かやぶき倶楽部 WEBSITE

”みて きいて うたって 感じて” 暮らしに素敵な音楽を

  コンサートと歌声のサークル、お待ちしています。

第63回かやぶき倶楽部 福原彰美Pianoコンサート、フルプログラムです。

2019-11-27 12:21:57 | 日記
第63回かやぶき倶楽部福原彰美Pianoコンサート、フルプログラムです。

    

     プログラム     スカルラッティ: ソナタ K.9  "パストラル"
                  ショパン   : ワルツ "華麗なる円舞曲" 変イ長調 作品34の1
                            ワルツ イ短調 作品34の2
                            ワルツ "大円舞曲” 変イ長調 作品42
                 プーランク  : 音楽物語「子象のババール」       
                                               語り 山岸祥子


語りの山岸さんは、市内小学校の先生をなさっています。

「子象のババール」は、語りとピアノで演奏されるファンタジックな世界。

図書館にも絵本が何種類かありますが、今回はチェスター社版にそって公演されます。

絵本をお見せしながらも考えたのですが、諸々の事情から、今回はチェスター社版で語りのみ。

是非図書館で絵本もご覧下さいね。クリスマスを控えて、皆さんへの贈り物です。

イメージを膨らませるのに、コンサート後の方が良いかしら、それとも前、どちらかな?


今朝、息子が「伊那市の記事が朝日全国版に載っているよ。」って。

医師不足が心配される地域での医療をどうカバーしていくのか、オンライン医療の実験。

地方は将来どうなる?の話題ばかり、最近ながれているし・・・。

そういえば、先日、高校生対象の森林調査体験学習会が、此処の山を会場に開催されました。

ドローンを飛行させ、撮影、解析して森林事業に活用する為の学習とか。

この小さな機械に様々な可能性が。

にわかカメラマンには、飛行が思ったより速くて、なかなか上手くカメラに収まらなくて・・・。

時代は、どんどん動いていく!

過日のコンサートの折、サクソフォンが生まれたのは、江戸末期と教えて戴きましたが、会場(現在の本堂)は、それより少し前、200年余り前に建ちました。

ふと、思い立ち先ほど調べたら1814年は、ベートーヴェン「フィデリオ」最終稿初演の年だそう。

ベートーヴェンが活躍していた同時代から、使用されていた会場でした!

こんなに、ずっーと演奏され続けている音楽の未来はあるよね、きっと。

それと新しい音楽も生まれてくる、きっと。

      















   

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コンサートから続いてアンサンブルの話(仕事の合間に。)

2019-11-20 18:23:04 | 日記
やっと、平年位に気温が下がり、庭の草まで色づきました。残り少ない信州の秋です。

次回は福原彰美さんのピアノコンサート、それも語り(山岸祥子さん、小学校の現役先生です。)とのコラボです。   

「子象のババール」と言う楽しいお話(お子様用の話)にプーランクが、とってもおしゃれな音楽をつけたのですが、きっと小学生にも充分楽しめる演奏!


前回の仕事をどうにか済ませ、久しぶりに、外回りの仕事。

庭は広いばかりで手が届かなくて、それでも冬を迎える用意は頑張らないとね。


前回のコンサート後、沢山の仕事で目の回るような日々、その間を縫って、他でのコンサート、映画鑑賞、そしてテレビでも音楽鑑賞を。どれも印象深い経験。

音楽は演奏されて初めてかたちとなります。いずれも(例えソロでも、)複数の方々で作り上げる、あるいは複数の要因で作られる場ですが。

それにより、思いもかけない音楽が出来上がります。

そう一期一会の世界。

主、従の割合はまちまちでしょうが、それこそ、相手に触発され、素晴らしい熱演の場となるのかもしれない、お互いにね。

昔人で申し訳無いのですが、シュワルツコップがシューベルトを歌った時、ディスカウの冬の旅を聴いた時を思い出しました。
ああ、こうしてピアノは弾くものだって。勿論、主たる歌の素晴らしさは言うまでもありません。

