴染みのない方々へも。良い機会ですもの。
いつも、お知らせしなくてはと思うのですが、相変わらず仕事が遅くて・・・、機を逸してしまうのです。


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間に合うかなあ?

2020-06-17 09:43:34 | 日記
先週末から、ネット配信による様々なコンサートが、開催されています。
少し前まで、無料配信が主でしたが、工夫、準備されたコンサートが少しずつ。

かやぶき倶楽部にご出演下さった、演奏家の皆様も。
様々な形で活動を始められていらっしゃいます。
ご縁を戴いた事から、少しずつ、Webを拝見しますが、どうぞ皆様もFacebookやTwitterを検索してみて下さいね。

取り急ぎ、ご近所の方々に、ご紹介したい事があります。
本日10時から、YouTubeで沙羅さんがお子様に向け版画のレクチャーをなさるようです。
この地方では、学校も保育園も始まっていて、午前10時にはご家庭にいらっしゃらないかと思いますが・・・。お家の方が大丈夫でしたら、見ておいて後でお子様とご一緒になさると楽しいかなと思います。

そして15時からは福川さんのリサイタルも同じチャンネルで。
どうぞご覧下さいませ。

東京では、この様に音楽活動が始まっているようです。
2,3日前から、いくつか拝見していますが、きっと沢山の方々にご覧戴けるよう、少しよく知られた曲目も並んでいるように感じますが、どうでしょう。
そして、どれも渾身の気合いが感じられるのですが、私がそう見ているからかしら・・・。


先ほどの沙羅さんのレクチャー、録画でも拝見出来るとのこと、可愛い動物達の塗り絵もおとせるとのことです。
その他音楽祭では、お子様向けプログラムが、他の日にも用意されてます。
(沙羅さんとは、伊那市の”ワイルドツリー”で、何度かお会いしました。)


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もう2ヶ月経ちます。

2020-06-13 21:16:29 | 日記
本当に久しぶり、ブログに書き込みます。
前回の活動休止のお知らせから2ヶ月近く経ちます。
信州も緑が眩しい季節から、シトシトとその緑を濡らす梅雨に入りました。
四季の風情が消えなくて良かった・・・。

写真は、丁度ゴールデンウィークに入った4月終わりの頃、山桜が咲き、そして最後の桜、八重桜が咲いています。(そう、Facebookに載せている写真の今年版。)



未だ、緑は煙るような若草色で山桜と混ざって、ボオーッと霞んでいるよう、大好きな風景でしたが、あっという間に暑くなって・・・、緑の季節と変わりました。

自然はこの様に美しく移り変わりましたが・・・、思いもよらない社会の有様。
何とも言えない毎日でしたが、それでもこの地域で心強かった(心温まる)事がありました。

いち早く工夫してフェイスシールドを作られた方、また消毒用アルコールを用意なさった酒造業の方、あるいは仕事柄、手に入りにくいマスクを用意し困っている医療現場へ。
地方の小さな町にも、頼もしい若い方々の一生懸命な姿がありました。
直接関わりがあったわけではありませんが、皆息子と違わない年頃の方々で、とっても嬉しかったです。頑張っているって。

会場(お寺)はと言うと、この2ヶ月、目まぐるしいくらい色々と。
入札、その日に契約、そして引っ越し準備、大勢の方々の力をお借りしての2週間にわたる引っ越しとお掃除。
6月、工事が始まりました。最初は、屋根の上に屋根を作ります。
一年間、大きなクレーンのお世話になります。

それにしても、音楽の場は・・・・。
ご近所の合唱団の活動も未だ・・・、でも学校では音楽関係の部活動が始まったようです。
少しづつ、少しづつですが、工夫を凝らして、音楽が聞こえてくる場が、その足音が近づいているような今日この頃となりました。
此処でも、少しずつご紹介いしたいと思っているのですが、お許し願えると嬉しいです。

宮澤賢治の「雨ニモマケズ」、遠い昔、たぶん初めて暗唱した詩、素敵なバッハの音楽とのコラボです。(鈴木優人さん&石丸幹二さん)





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