かやぶき倶楽部 WEBSITE

”みて きいて うたって 感じて” 暮らしに素敵な音楽を

  コンサートと歌声のサークル、お待ちしています。

第56回瀧村依里・奥村友美デュオリサイタル フルプログラムです。

2019-04-24 10:49:32 | 日記
山桜が咲き、やがて八重桜も、あちこち小さな春の花が咲き乱れる季節が続きます。

5月のかやぶき倶楽部には、瀧村依里さん、奥村友美さんをお迎え致します。

瀧村依里さんは、読売日本交響楽団首席の重責を担われている他、ソリストとしてオーケストラとの共演、あるいはリサイタル、各種室内楽、学校等へのアウトリーチ事業への参加など、

めざましくご活躍なさっていらっしゃるヴァイオリニスト。

また、奥村友美さんは、ピアニストとしての活動の他、国立音楽大学や、この4月からは長野県立小諸高校音楽科でも、後進のご指導をなさっていらっしゃいます。

長野県人としてはとっても嬉しいことです。

お二人とも何度もご出演下さっていますが、春は今回が初めて。

毎回、かなり無茶ぶりなお願いにもかかわらず、素敵なプログラムで演奏して戴き、とっても感謝です。


   


   第56回かやぶき倶楽部 瀧村依里・奥村友美デュオリサイタル

   日時 5月25日(土)午後3時開演(午後2時30分開場)

   演奏予定曲   ポルディーニ=クライスラー:踊る人形
              ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第9番「クロイツェル」より第1楽章
              シューベルト=リスト:セレナーデ(ピアノソロ)
              バルトーク:ルーマニア民族舞曲(ピアノソロ)
              ポンセ:エストレリータ
              サン=サーンス:序奏とロンドカプリチオーソ



   プロフィール

   瀧村依里(ヴァイオリン)


   

   神戸市出身。2000年第54回全日本学生音楽コンクール全国大会第1位、05年第3回東京音楽コンクール第1位、07年第8回フォーバルスカラシップ・ストラディヴァリウスコンクール第1位、
   08年第77回日本音楽コンクール第1位、併せてレウカディア賞、鷲見賞、黒柳賞受賞。

   これまでに関西フィル、仙台フィル、東京交響楽団、東京フィル、新日本フィル、東京シティフィル、セントラル愛知交響楽団、読売日響、日本フィルなど国内主要オーケストラと共演、
   各地でソロリサイタルを開催するほか、室内楽の分野でも積極的な演奏活動を行っている。
   09年紀尾井シンフォニエッタ東京シーズンメンバー。10年シャネル・ピグマリオンデイズ参加アーティスト。
   10年度より(財)地域創造公共ホール音楽活性化事業登録アーティストとして多彩なアウトリーチ活動を展開中。

   東京芸術大学附属高校を経て同大学を首席卒業、同大学院修了。学内にて安宅賞、アカンサス賞、三菱地所賞を受賞。
   ロームミュージックファンデーションの助成を得てウィーン国立音楽大学大学院を修了。
   ヨーロッパ各地のマスタークラスにて研鑽を積み、ドイツのカールフレッシュアカデミーでは選抜ソリストとしてフィルハーモニー・バーデンバーデンと共演、Brahms Preisを受賞。
   これまでに村田隆子、木田雅子、G.プーレ、玉井菜採、岡山潔、J.マイスル、D.シュヴァルツベルクの各氏に師事。

   平成25年度神戸市文化奨励賞、平成26年度坂井時忠音楽賞、平成28年度神戸灘ライオンズクラブ音楽賞を受賞。
   現在、読売日本交響楽団首席奏者。

   奥村友美(ピアノ)

   

   静岡県浜松市出身。4歳よりピアノを始め、第46回全日本学生音楽コンクール全国大会中学生の部第1位受賞。

   東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部卒業時に同声会賞および読売新人賞受賞。
   弱冠19歳でパデレフスキー国際ピアノコンクール(ポーランド)第1位受賞。
   
   2001年に渡独し、財団法人ロームミュージックファンデーションの奨学生として、ベルリン音楽大学ハンスアイスラー及び同大学院にて研鑽を積む。
   2005年ケルン国際ピアノコンクール第3位。
   2006年ゲザ・アンダ国際ピアノコンクール(スイス)第3位を受賞、副賞としてコンサート契約を交わし、ボーデン湖音楽祭、チェスキークルムロフ音楽祭に招待されるなど
   ヨーロッパを中心に15か所でリサイタルやオーケストラとの協演を果たす。
   