演奏者同士ばかりで無く、どのような会場で、どのような聴衆かも、音楽が作られる要員。

圧倒的な演奏で、会場(聴衆)がガラッと変わることも。ため息!が。


話、変わります、NHKで同時配信って、いけないのかなー?地方に住むものにとって福音なのですが。

又話は飛びます、長野県人なのに、上田市「無言館」を訪れたこと無かった。近いうちに是非行きたい。

テレビで、此処を舞台に音楽が放送されました。
「無言館」を訪れたら、お聴きした弦楽四重奏やヴァイオリンの曲が、きっと思い浮かぶにちがいありません。

ものすごい熱演でした。

初めて聴く曲かなと思ったのですが、バーバーの弦楽四重奏第2楽章、聞き覚えがある・・・そう、合唱曲で。びわ湖ホールでのコンクールのことを思い出しました。

以上、うちのコンサートからの一週間に、感じたこと。


そういえば、さる音楽雑誌でアンサンブルの特集が掲載されていました。

‘バイプレーヤー’と言う言葉が載っていたけれど、何となく音楽ではそぐわないかなー?

アンサンブルの世界は、素敵!

音楽の世界って、本当に人間的だなって感じた一週間でした。人間の生活自体がアンサンブルの世界ですもの。




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第62回かやぶき倶楽部 小山弦太郎サクソフォーンリサイタル終了致しました。

2019-11-15 18:43:45 | 日記
信州の紅葉も深まり秋たけなわ、今年も11月は管楽器のコンサートを計画致しました。

サクソフォーン奏者の小山弦太郎さん、ピアニストの大堀晴津子さんをお招き致しました。


   

   第62回かやぶき倶楽部  小山弦太郎サクソフォーンリサイタル   ピアノ 大堀晴津子

   プログラム   ・星出尚志/ブラボーサックス
             ・ドゥメルスマン/ファンタジー
             ・モリコーネ/ニューシネマパラダイス
             ・ピアソラ/アディオスノニーノ
             ・ヴィードフ/サクソフォビア
             ・石川亮太/日本民謡によるラプソディ



1曲目が終わって、MCになります。大柄で恵まれた体躯の小山さん、隣の部屋と床の高さが違い、鴨居に頭をぶつけそう、

「ヒヤヒヤしているでしょ、気付いておりますよ。」と笑顔で話し始めます。

皆の笑いを誘って、和やかな雰囲気に。アイスブレーキング!

サクソフォーンコンサートは初めてではありませんが、4年以上経っていて、会員さんも、半分近く初めての方がいらっしゃるよう。

サクソフォーンについてや、それぞれの作品についてもお話し下さいました。

   

演奏曲を戴いて、ウワー、きっと誰でも(例え、初めてでも)大丈夫と、皆さんにお知らせ致しました。「初めての人たちを誘って。」と。

相変わらず、遠慮なしに、御願いした曲も入っているのです・・・が。でもこれだけ集めてしまって、次があったら・・・。

チェロを御願いした時、同様のことあったと思い出しました。

      

   
以前、リサイタルの曲決めは、もし、まっさらなお客さんだったら、まず有名な名曲そして、誰にも難しい事が分かる曲と教えて戴いたことがあります。

でもね、これはあくまで、立派な腕を持っていることが必須よと。

次々と素敵な曲が並びます。何と豊かな音色、何と音楽が感じられることか。どなたにも届く!

   

見事な演奏、小山さんは素晴らしい作品の力とおっしゃいましたが、それを演奏なさる小山さんの力、

そしてピアニストの大堀さんとお二人で作り上げる、目を見張るようなアンサンブル力。

   

10年来のお付き合いだからと伺いましたが、何も分からない私でさえ、只感心する以外無かったです。

あるお子様方対象のコンクールで、講評の先生が話されました。「ピアノの演奏は評価外と言うことですが・・・、」後の言葉はお分かりでしょ。

アンコールは「3つの秋の歌」

   
      

