鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

庭木の剪定第二弾

2016年11月30日 00時00分01秒 | 紹介

 このところの北風は、冬の到来を示す指標である。氷点下になるのはまだ早いが、数日前の降雪は、実のところ驚いている。54年ぶりに11月に積雪があったとの報道と、冬タイヤに交換するため、ディーラーやガソリンスタンド、ホームセンター、自動車部品販売店等は長蛇の列であったという。関東の都心部には今の時期は凍ることはまずないため、一般的には、12月の中旬ぐらいにならないと冬タイヤを装着しない。とはいえ、ちょうど点検時期に当たっているため、自分の車にその機会を利用して冬タイヤに交換することにしていた。

 

 現在は移送のボランティアを休眠しているが、地域においても山間部や坂道が多い場所では凍結する時間帯もあるので、安全を考えてのことであった。また、趣味の写真撮影で、山梨方面へ出かけることもあるので、早い冬装備には特段違和感はなかった。しかし、降雪はそう多くはないし、今回の降雪には予想が外れてしまった。交通機関の乱れもなかったようで、まずは安心したところである。

 

 庭木の落葉樹は枯葉を残しているが、風は強かったが、第二回目の選定作業を行った。アンズ、イチジク、梅である。モミジは紅葉真っ盛りであったが、徒長枝が伸びていたのでそれを剪定した。残すところはユズリハとモチノキである。これが済めば剪定は終わりである。皇帝ダリアは先日の雪で1本が雪の重みで途中から折れてしまった。翌日冷え込んだせいか他の花芽も開花しないまま枯れてしまっている。これは女房が大切に育てた花であったが、女房自身で根元から切り倒し、裁断し終わった。霜に当たると開花しないといっていた通りになってしまった。

 

何回かに分けて剪定するのにはわけがある。体力的に続かないのも理由の一つであるが、剪定し終わった枝は適当な大きさに切り分け、ごみの収集日に合わせて処分している。ごみが自宅の剪定で出たもので占めるわけにはいかない。ごみ置き場はさほど広くないため、一度に出せないためである。もう一つの理由は、鳥のえさとなる果実類を残しておきたいためである。

 

剪定後には化成肥料をまくことにしている。お礼の意味を込めてである。本来ならば、根元の表土を取り除き、枝張りの位置まで鶏糞や油粕を埋め込むのであるが、これも手間のかかる仕事である。こうしておくと翌年の春には芽吹きが良いようである。


ビーディング

2016年11月27日 00時00分01秒 | 紹介

 ビーズを使って様々な加工、主にアクセサリーやブレスレット等を作ることをビーディングといっている。手芸である。ビーズにはさまざまな大きさがあり、直径2mmぐらいから12mmぐらいまであるが、用途によって組み合わせて使用する。主たる素材はプラスチックであるが、中心は穴が開いていて、テグスや細い糸を通す。良くできたもので、ビーズ専用の細い針(ニードル)が売られている。裁縫に使う針でも良いのであるが、張りの太さが重要で、直径2mmの中心にあけた穴に通る針は少ない。またある程度長さも必要で、長い針で11cmはある。直径は0.5㎜程度である。

 

 ビーズに興味を持ったのは、ニードルタティングを始めてすでに1年弱となるが、レース意図にビーズを組み込むことは華やかさを表現するうえで、必要であり、レース糸に通るビーズを使っていた。小さくても直径4mm以上で、主たる素材はレース糸であった。

 

 ビーズの中でもシードビーズと呼ばれる極細ビーズがあるのを知ったのは最近である。タティング用に使う針の長さは17cmもあるが、直径は約1mmである。これでは直径2㎜のシードビーズの穴を通すことができない。仕方なく裁縫箱を探し、絹糸を使う針でようやく通すことができた。しかしこの針は長さが短いため、いくつものビーズを通すことができない。

 

 それでもシードビーズを使うことができるため、試作品として8mmのビーズのまわりに4mmのビーズを回し、さらに2mmシードビーズを上下に縫い付けてみたところ、今までになかったすっきりした加工品が出来上がった。早速孫の感想を聞くことにし、プレゼントしたところ評判がよく、少しこの分野にも首を突っ込むことにしている。当初はパール職が主であったが、まがいもと思って使ってみると、意外と気にならないものである。最近のビーズはそれこそ多色で、良く加工されている。

 

 自家用車の6か月点検で今朝方近所のディーラーへ車を持参したが、点検に2時間ほどかかると告げられ、待つ時間を使って、手芸店に顔を出した。以前は女性客ばかりで混雑していたのであるが、客は誰もいなかったため、気兼ねなくビーズや専用針を探すことができた。

 

