鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

パソコン復活のプロセスその2

2021年05月29日 00時00分05秒 | マニュアル

 興味深い動画は、マイクロソフトアカウントの設定はしなくてもよいとの内容のもので、このアカウントに悩まされた者にとっては朗報というべき内容であった。しかしながら、多くのアプリケーションソフト、例えば、outlook、word、excel等のofficeアプリは便利であるし、自分もよく使っている。使用にあたってはアカウントを求められ、それらを同一のアカウントを使用できるなど、メリットも大きい。最近では、パソコン以外のデバイスとの間で、例えばスマホなどに、ソフトやデータを送受信する機能など、アプリケーションの世界は拡大化が進んでいる。

 

 また、新規OSに、新たにwindows10等をインストールするときには、再起動するときの新規メディアのアクセス方法等を、ファンクションキーを使って初期設定画面(BIOS画面; 基本入出力システムのこと)を立ち上げるが、デルでは、電源がONにしてから、ロゴマークが出た後にキーボードのF2キーを連打する。BIOS画面での操作は、マウスでの操作ができないので、キーボードから、画面の指示に従って操作を行う。ここでの設定で、パソコンの入力優先順位(ブート順位)等が決定される。空のパソコンは、モニタとキーボード、マウスだけを接続して、外付けハードディスクや、有線LAN、プリンター等は接続しない。

 

 パソコンにインストール用のDVDを挿入し、電源を入れる。DVDディスクからwindows10のセットアップファイルが起動する。途中、何度かの再起動が行われ、インストールするディスクの場所、フォーマットをするかどうかを聞かれ、それぞれ選択する。

 使用言語、キーボードの種類等も聞かれ、入力が済めば、windows10のインストールとなる。順調に行けば、1時間足らずでインストールが終わり、windows10の初期画面が立ち上がる。今回の例は、パソコンの不調の原因が、経年変化によって一部の内蔵ハードディスクが原因し、ウィンドウ画面のアカウント入力がうまく起動しなかったことが大きな原因である。新たにインストールした内蔵ハードディスクも、おそらく数年先には劣化の症状が出てくると思っている。外付けのハードディスクを追加購入した際に、見守りのソフトをインストールし、詳しくは見ていなかったようで、おそらく劣化のサインを見逃していたようである。

 

 貴重なデータを蓄積していれば、その復旧が不可能な場合も生じる。今回の教訓として、内蔵ハードディスクも経年劣化が生じることを学んだ次第である。また、内蔵ハードディスクも1つではなく、2個ついていて、それらの蓄積データも取り入れた旧windows10ファイルと何らかの関係があるようで、部分的な修理では不可能のようである。もちろん今回はすべての内臓ハードディスクファイルも事前にフォーマットしている。


パソコン復活のプロセスその1

2021年05月28日 00時00分05秒 | マニュアル

 最近、デル社製XPS8700のディスクトップパソコンの調子が悪くなり、次第に症状が悪化してきた。特に顕著な症状は、Windowsの要となっているスタートアイコンが効かず、マイクロソフトのサインインである、入力画面に設定したPINという単純化機能が効かないことであった。このことは、Windowsの機能が果たさなくなったということで、OSが入っているメインのディスクから、いちいちプログラムを探し出し、実行しなければならない。再起動をかけても、スタート画面へ到達する時間は5分以上かかり、このパソコンをあきらめ、新規に購入しなければと判断した。パソコンに残った機能を活用し、インターネットからデル社通販のサイトに入り、機種を選定し購入することとした。

 

 納品にはモニタの手配が最短で二週間後となるようで、修理可能であれば、蓄積したデータを捨てることなく、復帰したいという願いから、製品納入までの間に自宅近くにあるパソコン修理店舗で状態を見てもらうことにした。意外に早くパソコンの納品があり、同時に注文したwindows10のDVDディスクファイルも注文したので、再度、挑戦してみたが、症状の改善は全くなく、修理店舗へ自車で搬送することにした。

 

パソコンの状態について店員から聞かれることを想定し、症状をメモしていた。併せて、windows10のDVDディスクファイルも持って行った。約1時間近くを要したが、店員から、パソコンの具体的な欠陥とその原因について説明があった。すでにパソコン購入後、7~8年が経過していて、OSの内臓ディスクのほかに、もう1台の内臓ディスクが装着してあり、それが二つに区分けされていて、そのディスクが壊れているとのことであった。

 