最後はいつものように、お二人の笑顔。きっと聴いていらした皆さんも。

「皆、お腹いっぱいになったので、今日は、歌声の時間は無くても良いよ。」と。

ゆっくりお茶を飲み、笑顔でお帰りになりました。「良かった、良かった。」って。

小山さん、大堀さん、本当に有り難うございました。

  
   

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第64回かやぶき倶楽部 加藤文枝(チェロ)・奥村友美(ピアノ)デュオリサイタルのお知らせ

2019-11-12 13:04:30 | 日記
第62回小山弦太郎サクソフォンリサイタル、素晴らしいお天気に恵まれ、終了致しました。

いつものように、写真の用意が出来次第、報告致します。

その前に、来年3月の予定を。

かやぶき倶楽部は、1,2月はお休み、日差しが明るい春を迎えて再開されます。


   第64回かやぶき倶楽部 加藤文枝・奥村友美 デュオリサイタル

   日時 2020年 3月 28日(土)午後3時開演(午後2時30分開場)

   会場 伊那市富県8768 金鳳寺

   演奏予定曲   ベートーヴェン:チェロソナタ第3番より第1楽章
              フォーレ:夢のあとに
               ピアソラ:ル・グラン・タンゴ         他

   
   プロフィール

   加藤文枝 Fumie Kato (チェロ)


   

   東京芸術大学音楽学部器楽科チェロ専攻卒業。学内にて、安宅賞、アカンサス賞、三菱地所賞受賞。同大学院修士課程卒業、アカンサス音楽賞受賞。
   パリ市立音楽院、満場一致の首席で卒業。
   故 杉山 實、ドナルド・リッチャー、アラン・ムニエ、河野文昭、ラファエル・ピドゥの各氏に師事。また、室内楽を岡山潔、松原勝也、P.ルコール、E.ルサージュ、P.メイエの各氏に師事。
   
   サントリーホール室内楽アカデミー第1期生。平成23年度京都市藝術文化特別奨励者。
   2011・2012年度ロームミュージックファンデーション奨学生。
   財団法人地域創造による公共ホール音楽活性化事業、平成26・27年度登録アーティスト。
   CHANEL Pygmalion Days アーティスト。

   2000年、日本クラシック音楽コンクール全国大会第3位。札幌ジュニアチェロコンクール優秀賞、山藤賞受賞。
   2001年、泉の森ジュニアチェロコンクール高校生以上部門金賞受賞。京都芸術祭「世界に翔く若き音楽家たち」に出演、奨励賞受賞。
   
   2006年より1年間、パリエコールノルマル音楽院に給付生として入学。
   2008年、第8回ビバホールチェロコンクール第1位。
   2009年、第13回松方ホール音楽賞、併せて特賞受賞。第7回東京音楽コンクール弦楽部門第2位。
   2010年、第8回東京音楽コンクール弦楽部門第2位。
   2014年、FLAME国際コンクール(パリ)第3位。

   日本各地でソロリサイタル、室内楽コンサートの出演多数。
   これまでに、現田茂夫氏指揮大阪センチュリー交響楽団、湯浅卓雄氏指揮芸大フィルハーモニア、円光寺雅彦氏指揮東京フィルハーモニー交響楽団、
   小林研一郎氏指揮日本フィルハーモニー交響楽団、三ツ橋敬子氏指揮京都市交響楽団等多数のオーケストラと共演。

   奥村友美 Tomomi Okumura (ピアノ)

   

   静岡県浜松市出身。4歳よりピアノを始め、第46回全日本学生音楽コンクール全国大会中学生の部第1位受賞。
   東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部卒業時に同声会賞および読売新人賞受賞。
   弱冠19歳でパデレフスキー国際ピアノコンクール(ポーランド)第1位受賞。
   2001年に渡独し、財団法人ロームミュージックファンデーションの奨学生として、ベルリン音楽大学ハンスアイスラー及び同大学院にて研鑽を積む。

