鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

電力自由化

2017年02月27日 00時00分01秒 | 紹介

 3年前ぐらいであったか、定かではないが、電力の自由化の話が持ち上がり、今まで地域を独占していた電力会社だけではなく、電力を供給する業者が増えることによる競争が始まることで、価格競争の時代へ入ったという基盤が整ったことを歓迎した記憶があるが、変更によるメリット、デメリットがよくわからないうちに時間が過ぎていったようである。積極的に損得を計算したことがなかったといった方が当てはなる。

 

 今回、変更することによるメリットもあることをガス会社の方から提案され、変更の手続きを済ませたところである。その契機となったのは、台所に設置してあるガステーブル魚焼きグリル部分について、原因がわからないまま着火ができなくなったことによる。地域で利用し、我が家のガス器具もすべて購入しているガス会社に修理を依頼し、点検に来てもらったが、部品等の交換を含め、修理費が2万5千円もすること、修理後どれくらいの期間使用に耐えるかを問うと5年ぐらいだという返答をもらっていた。

 

 丁度、年度末のセールス時期に当たっていて、イベントが行われていることを知り、とりあえず、新製品の発売か在庫処分かわからないまま、店頭へ向かった。展示されていた機種は、現在自宅で使っている機種とはさほど機能性に違いはなかったが、ガスを使う製品は、ガス漏れや、火を使う関係で、不具合以上に安全性を重視している。新品を使用することのメリットが高いと感じ、新品に交換することにした。前回購入してから7年が経ていたが、使用頻度によっても異なるが、ほぼ毎日使用することもあり、修理して継続使用の選択肢もあったが、購入を決断した次第である。

 

 来月の初旬には新機種の設置ができるようになるが、オーブンレンジは継続して使うため、新機種との接続部品の必要性を調べてからの見積もりになるとのことであった。設置に伴う工事や技術料金を含めると20万円程度の買い物になる。今回業者の口から依頼された事項に、電力会社の変更がある。東京電力からの乗り換えとなるが、これに伴ういくつかの手続きが必要となるため、併せて行った。変更によるメリットは2年間で現在より1万円程度電力料金が安くなることである。ほかにもいくつかあるが、乗り掛かった舟でもあり、とりあえず変更を優先して契約を行った。

 

 あまりにも稚拙な疑問であるが、現在の電線や、電柱等を東京ガスが利用する使用料等はどのようになっているのか、東電の利用変更手続き等は現状のままで一切ないとのことであったので、不思議に思ったが。天下の東京ガスなので、問題はないと思う。


健康診断受診

2017年02月26日 00時00分01秒 | 紹介

 平成28年度川崎市国民健康保険特定健康診査は1200円の自己負担で、区内(市内どこでも可能)の医療機関で受診できる。年度末になり、医療機関も忙しい。実は、最近受診していなかったため、以前の定期健康診断と何ら変わらないと、勝手に思っていたのであるが、70歳を超えた今、特段、体調の変化はないが、万一のことも考え、受診して見ることにした。

 

 胃がん検診では胃部エックス線検査、胃内視鏡検査、があり、肺、大腸、子宮、乳房、肝炎、骨粗鬆検診等が同時に行うことができる。年齢によって、医療機関によって、費用も異なるが、70歳以上であれば無料である。がん検診等は、特定健診とは別の制度であるが、時間が許せば同時に受診した方が良いと思われる。

 

 三月に入ってからだと予約ができない恐れもあったため、今月の20日前後に区内の総合病院に予約の申し入れをしたところ、既に3月末までの予約は満員で、他の病院をあたってくれとのつれない応対であった。仕方がないため、自宅近くの時々通うクリニックに電話したところ、予約はしていないので、朝食抜きで直接来院を案内された。このクリニックでも総合病院と遜色ない検査が実施できる。総合病院とは設備面で異なるが、総合病院で検査を希望する方が多いのは仕方ない。しかしながら、地域でもお高く止まっていて、あまり評判が良い総合病院ではなかったため、行かないで済んだ自分は胸をなでおろした。市民税で作られた病院に足が向かないのは、残念であるばかりではなく、市民として不幸なことである。

 

 案の定、クリニックの院長の懇切丁寧な説明を受け、地域に根差した医療現場の必要性を感じたところである。更に案内書を熟読していなかったため、通常の健康診断を予想していたのであるが、院長からがん検診も同時に行うことを勧められた。早速手続きを行い大腸と胃部それに肺のがん検診を受けることとなった。がん検診の日程を予約し、健康診断は終わった。

 

 このクリニックも多くの患者が通っていて、多忙であるが、多くの患者が向かう理由があるからで、院長の人望ばかりではなく、働いている看護師等も親切で、てきぱきとした対応には頭が下がる思いであった。