OSの内臓ディスクの方は稼働しているとのことで、データの崩壊は免れている状態である。店舗での修理は技術料として4万円強、新品の内臓ディスクが1万円弱ということで、合計5万円という話であった。新品のパソコンが購入できる値段である。症状を調べるだけであれば無料ということで、修理を頼まずに店を後にした。すぐにもOSをバックアップするための外付けのハードディスクを購入することにした。ネットで注文すると翌日には自宅へ配達された。早速、内蔵ハードディスクOSのバックアップを始める。これには約9時間を要した。次に新規購入のパソコンから最近の新規windows10の情報を得ることとし、YouTubeからの動画を見ることとし、USBを使った、インストール方法もあることを知った。しかし、今回はwindows10のDVDディスクファイルが手元にあるので、それを用いることにした。(次回へ続きます)

 


日曜大工雑感(塗り替え工事)その3

2020年12月17日 00時00分01秒 | マニュアル

 使用後の刷毛の処理についても油性塗料を使った後と、ラッカーなどの揮発性塗料を使った後とでは保存処理の仕方が異なる。油性塗料は空気中の酸素との重合で塗料が硬化するので、酸素との遮断が必要となる。一時的には、刷毛に含まれた塗料を定盤上で突きだした後、水につけておけばよいが、長期間の保存には、菜種油やボイル油を溶剤(塗料用シンナー)で希釈した液に浸し、密閉する。揮発性塗料の場合は、塗料に含まれたシンナー分(溶剤)が揮発して樹脂が硬化し塗膜となる。刷毛に含まれた塗料を突き出した後、ラッカーシンナーで十分に洗い、さらに洗剤を使って十分に洗う。刷毛を乾燥させ、密閉できる容器の底にウエスなどを敷き、ラッカーシンナーを十分湿らせた容器に、刷毛を吊るして保存する。注意しなければならないことは、塗料が二液性(主剤と硬化剤を使用時に一定の割合で混合する塗料、例えばポリウレタン塗料など)については、混合後に硬化がすぐに進むので、しばらく放置した刷毛では、シンナーを使っても溶けない場合がある。この場合には、施工後できるだけ速やかに塗料の突き出しを行って、シンナーで丹念に洗い、洗剤でさらに洗わなければ刷毛は使えなくなる。

 次の工程は中塗りおよび上塗りに入る。

 まずは塗料の準備である。缶に入っている塗料は、顔料が沈殿しやすいので、開缶前には缶を十分に前後させ、塗料を均一にする。開館後は下げ缶などに移した生塗料に、溶剤を1~2割混入し、攪拌棒でよく撹拌し粘度を調整する。粘度調整では、作業環境や、被塗物の状態によって微妙な調整が必要で、常時一定ということではないため、作業中においても注意が必要である。原則は強風時や気温が高いと塗料に含まれた溶剤が蒸発しやすく、また、被塗物も温度が上昇すると、塗り作業がやりにくくなるため、粘度を下げる必要が出てくる。現場では、粘度計を使用することはないが、多くは勘に頼っている。不純物の混入や、乾燥塗膜が混入していれば、金属製の金網が張った漏斗やろ過紙を使ってろ過する。

 塗り方の基本で刷毛の動かし方は、上から下に、右から左に一定の範囲を塗っていく。一回の動作は、刷毛の長さの2/3に塗料を含ませ、一度下げ缶の縁で、軽くたたきそのまま被塗物に置いていく(塗付け)。それを塗り広げ(ムラ直し)、下げ缶の縁で、刷毛に含んだ塗料を軽くしごき、塗り広げた面に刷毛目を通す(仕上げ塗り)。以上の3工程で完結する。刷毛の減りを意識すると、塗料を置くときおよび塗り広げは、刷毛を縦方向(刷毛幅が狭い)に使い、刷毛目を通すときは刷毛を横方向(刷毛幅が広い)に使う。さらに、一筋目と次の筋は1/3幅ずつ重ねて塗る。この動作を繰り返して塗るが、ふつうは、細部や、境を先に塗り仕上げる。これをダミ込めといっている。つまり、広い塗面と細部とは別に仕上げている。使う刷毛も異なり、広い面は寸胴を、ダミ込めには、豆刷毛と1寸筋違い刷毛を主に使用する。とはいっても、最近は、羊毛の平刷毛や筋違い刷毛の利用が進み、3本の刷毛を使うことが少なくなっている。

 どの作業にもいえることであるが、安全作業は当然で、ヘルメットをかぶり、高所作業は特に落下に注意し、安全ベルトを装着する。塗装作業は引火物を使うため、場合によっては有機溶剤を利用するので、防塵マスクや専用のマスクを使用し、喚起に気をつける。火気には十二分に注意されたい。残った塗料や溶剤の処分は専門業者に依頼する。

 


