かやぶき倶楽部 WEBSITE

”みて きいて うたって 感じて” 暮らしに素敵な音楽を

  コンサートと歌声のサークル、お待ちしています。

かやぶき倶楽部の活動、1年間位休止について

2020-04-20 19:26:11 | 日記
山桜が咲き始めました。
足踏みしながら進む信州の春、でも巷の状況は日に日に悪化、この地域も開催予定のイベントが次々中止に。

とっても残念なお知らせです。

かやぶき倶楽部は、広く上伊那全域からのご参加ですが、今期、伊那市富県から出て、あちこちの地域におじゃまする計画でした。
公立、あるいは民間の施設をお借りしての、お出かけかやぶき倶楽部。

でも先日、夏や秋に計画していた施設から連絡、相談を受け、この状況下、使用困難となりました。
会場の他、これからの様々な状況の見通しがままならない現実も考慮してのことです。

秋まで全て企画完了準備していた訳ですが、コロナウィルス感染拡大予防のため、一年ほど先まで、活動休止との苦渋の決断を致しました。

ささやかな活動に、ご出演を快諾下さった音楽家の皆様、会員を始め応援して戴いている多くの皆様に、心よりお詫び申し上げ、再開を目指し努力を重ねていく所存です。

お出で戴いている方々には本日お便りを致しました。
関係機関にもご連絡申し上げます。
再開期日は、決定次第お知らせ致します。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。


この状況下、春先から色々考えたのです。ワルトビューネのように、戸外で出来ないかとか(マイクとアンプを利用、裏山の森で)、
会場の欄干を舞台に、前庭に椅子を、距離をとって並べてとか、もしかしたら金管や打楽器だったらマイクもいらないかもとか・・・素人の夢みたいな事・・・。

スタッフで、マスク作ろうかなんて、本気に思っていたのです。
しかし・・・余りにひどいコロナウィルス感染拡大で、どうにもならなかったです。

かやぶき倶楽部を始めて数年のある時、「いいかい、良い観客を作るのだよ。」と・・・。
そんな大それたこと出来るはずないけれど・・・「良い観客にはなれる。」と思いました。

だって、音楽大好きですもの。
この1年充電かな、みんなで。でもどうやって・・・。


昨日(4/19)の朝日新聞「芸術止める痛み感じて」、指揮者・沼尻竜典さんの記事を読みました。皆様も是非。
いつも温かい心を寄せてご協力戴いている音楽家の皆様に、改めて深く感謝申し上げ、一日も早く安心してご活躍出来ますよう、お祈り申し上げます。

スタッフ一同、再開の日が来ることを信じて、一生懸命準備したいと思っております。

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今年も桜が咲きました。(1)

2020-04-17 16:06:54 | 日記

今年も桜が咲きました。
此処の2本の他、裏の小高い森にもう1本のしだれ桜があります。同じ時に植えたのですが、それぞれの場でその木なりの育ち方です。



200有余年前に建てられた本堂(会場)改築の為、周囲の松の伐採、その他森林の整備を致しました。
中には、150年を越えた古木も。


40年ほど前、馬2頭が、伐採した木を曳いて急坂を駆け下りた光景が、目に浮かびます。
それに比べ、伐採、運搬その様は・・・何という機械の力!
勿論機械を操作するのは職人さんの見事な力量でしょうが・・・。

目の前で、機械の力を、まざまざと見せられました。





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今年も桜が咲きました。(2)

2020-04-17 12:11:09 | 日記
裏の桜もひょろひょろ伸びて、ようやく最近花もつくように。


この4月、かやぶき屋根の会場最後に開催されるはずだった、2つのコンサートが有ったのですが・・・。
とっても無念です。ギターやヴィブラフォン、そしてソプラノの歌声と、春の森の鳥たちとのコラボは夢となりました。自然は何も変わっていないのに・・・。

Facebookに初めて動画を入れました。此処の春をお伝えしたくて。

そしてこの切り株!1メートル近くになります。それでも150年位だとか。


この様に次の木を育てるには・・・150年いえ例え50年でも気が遠くなります。
先ほどの機械の力だけではどうにもならないこと。改めて自然の偉大さを。


多くの芸術家と周囲の先達が育んできた音楽は、人間だからこその力で、育ててきた。
自然と同じように、100年、200年、それ以上とたゆみなく育んできた・・・。
それが、今止まっている!


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