   2005年ケルン国際ピアノコンクール第3位。2006年ゲザ・アンダ国際ピアノコンクール(スイス)第3位を受賞、副賞としてコンサート契約を交わし、ボーデン湖音楽祭、チェスキークルムロフ音楽祭
   に招待されるなどヨーロッパを中心に15か所でリサイタルやオーケストラとの協演を果たす。
   2008年ベルリン音楽大学ハンスアイスラー大学院を最高位の成績で卒業、ドイツ国家演奏家資格を取得。
   同年ドイツ、チェコ5都市でのコンチェルトツアーも好評を博した。

   浜松フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、ブランデンブルク管弦楽団、西ドイツ放送交響楽団、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、
   チェコ国立モラヴィアフィルハーモニー管弦楽団など国内外のオーケストラと協演。
   NHK-FM「名曲リサイタル」、第30回横浜市国際招待ピアノ演奏会に出演するなど国内外にてソロ・室内楽の分野で意欲的に活動する。

   2019年10月4日公開、映画「蜜蜂と遠雷」にて栄伝亜夜役(松岡茉優)のピアノ演技指導を担当。
   
   これまでに安倍紀子、故・中島和彦、倉沢仁子、播本枝未子、ゲオルク・サヴァの各氏に師事。

   現在演奏活動の傍ら国立音楽大学、長野県小諸高等学校音楽科にて後進の指導にあたっている。
   ホームページ http://tomomiokumura.com/


加藤さん、奥村さん共に、何度もお越し戴き、素敵な演奏でいつも楽しませて戴いてます。

初めてチェロコンサートの折、ある方が「チェロの先生知っていらっしゃいます?」って。

私よりはお若いけれど・・・とっても若いとは言えない・・・、「大好きなの、チェロの響き!」とのこと。

そういえば、昔友人が「ねーねー、チェロ買ったの。」「エッ、ついこの間グランドピアノ買ったからって、言いませんでした?」

ピアノの練習に励むのではなかったっけ、と呆れたものです。チェロの音色は魅力的なのですね。

うちも、もう少し、床が響くとね-、良いのだけど・・・。


次は奥村さんの話、プロフィールの最後の方に書き込まれていますが、映画「蜜蜂と遠雷」で主人公のピアノ指導や手や音も場面によってなさったとのこと。

先日チョコッと書き込みましたが、岡谷の映画館で今週も上映されています。(伊那の映画館でも予定には入っていますが、確定はしてないとのことです。)

皆様、是非ご覧になって!    



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もう一度62回のこと。

2019-11-04 15:22:38 | 日記
こんなふうに、毎日ブログに書き込むことは、滅多に無いのですが。

62回が目前なのに、発表が遅れていた63回の紹介を昨日書いてしまったので、もう一度62回に因んで。

このところ、小山様に教えて戴いていらっしゃると言う方々から予約のお電話がかかっています。

規模の小さな私たちの会はとっても嬉しい。

「お手本を聴かなくては」そして「まずは”先生の演奏を聴かなくては。」は、音楽を習うものには最初の心構え。

多分音大生だったら、当たり前に知っていること。

勿論、義理ではなく、自分の血、肉とするため。

このこと、音大生に限らないのですが・・・アマチュアにはなかなか届きにくいと、お聞きします。


勿論、私たちが鑑賞のためコンサートへ足を運ぶのは楽しみだから、想像以上だと、足なみルンルン、笑顔の帰り道となります。

でもね、演奏する人にとって、上達はまずは良い音楽、ホンモノに出会うこと、そして良い先生に教えて戴く(巡り会うかな?)が一番。

先ほど小山様のブログを拝見しました。

皆様もお読みになって!

https://ameblo.jp/gentarokoyama-saxophone?fbclid=IwAR3b11ylHaw3M7ZzdapESftKbEeMr8d7O6uPhm6xgruirkxJ_OvVnidyZRQ


もう一つ、紹介したかったことがあって、これも。

直木賞&本屋大賞W受賞の小説「蜜蜂と遠雷」を映画化した作品を岡谷で上映しています。

ピアノコンクールに出場する個性豊かな4人に焦点を当てた音楽満載の映画、今週までのようです。伊那で上映されないかも知れないので、此処でお知らせを。

今週中です。なぜ此処で紹介?その話はまたね。

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