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近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

キノコ狩り(2回シリーズ)その2

2013年09月28日 00時00分01秒 | 緑陰随想

 1~2週間であれば茹でたキノコを小分けにし、冷蔵させると簡便に使える。
長期保存には塩蔵がよく、茹でたキノコの重さの約2割の塩を加え、良くまぶして熱湯消毒した容器に入れて冷暗所に保存する。この方法は、通常、塩蔵にはキノコと同量の塩を用いるのに比べ、3ヶ月ぐらいしか持たないが、キノコの風味を壊すことなく手軽に行え、調理にも長い時間の塩抜きを必要としない。しかし、調理によっては塩分が強いため、2~3時間の塩抜きが必要である。一般の家庭では市販している椎茸、ナメコ、ヒラタケ、エノキタケ、エリンギなどを湯通しした後、水気を切り、同様に塩を2割加えて瓶詰めにしておくとよい。
 生のキノコの汚れを取った後、薄切りにし、椎茸のように自然乾燥させてもよい。勿論、生のままでエリンギのような使い方も可能である。

 一番心配なのは知らないキノコが果たして毒が無く、食することが出来るかということである。食中毒を起こすキノコは多くあり、喩え、傘や茎が虫に食われていたとしても安全であるかどうか判らない。特定の毒素に耐性を持つ昆虫がいるからである。また、指で茎を裂ききれいに裂けるものは安全であるといわれているが、そうとは限らない。派手な色をした毒キノコは見た目で判るが、非常によく似たキノコでも毒があるものが存在する。
 イグチ科のキノコは安全であるとの言い伝えも信用できず、毒があるものも見つかっている。
 キノコの選別はよく知っている専門家に任す方が安全である。(このシリーズ最終回です)