日曜大工雑感(塗り替え工事)その2

2020年12月16日 00時00分10秒 | マニュアル

 次の工程は、素地(下地)調整である。木部では、透明塗料を塗ることが多く、時間が経過すると、雨染みや、木材から生じるアクや、ヤニ(樹脂)分が汚れとなって滲出するため、アク止めや漂白を行うが、元の姿に戻すことは不可能であることが多い。そのため、透明塗料ではなく、着色剤(マホガニー色などのステイン)を薄くしみこませ、何回か色目を見ながら着色することが一般的である。下地が荒れていれば、サンダー掛けを行う。へこんだ箇所には、透明性を厳密に期待しなければ木材用の樹脂パテがあるので、それを充填する。ほとんどのパテは乾燥すると体積が収縮するので何回か施工する。毎回研ぎが入る。透明塗料であっても、塗り重ねると経時変化で透明性が変化するため、次第にくすんだ色になる。したがって、エナメルといわれている不透明塗料に切り変えることを考えてもよい。

  鉄部の場合は、脱脂、脱錆、化成処理が一連の工程である。鉄面の錆をサンダー等で削り落とし、金属面を出す。電動工具の中にドライバードリルがあるが、軽量なため、円形ディスクをマジックテープで脱着できるので、ディスクの粒度を変えて行えば、さび落としから、磨き仕上げまで楽に作業ができる。木部と同様へこんだ箇所は、金属下地用パテ(ポリエステルパテ等)を木箆で施工する。

 露出した金属面は化成皮膜処理を施すと鉄の表面がリン酸鉄に変化するので防錆効果が高まる。旧塗膜と金属表面との境を平滑に研磨しないと上塗り後に境界が目立ってくる。研磨を念入りに行う。脱脂のため、シンナーで表面を拭いた後、その上にプライマー(錆止め塗料)と呼んでいる防錆下塗り塗料を塗布する。乾燥後に研磨紙で軽く研磨をする。

 塗装するには刷毛に塗料を含ませ、被塗物に運び、塗るために通常、3種類の刷毛を用意する。豆刷毛と称する5分筋違い刷毛、1寸筋違い刷毛、寸胴刷毛である。毛は馬毛が多く、用いられている。新品を購入すればよいのであるが、新品だからすぐに使えるわけではない。束ねた馬毛が抜け落ちないように、電気ごてで、束ねた部分の頂点を焼くことによって、抜け毛を防ぐ。 

 次に刷毛の製造過程で使う灰分・防虫剤等をしっかり洗い落とし、夾雑物を取り除く。

 細かい粒度の研磨紙の上で、軽く左右、上下にこすり、枝毛やくせ毛を取り除く。数日間菜種油か、ボイル油に付け込んでから使うようにする。追加で、初めて使用する刷毛は、下塗り用に使い、しばらく使った後、上塗り用に使えと言われている。多分、手になじませ、刷毛の癖や塗料の含ませ具合からそのように言われてきたと理解している。この操作は、漆工から来ているように思うが、漆刷毛は人毛をニカワで固め、ヒノキの薄板を使って箱状にした箱刷毛を使っているが、鉛筆を削るように必要な長さにヒノキを切り出し、毛先を切り整えた後、ハンマーで軽くたたいてニカワを落とし、菜種油に付けて箆で数回突き出しを行った後、菜種油の中に浸し込んで保存する。因みに漆液の溶剤には、片脳油またはテレピン油を使う。


日曜大工雑感(塗り替え工事)その1

2020年12月15日 00時00分05秒 | マニュアル

 年末となり、年神様を迎える準備で、ご多用中ブログ訪問者へ、何かお役に立てればと思い、3回に分けて投稿することにした。ご興味のない方は読み飛ばしていただきたい。

 

 今回は、小規模な建築塗装塗り替えを行ったので、気が付いたいくつかの点について触れたい。対象としたのは、木製玄関ドア、アルミ鋳型フェンス、ベランダの鉄管及び、橋脚、物干し台等である。いずれも同一色で、外部用の調合ペイント(フタル酸樹脂塗料)仕上げである。2年に一度塗り替えているが、今回は3年が経過している。鉄部には錆が生じていて、はがれている部分もあった。

 

  どのような作業においても、現状を把握し、どのようにすればよいか、大まかな作業工程を考える。DIYで自分が行うことができれば、業者に依頼することもない。しかし、判断がつかなければ、業者に依頼する方が良い場合も多い。例えば、足場を組む必要がある、短期間で済ませたい、使用する材料、道具の準備及び知識がない、体力に自信がないなどの時である。費用の点から見れば、DIYで家族とやるのが安上がりであるが、仕上がりの程度や協力体制等において、意図した結果にならず、逆にわずらわしさを生じることや失敗することもある。過去に何度か経験していれば、問題はないが、塗り替え作業を自ら行うことは簡単そうに見えても、意外と手間がかかるし、難しいものである。