   2008年ベルリン音楽大学ハンスアイスラー大学院を最高位の成績で卒業、ドイツ国家演奏家資格を取得。同年ドイツ、チェコ5都市でのコンチェルトツアーも好評を博した。
   浜松フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、ブランデンブルク管弦楽団、西ドイツ放送交響楽団、
   チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、チェコ国立モラヴィアフィルハーモニー管弦楽団など国内外のオーケストラと協演。
   
   NHK-FM「名曲リサイタル」、第30回横浜市国際招待ピアノ演奏会に出演するなど国内外にてソロ・室内楽の分野で意欲的に活動する。
   これまでに安倍紀子、故・中島和彦、倉沢仁子、播本枝未子、ゲオルク・サヴァの各氏に師事。
   
   現在演奏活動の傍ら国立音楽大学、長野県小諸高等学校音楽科にて後進の指導にあたっている。
   ホームページ http://tomomiokumura.com/






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第55回かやぶき倶楽部 メーテルリンク ヴィブラフォン&ギター デュオコンサート終了致しました。

2019-04-22 07:48:35 | 日記
ウグイスが鳴き、ようやく桜が開花、遠方からのお客様を含め、たくさんのお客様をお迎えし、「第55回かやぶき倶楽部メーテルリンクデュオコンサート」が開催されました。

服部恵さんは、4回目のご出演、明るくパワーみなぎる演奏が、毎回好評。

今回、ギタリスト伊藤芳輝さんとご一緒、メーテルリンクの公演です。

伊藤さんは、おそらく、かやぶきコンサート始まって以来の超ベテランだと思います。

ギターばかりでなく、作曲、編曲にも実力を発揮、ご活躍。今日もきっと。


   

   Program

   Made in France(Bireli Lagrene)          
   イパネマの娘(A.C.Jobim)
   Good Morning J-Town (伊藤芳輝)
   くまんばちの飛行(Rimsky-Korsakov)
   Tango Suite 第2楽章、第3楽章(A.Piazzolla)
   ファランドール〜「アルルの女」第2組曲より(G.Bizet) 


お二人は、メーテルリンクとして昨年からツァーを。北は北海道、南は九州と演奏を重ねていらっしゃいます。

実力ある方同士が共演を重ねていくと、アアこうなるのねと言う見本(ごめんなさい、言葉が変かな?)を聴かせて下さいました。

見事と言うほか言葉がありません。

パーカッショニスト服部恵とギタリスト伊藤芳輝のデュオで醸し出す音楽、技量の見せ場がある、誰にも判るのです。

実は心配だったのです。メロディラインがはっきりしない場合など、あるいは曲に馴染みがない方々は大丈夫かしらと?

またまた心配性の私の取り越し苦労、皆様とっても幸せな笑顔でした。

   

ライヴこその楽しさ、お二人の演奏のやりとりばかりでなく、曲間のMCでも笑いが絶えません。

今日、モミ蒔きや、他の用事で参加できなかった方々、本当に残念でした。

終了後、どちらかというとポップスやジャズなどにお詳しい会員さんが、お二人共、とっても上手な方々だからと教えて下さいました。


それぞれの楽器の説明もあったのですが、フラメンコギターについてが興味深かったです。

このところギターに関心があったので、フーンって。説明の仕方がね、面白くて。


それと一番大切なこと、クラシックに限らず、どの音楽もライヴは本当に素敵!実際に聴かなくては判らない世界です。

機会がありましたら、クラシックファンの方も是非お聴きしてみて。

”百聞は一見に如かず。”

ちなみに、どれも素敵でしたが、私のお気に入りはピアソラでした。

そして、アンコールは「剣の舞」。

   

   

         
   

近年、伊那市のホールに超一流のギタリストの方がお見えになりました。

ホールの響きでお聴きしたのは、初めてだった私ですが、お客様の顔ぶれが、いつものコンサートと違う様に感じました。

ギター大好きな方が多かったのでしょうか。

40年もこの地に住んでいるので、常連の方々は何となく覚えていますから。

自分が大好きな音楽を聴きにいらっしゃるのは当たり前のことですが、初めての経験も大切かな。ほんとに素敵な響きでした。

好奇心、たくさん持ちたいです。

いつも、クラシックはどうもとおっしゃる方に、とにかく聴いてみてとお勧めしている私ですが、ポップスやジャズも同様。ねっ!