高齢者講習

2017年02月25日 00時00分01秒 | 提言

 約2週間ぐらい前になるが、神奈川県公安委員会から高齢者講習のお知らせという葉書が届いた。内容は誕生日前に高齢者講習を受けてからでないと運転免許の更新ができないことになるとの内容で、70歳以上の方は義務付けられたようである。認知症の検査は75歳以上とのことは知っていたが、70~74については認知症検査以外の内容の講習会である。講習時間は180分(3時間)、手数料は5600円である。

 

 講習内容は、講義、討議、運転適性検査機材の使用診断と指導及び、運転実技による診断と指導である。ただし、小型特殊免許のみの方は、運転実技はない。運転実技はテストではないとのことである。免許更新手続きは、教習所への予約から高齢者講習を受講し、免許の有効期間が誕生日後1か月間あるので、ほぼ6か月間の予定が記載されていた。

 

 最寄りの講習場所の案内までご丁寧に記載されていて、2校が案内されていた。早速、溝ノ口にある自動車学校へ連絡したところ、混雑していて、直ぐには受講できず、6月に入って再度連絡をもらうことになった。予約番号を伝えられた。

 

 葉書には、高齢者講習の代わりとして、チャレンジ講習、特定任意高齢者講習、運転免許取得者教育があり、内容は直接自動車学校へ尋ねることになっていた。これらの講習がどのような位置づけなのか不明であるが、代用できるとの理解であり、いずれ、調べてみることにしたい。

 

 重要と思われる案内に、運転免許証の自主返納制度が書かれてあった。運転免許を返納することは車を運転することはできないことを意味し、持っている免許証は手数料1000円と申請用写真1枚で申請すれば、身分証明書(運転経歴証明書)として活用できるとのことである。当然、高齢者講習は受ける必要がなくなる。

 

 最近の高齢者が引き起こす運転ミスによる交通事故が連日新聞の社会面を賑やかせている。また、運転中の脳梗塞等による発作で、運転が不可能な状況に追い込まれ、歩行者を引き込む死亡事故も発生している。高齢者に限らず、健康上の問題があれば自動車運転をしないように何らかの方策が必要であり、高齢者ばかりではなく同様な講習は更新時には併行して行われるように提言したい。


早春のちらし寿司  

2017年02月24日 00時00分01秒 | グルメ

 天候が安定しないこの時期、気温が20℃にもなる日がある。何故か、ちらし寿司を食べたくなる。家庭で作るちらし寿司は、冷蔵庫にあるもの等を利用すればよい。春らしく出来上がりの色合いを考えてみる。

 

 今回利用したのは、冷凍むきエビ、ちくわ、かまぼこ、ニンジン、セリ、干しシイタケ、油揚げ、柴漬け、銀杏、ゴボウ、錦糸卵である。米は4合、炊飯前30分前に軽く水で洗ってざるにあけて、水を切っておく。具材を適当な大きさに切るが、ゴボウはささがきにし、ニンジンは皮を取り除きイチョウ型に切る。ちくわは輪切り、シイタケは水に戻したものを千切りにする。シイタケの戻し汁を使い、薄口しょうゆと砂糖で味付けをする。

 

   銀杏は、殻をナッツクラッカーで割ってから中身を出し、ぬるま湯で薄皮を茹でたポテトを潰すときに使う網目状の用具で取り除く。ゴボウとセリは塩ゆでにし、かまぼこは湯通ししておく。冷凍むきエビ、ニンジン、干しシイタケ、油揚げは味付けしたシイタケの戻し汁で煮る。

 

 炊飯はだしコブを入れて炊く。炊き上がれば約20分蒸らし、砂糖、塩を入れた合わせ酢ですし飯を作る。それぞれの具材を常温となるよう粗熱を取る。それらを混ぜ合わせ、錦糸卵をトッピングに飾れば出来上がりである。

 

 できるだけ素材の色と香りを大切にする。今回は、ささがきゴボウを塩ゆでにしてみた。またカマボコは薄切りにしたものを湯通しだけで味はつけなかった。柴漬けのみじん切りやしその実漬けなども隠し味としてゆかりとともに使うと風味が変わってよいと思われる。

 

  地域によって酢飯は砂糖を多く入れる場合や、塩味を強く出す場合があり、各ご家庭で好みの味にすればよいであろう。ちなみに我が家ではあまり砂糖を入れないようにしている。ご近所に分けたが、どの家庭でも喜ばれた。春は体が酢飯を求めるのであろうか、恵方巻とは趣が異なるちらしずし、簡単にできるので挑戦してみてほしい。大分ではバラ寿司といっていた。トッピングに寿司の花(デンブ)をたっぷりかけるので、甘すぎて困ったことがあった。春はアサリの身が太るので、アサリや若芽を入れてもおいしくいただける。