 老眼鏡をかけての細部の作業は、目も疲れるし、肩も凝って、頭が痛くなる。それほど没頭しているわけではないが、体調に合わせて励むことにしたい。


カメラマンの雑談その1

2016年11月26日 00時00分01秒 | 紹介

 野鳥撮りのカメラマンは朝早くからの出勤()である。雨が降ろうが、風が強くてもなんのその、天候には左右されず、早朝からの奮闘であり、休むこともない世界である。3~4Kgの撮影道具を背負って、この時期では防寒着は欠かせない。まるで通勤ラッシュ時のだるまのようでもある。それも相手任せの撮影で、打ち合わせも事前準備も決まってはいない。出たとこ勝負である。相手は小物から猛禽類の大物までである。一向に被写体は静止してくれない。

 

常 に動きのある野鳥撮影は、一般の写真撮影とは基本的に違うのである。所有する機材といえば、望遠鏡、カメラ本体、三脚、交換レンズ、コンバータ、予備のバッテリぐらいで、さほど多くの機材を持参するわけではない。むしろシンプルで、重要なのは、カメラ本体に組み込まれた機能をいかに使うかである。撮影は、本体の機能と望遠レンズの倍率である。様々なフィルターも大いに関係するが、瞬間に繰り広げられる撮影対象の変化に追従できなければ、手こずる操作(事前に設定した撮影条件の変更、倍率の変更、交換レンズの脱着等)は禁物である。

 

 一瞬の判断と行動とが野鳥撮影には欠かせない。いかにカメラに収めるか、静止した被写体ではない以上、相手任せの行動を察知しないとカメラに収まらない。撮影条件は刻々と変化し、カメラの持つオート機能の使用では、おのずと限界が来る。被写体は常に変化し、同じ場所にいつまでもいない。したがって長年のカンによって、設定条件を瞬時に変えるのである。静止画は期待できない。連続撮影で、シャッター速度1000分の一秒ぐらい以上を目安にする。

 

 ピントの追従する機能も大切である。ジィートしていないので、瞬時の変化にピントも追従できなければ、常にマニュアルでピント合わせが必要になる。カメラ本体の追従機能は、カメラメーカーによって異なるし、左右の動きと前後の動きの両方を兼ね備えていなければならない。

 

 より鮮明に被写体をとらえるには、ブレを減少することと、ISO感度を高めにしないことである。ISO感度は200~400以下にしたほうが良い。ISO感度を上げることによって画像が荒れてくる。レンズの明るさも大切で、晴天ばかりではなく、逆光や、シャッタースピードを高めとするため、露出が解放でも、明るめに写し込まないとアプリによる画像の操作だけに頼っても満足できる写真にはなりにくい。明るいレンズは高価なりがちで、年金暮らしには簡単に取得できる代物ではない。


アメリカ合衆国の次期大統領決定

2016年11月25日 00時00分01秒 | 提言

 大統領選の選挙戦が終結となった。実業家であるドナルド・トランプ氏である。ヒラリー・クリントントン氏との接戦を勝利したのである。事前の評価は大勢がヒラリー氏を推していたとの報道があったが、選挙人の数ではトランプ氏が僅かの差であったが、数が上回った。いまだ選挙無効のデモが繰り広げられているが、不正が露呈しない以上、いずれは縮小し、正常に戻るであろう。

 

 トランプ氏が優勢であることについては木村太郎氏の事前の調査が、伝えられていたが、まさにその通りとなった。これについては、様々な見方があり、ヒラリー氏の無難な国政運営よりは、米国民は変化を求めたことになった。隠れトランプ票の読み間違いとも言えそうであるが、真相はよくわからない。気持ちはわかるが、政治経験がないに等しい実業家が今後どのような政策を展開するのか、先が読めない時代を迎える。

 

 他国のこととはいえ、日米関係のもろさを露呈したことになるが、就任前に我が国の安倍首相が渡米して、他国に先駆け接触を持ったことは、それなりの意味があったのであろう。米国が提唱した日米自由貿易協定(TPP)が暗礁に乗り上げたことである。

 

 この協定は輸出入にかかわる関税障壁の撤廃を目的にしていて、品目ごとの障壁は時間をかけながら撤廃していくのであるが、品目、特に我が国の農産物にかかわる関税を高く設定しているため、消費者は高い農産物を購入せざるを得ないが、この関税を撤廃できれば、同じ品目の農産物が安い価格で輸入でき、消費者にとっては大変ありがたい措置となる。一方では農家の生産物が売れなくなり、農家の経営が著しい危機に陥る。

 

 つまり、政府が農家から高い価格でコメを買い上げている食管会計は赤字であることの解消が見込まれる。TTPに反対する農家の考えを代弁する農協にとっても存続の危機に陥る。波及効果が高い問題である。

 

米国の基幹産業であった自動車については、我が国や、韓国、中国、インドなどから価格の安い車が米国に入ることによって、米国の自動車業界は壊滅的な打撃となる。一方、トウモロコシ、大豆、コメ、牛肉などの農産物は輸出拡大が図られることになる。どこかに限界があると思われるが、何らかの措置によって、経済の活性化が図られることは意義があるのであろう。


