ラモーナ・エマーソン、ハヤカワ文庫。
邦題が全てを語っている。
アルバカーキ警察で、事件事故の証拠写真を撮るリタは、
ナバホ族居留地に祖母を置いて街に出て働いている。
そして、幽霊が見える体質。
ある日、交通事故現場を撮影していると、当の死者アーマが
自分は殺されたのだと、リタに付き纏うようになる。
邦題が全てを語っている。
アルバカーキ警察で、事件事故の証拠写真を撮るリタは、
ナバホ族居留地に祖母を置いて街に出て働いている。
そして、幽霊が見える体質。
ある日、交通事故現場を撮影していると、当の死者アーマが
自分は殺されたのだと、リタに付き纏うようになる。
撮影する事故現場の描写がリアル過ぎ。素人ならホラーものだね。(獣医師は素人じゃないの)
霊が見えるのも、全く仕事の助けにもならず、やばい感じで、これもリアル。
さらに、先住民差別とか、警察組織の腐敗とか色々。
さらに、先住民差別とか、警察組織の腐敗とか色々。
子どもの頃からの回想がとても苦労だらけで大変なんだけど、
信頼できる友達が二人もいるし、おばあちゃんもいるし、
おばあちゃんの友達の呪い師もいて、なんかきっと、全然、大丈夫。
よくある話かもしれないけど、先住民が書く先住民の生活もちょっと触れられているあたりに興味を惹かれた。
最後までどうなるんだろうというサスペンスもありつつ、うまいことまとまっている。
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