真玉の夕陽撮影

2017年02月22日 00時00分01秒 | 旅行

 大分県豊後高田市真玉海岸が夕陽の撮影ポイントである。宇佐神宮がある宇佐市までは国道10号線を使い、国東半島の海岸沿いの道(213号線)を、半島を時計回りに入る。豊後高田は昭和の街並みを復元した観光スポットである。ここを通り越してしばらく進むと防波堤にぶつかり、一帯が夕陽の撮影ポイントである。売店があるのですぐにわかる場所である。無料の駐車スペースも完備している。潮の干満では干潮が良く、大潮の時ほど潮が沖合まで引くので、撮影には夕陽が沈む時間に干潮であることが条件となる。もちろん曇天や雨天では夕陽が出ないため不発に終わる。

 

 近隣にある別の撮影スポットは、既に造成が終わり、仕上げの段階であった粟嶋神社がある公園である。縁結びのモニュメント(結)があり、ここも夕陽の撮影が可能である。今の時期、真玉の夕陽は、水平線上に沈むのではなく、対岸の山並みに沈む。干潟に残るいくつかの閉じ込められた海水が作るたまりにも、夕陽が反射し、夕陽がいくつも連なる様子は日本の夕陽百選に選定されている。             

 

 広島から仕事で大分に来て、この地を知り、撮影場所で言葉を交わした。夕日の撮り方を教えてほしいということで、撮影のタイミングを教えることにした。カメラはニコンを持っていたので、暗めに設定し、夕日が沈むに従って光量が落ちるので、徐々に設定をプラス側に変えるとよいと伝え、マイナス2.0からプラス1.0ぐらいの範囲で撮ることを勧めた。ちなみに撮影日は中潮で、時刻は18:00がサンセットの時間であった。

 

 17:45分ごろから撮影を開始した。望遠レンズと標準ズームレンズを持参したが、専ら標準レンズ(18~300mmf3.5~6.3)を使用して撮影を行った。撮影収量は18時を過ぎていて、あたりは薄暗くなっていたし、実家がある大分空港に近いため、山越えの道で帰った。途中、日差しが少ない山の北側は、先日降った雪が凍り、残雪が残っていて、染み出た雪解け水が凍らないうちにと思い、慎重な運転を強いられた。

 

 山道はすれ違う対向車も少なかったが、車の前照灯が上向きの走行は良いとしても、対向車とすれ違う時は下向きとすると一瞬前方が見えない状態が生まれる。特に夜間照明がないつづら折りの道は慣れないと走行が難しい。

 

 観光案内図によれば、大分空港の北側一帯に朝日が水平線上から昇る撮影スポットであることが書かれていた。翌日その場所の探索に行ったところ、沖合にテトラポッドが積まれた波消しブロックと小さな灯台があるが、これを入れての撮影のほうが良いと思われた。次回は朝日の撮影である。


小型空母海鷹

2017年02月21日 00時00分01秒 | 紹介

別府湾で着底した小型空母海鷹については前回のブログで紹介したが、若干訂正があり、追加の投稿です

 

 大日本帝国海軍所属艦艇である海鷹(かいよう)は、元は大阪商船の客船「あるぜんちな丸」が帝国海軍に徴用された船舶で、神戸から南米を結ぶ航路で使用されていた豪華客船であった。起工は1938年、南米と神戸間はわずか1年3か月で、戦況悪化によって、大連と神戸間の航路へ変更された。その後、特設輸送艦を名乗った後、空母へと改装された。丁度、ミッドウエー海戦に負けた後である。

 

 排水量は13,600トン、全長166.55m、全幅21.90m、速度は23ノット、馬力52,000馬力であった。機関はディーゼルタービンから陽炎型駆逐艦で使用されていたボイラータービンに換装されたが、速度が遅く、空母としても小さく、輸送任務が主であったようである。輸送任務もすぐに解除となり、輸送船の護衛に回る。

 

1945年には燃料不足から航行が困難となり、訓練標的艦となってしまった。それも長くは続かず、米軍が設置した機雷に触雷し、航行不能となり、別府湾へ曳航されたが、4日後の空襲によって浸水が増大し、使い物にならなかったため、船体は放棄され、そのまま3週間後には終戦となった。戦後、1948年1月31日に解体された。

 

 人間魚雷回天の訓練の標的艦となったのは、沈没していたわけではないようで、自分の調査不足であった点を訂正したい。それにしても訓練標的艦としては極めて短期間といえる。大神訓練基地での終戦前のあわただしい時期であったことは間違いないであろう。回天基地は山口県周南市大津島、光市、平生町などに点在し、瀬戸内海と豊後水道とがつながっている関係もあり、この地に点在している。機会があれば英霊の供養に訪ねたい場所である。