河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

魔導の黎明

2018-07-14 23:28:04 | 読書(小説)
佐藤さくら、創元推理文庫。
<真理の織り手>シリーズ4冊目にして完結。
まだ40代で若いはずのレオンが年寄りみたいな
描きぶりに違和感あったけど、作者が若いから?
1作目から10年以上経って、
ラバルタを滅ぼしてやろうと一部の魔道士が、
禁術を使おうと動き出す。
そのために必要なのは、
人と人の導脈をつなげることができるレオンと、
滅ぼすために必要なのであれば、命を捨てることもできる
癒やしの術を使う少女イーディス。
レオンを助けに行くのはもちろんゼクスだが、
イーディスを助けようとするのは、
たよりない領主のアシェッドで・・・・
次から次へとダメなやつが出てくるなあ、このシリーズ。
ダメなやつでも大丈夫。
っていうのがこのシリーズのウリだからなー
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図書館革命

2018-07-11 20:34:53 | 読書(小説)
有川浩、角川文庫。
図書館シリーズ4冊目にして完結編。
多分別冊は読まないと思うな・・・。
ラブストーリーの方は女性主導の展開。
メインストーリーの方は、なんか平和が訪れたよ。
海外から手が入って方向修正って、
図書館が武器持って抗う時点で入りそうなもんだがな。
そこはまあお話ってことで。
登場人物たちはまっすぐなので、そのあたりは読んでて気持ちいい。
ストーリーの荒とかは雰囲気で押し流せってことか。
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RDG氷の靴ガラスの靴

2018-07-08 08:03:49 | 読書(小説)
荻原規子、角川書店。
シリーズ番外編。
3つ短い深行の話があって、
4つめは真響たち三つ子とおじいちゃんの中編。
これだけ、本編の続き。
出てくるちょっとしたエピソードはほとんど忘れてるわ。
チーム姫神がスケート遠征するんだが、
相変わらずわかったようなわからんような展開だ。
とりあえず、死を前提にした窮屈そうな三つ子の生き方に、
これから変化が生まれるといいな。って感じ。
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レインツリーの国

2018-07-08 07:51:41 | 読書(小説)
有川浩、新潮社。
図書館内乱に出てきた架空の小説、だったはずのやつ。
ちゃんと検閲に引っかかりそうな表現も取り込まれている。
そして、普通というか現実社会の、ラブストーリー。
ただし、聴覚障害者と健常者の。
いろいろリアルなんだけど、なんか説教臭いというか。
県庁おもてなし課のときの上から目線?的ななにか?
今回のは、お互いの非差別意識をぶつけ合うんだけど、
所詮、人聞きからの小説化だからなあ。
なんにせよ、こういうのって、難しいよなあ。
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すえずえ

2018-07-04 22:21:56 | 読書(小説)
畠中恵、新潮社。
しゃばけシリーズ13冊目。
どうやら今んとこ16冊+外伝1冊出ているようだ。
帯に書いてあるけどまた膨らましてんでしょ、
と思ったのに、ホントに若旦那の嫁候補が決まったよ。
5話のうちの4つ目がもうこれで完結した、と言われても
良さげな話だったのに、最後の1話が妙に中途半端で、
あまり救われない話で、
だいたいハッピーエンド多いのに、ちょっとびっくり展開。
若旦那は西へ旅に出たし、結構成長してこれもびっくり。
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