服部さん、伊藤さん、またお出で下さいね。この度はお忙しい中、有り難うございました。

翌日は京都でしたもの。大丈夫かなーってお見送りしました。



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第55回かやぶき倶楽部 メーテルリンク デュオコンサート、今週末です。 

2019-04-10 10:21:27 | 日記
今回のかやぶき倶楽部こそ「春いっぱい!」と思って、桜の写真、撮るぞ!と意気込んでいたのですが・・・。

今冬一番の雪が沢山、朝早く屋根から落ちる雪の音で目が覚めたくらい。

でも今日で良かったと胸をなで下ろした次第。

雪の写真も撮ろうと思ったのですが、寒くて、寒くて。

自然は気まぐれ、勝てません。


先週、かやぶき倶楽部に負けないほどのささやかなピアノの会を聴きに。

昨今、お子様が少なく・・・、おまけにピアノを学ぶ方も少なく・・・。

それでも、お子様方の1年間は、進歩が素晴らしい!そこだけ切り取ると嬉しくなるほど。

普段はどう?聞くだけ野暮かな。

それでも、中学生ぐらいになると、プロのConcertでも耳にする曲がチラリ。

「アア、やっぱりここからが出発、音楽を聴く喜び、音楽を奏でる喜びはこれからよ、頑張れ!」って思うのですが。

でもこの辺りから、生活は厳しくなる。

泳ぎを覚えたら、何時でも泳げるのと違い、ピアノは弾いていなければ煙のようにだんだん消滅していく、どんなに上達していても。

だからこそ、プロの方の努力は計り知れないのですが。


一つだけいつも気になること、”自分で演奏する、歌う”は、とっても努力しても、お手本になるような素敵な演奏を聴く努力は足りないかな?と。

忙しくても、探してね、演奏するのと同じくらいの熱意を持って。

ライヴとオーディオ機器とは、全く違う世界よ。

小さなピアニストたちにも、大好きで楽しんでる大人の方にも、心からのお願いです。

ピアノだけのことではありません。


さあ、あと数日でコンサート。

服部さんは、つい先日までスイスでオーケストラ公演だったようです。

今回はギターの伊藤さんとポップスと言ったら良いのでしょうか?んージャズかしら?

私の紹介は心許ないかもしれませんが、遠くからのお客様もお出でのようです。

私より詳しい会員さん、心当たりの方々を是非お誘い下さいませ。

先ほど、会場の長い木戸は、総勢8人で雪かきしましたから、大丈夫。用意万端整っています。

温かくしてお待ち致しますね。

第55回かやぶき倶楽部メーテルリンクConcert、今週末です。  




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東京・春・音楽祭「イタリア・オペラ・アカデミー in東京」

2019-04-02 14:39:54 | 日記
春、恒例の「東京・春・音楽祭」が開催されています。

今回、すごく素敵なプログラムが現在進行中。

マエストロ リッカルド・ムーティによる「イタリア・オペラ・アカデミー in 東京」


今、此処伊那市のような地方都市でも、オペラを観劇できます。

数年間、東ヨーロッパの歌劇場公演が地元のホールで開催された時、「アア、此処でもオペラを観劇できるようになった!」と嬉しかったです。

オペラ、このとても贅沢な催し、文字通り富と権力の象徴から出発したオペラは、音楽の力をとてもストレートに伝えられます。

数人のお仲間と音楽お楽しみ会をしていた頃、オペラの回は誰にも好評でした。とってもわかり易いし、何より楽しかったから。


私の音楽へのはっきりした想い、出発は、中学校の音楽室から聞こえてきた、先生の「ある晴れた日に」、

そして同じ頃、中学の体育館でお聴きした「リゴレット」四重唱、こちらは日本を代表する演奏家のライヴでした。

丁度、NHKがイタリアオペラを順に紹介、デル・モナコを始め、続々と世界的なオペラ歌手が来日し始めた時期。

滅多には外国へ勉強になど出かけられない時代、一期一会の演奏会へは、無理しても通うようにと。

東京文化会館の6階で聴く(見る)オペラ、「フィガロ」も「椿姫」もここからが始まりでした。


今の時代、ブルーレイやYouTubeと、どこでも、誰でもオペラに出会えるのですが、

それでも伝わらない、知らない世界になっているのは、本当に勿体ない。

先日伺った話、お隣の中国、韓国などは、音楽に限らず、芸術に触れる時間を教育に取り入れているそうです。

分からなくても、美術館巡りやホールへも連れて行くそうです。

その結果、学校以外でも、ホールに子供さんやお若い方がぎっしり入り、その熱気はすごいとのこと。

小さい頃からの教育は大切、何だか一寸さみしい気がします、今の私達の社会。

確かに、それどころではないのは感じますが、もっとずーっと先の事考えると、違いますよね-、やっぱり。



素敵なアーティストが増えれば、皆、音楽大好きになる、そのアーティストを育てようとの試みが標題。

「日本のアーティストも、とても素敵になりましたねー。」その答え「僕らの時代より、先生が立派になったからだよ。」と教えて下さいました。

頼もしいこと!!です。

Facebookに「東京・春・音楽祭」の一場面シャアさせて戴きました。



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