地震の怖さ

2016年11月24日 00時00分01秒 | 提言

 地震のニュースで昨日は一日が過ぎた。分析もされているし、福島では余震が続いている。自然の脅威をまざまざと感じるが、怖さの本質は莫大なエネルギーだけではない。地震災害による人命を奪うことでもない。地震列島の我が国である。生まれた時から地震を感じながら成長したので、地震の揺れについては何度も経験している。地震によって命を絶たれてもこれは自然災害であると諦めはつくであろう。怖さはいつどの程度の規模で、どこで発生するのか皆目見当がつかないことである。たとえ、調査によって、○○%の確率でどの地域で起こるかの確実性のない予測では対応のしようがない。

 

 確かに地震発生に伴うP波、S波をキャッチしてからの到達時間で危険を知らせる手法では、地震予知ではなく、発生後の対応であり、厳密にいえば、結果報告である。これについても必要であり、発生と同時にできるだけ早く発生を伝えること否定するものではない。

 

 しかし、手が付けられていない分野と思われるが、根拠となる科学的に立証できる理論構成なのである。当然過去の地震にその傾向を当てはれば、合致するであろうし、今後起こりうる規模と範囲を絞ることができるであろう。現在の予知範囲が広く、地震の規模も範囲が広い。活断層についてももっと研究の余地が残されている。個人の住宅を建てる場合でも地盤について一応は考えるが、地下部分の構造については不明なことも多い。

 

 特に山間部に分譲した切土の削った土砂を谷に埋めて整地した盛土については明らかに地震に弱い地盤であろう。N値といって支持基盤の保持力を建築条件にしているところは大規模の公的機関やRC集合住宅だけであろう。ようやく最近耐震補強という条件が付与されるようになった。

 

こうして地震について考えると、昨日の福島の地震は、第一報が、津波の襲来を伝えたからであろう。津波をも考慮したためか、高台へ逃げることに重点を置きすぎたきらいが明らかであった。避難も重要であるが、高齢者で、体が不自由な方は高台へは無理があった。さらに、就寝中に襲われるとなすすべもない。せめて自宅を耐震補強することは身を守る最低限の条件と考えるところである。それと、地震と火災はつきもので、火の始末にも気を配ることが類焼を防ぐ。完璧にはいかないにしても平常時においても予知が不可能な地震にはもっと地域を挙げて、力を入れるべきであろう。


早朝の地震

2016年11月23日 00時00分01秒 | 紹介

 今朝の地震の震源地は福島県沖で、4年前に起きた東北・東関東を襲った地震の余震との分析が気象庁から出されている。幸い死者を出さずに済んだことは、前回の地震・津波の教訓が生きた形となった。いまだに復興途上にある地域も残っていて、ようやく普通の生活を送ることができるようになった矢先のことで、地震・津波と生活が余儀なくされることが明らかになった。一時は千年に一度の偶然が起こったこととし、生きているうちは二度とないなどの思いが覆されたのではないであろうか。

 

 津波の恐ろしさは消えかけたように見えたが、実際に引き起こされた地震や津波は、前回の規模に比べると小さかったのは不幸中の幸いである。早朝の発生は、人々の活動が始まる時間帯であり、火気を使用した世帯もあったが、火災には至らず、この点だけでも幸いであった。また通学や通勤時間帯よりは前であったので、交通機関による災害がなかったことも幸いであった。

 

 震度5弱といえども津波が発生することは、教訓にしたい。自分も今まで、震度が大きくないと津波は発生しないと思っていた。しかし震度の大小にかかわらずに津波が発生するのである。特に海岸に面した地域は一層津波対策に力を入れたほうが良い。漁村では、津波による犠牲者が多く出たとしても、便利さの理由もあって、なかなか高台へ住居を移すことは難しい。津波を経験したことがない居住者が、住み着けば、いずれは津波の被害も遠い昔のこととして忘れ去られてしまう。そのことは、また起こる津波の災害を大きくしてきた。

 

 地震予知すら電源を入れていなかったラジオやTVのせいばかりではない。実際に予知が不可能なのである。今回も緊急地震速報は聞いていなかった。震度5以上であると自動的にTVやラジオが起動するとの話であったが、どうなってしまったのであろうか。もちろん、消防のサイレンすら聞き及んでいなかった。福島ではどうであったのか知人に聞いてみようと思っている。

 

 地震や津波は時間を特定できないところが一番厄介である。ほとんどの方は深夜の熟睡時には対応が取れない。日頃からの避難訓練といえども深夜に行う訓練はどこの自治体でも行っていないであろう。どこかに、人間の生活リズムを優先し、自然の脅威をないがしろにしていることに気づく。