 

  材料が準備され、刷毛で塗料を塗るだけではない。この工程は、塗り替え作業のごく一部に過ぎずで、大部分の工程はそれ以外の作業である。まずは作業環境を作りである。材料、作業道具等を準備する。最近はホームセンターでDIYコーナー等があり、容易に材料準備が可能で、相談に乗ってくれる店員も配置されている。

  塗料とシンナーはそこで購入できる。希釈する溶剤(シンナー)が水である水性塗料も多く、その利用は塗装する対象物(被塗物)によって、決めるが、鉄部には石油系の溶剤(主に塗料用シンナー)を使う油変性塗料や、合成樹脂塗料である。塗料メーカーによって各種製品名があり、本来は主成分名の方がわかりやすいと思えるが、製品名で呼んでいる場合が多く、混乱しやすい。また、あらかじめ、使用する材料の量は、どれだけの被塗面があり、平米当たりの塗布量によって使用量を決定する。したがって、購入する塗料缶の分量が決まってくる。

  最近の建築塗装の主流は、まず、高圧洗浄機を使って全体を水洗することが多くなった。

 しかしながら、水洗後、数日間は乾燥させるので、工事日数が加算される。細部に入り込んだ水分の蒸発は思ったより、時間がかかる。水分があると、次に行う塗装しない部分の養生となるが、使用する養生テープの接着が阻害される。養生テープは各種あり、ポリエチレンフィルムと一体となっているものが使いやすい。


車の整備で入庫

2017年05月17日 00時00分01秒 | マニュアル

 用事で都内へ行くことになり、女房も同乗したが低気圧の影響で、雨も降りだした。春とは思えない高温の日が続いていたので、気温の低下は敏感になっていた。室温を23℃に上げたが、室内は一向に暖まらない。しばらくして25度に上げてみたが、温風は変化せず、生ぬるい送風が続いていた。すぐに気が付いたことであるが、温度センサーが故障したかなと思い、すぐにディーラーに電話し、翌日点検を行ってもらうことにした。連休前には12か月点検で入庫したばかりであった。

 

 もう一つ気がかりであったのは、半月前に起こったスタート時のエンジンの高回転である。レッドゾーンにも及ぶような高回転で、何事が起ったのか不思議であった。この時もすぐにディーラーの整備工場での点検を行ったが、異常はないとのことであった。このときは、野ネズミが、エンジンルームに巣作りまではいかないが、出入りしている形跡があったので、ネズミの仕業も思いついた理由の一つであった。

 

 1時間経過後、整備が終わり、異常がないとの整備士の整備結果報告であった。今回のケースは車自体の異常は見つからず、エンジンを冷やす水冷液の温度は60数度と問題となる温度ではなかった。十分暖気が取り込めるとのことで、温度調節機能にも欠陥は見つからなかった。整備士の弁だと外気温と室内の気温差がない場合には、エアコンを入れた時のようにすぐには冷風が来るのとは異なり、高温の暖気の送風はない、また、ネズミの件は、整備ではどうすることもできないとのことであった。

 

異常がないことで安心して自宅に戻ったが、どうも気になって、ネズミの駆除方法についてネットで調べてみたが、特効薬はないようで、殺鼠剤は食べさせてネズミを駆除する方法や、昔ながらのネズミ捕りだけのようで、煙で追い出す方法も紹介してあった。諦めていたところ、セット販売で、ネズミの嫌いな成分を噴霧し、追いやるスプレータイプの噴霧方法による商品があった。犬を飼っているので、殺鼠剤は適さなかったため、このジェット噴霧スプレーを注文した。

 

成分を見るとネズミの嫌がる猫のにおい成分が入っているとのことで、試してみてしばらく様子を見ようと思っているところである。成分に猫の匂いとは、どこか漫画的であるが、実態からすれば追い出せればよいのであって、再び侵入してくるのを避けられれば成功である。これで効果がなければ、物理的なフェンスを置くぐらいしか対応策が見つからない。


ワードでの編集・印刷作業

2017年05月16日 00時00分01秒 | マニュアル

 ブログでご紹介したことがあるが、編集作業というのは思ったより時間がかかるものである。ワード操作に慣れるとさほどでもないが、ソフト制作者の意図が見えないため、試行錯誤を積み重ねることになってしまう。通常は、文章を書いて保存するだけで終わるが、編集するとなると、校閲機能が役に立つ。しかし、日本語の表現は、現代国語だけではないため、古文や漢文、英語なども入るため、指摘されると煩わしさを感じることがある。

 

 言葉は流行するので、常に変化しているともいえる。辞書に入っていない言葉や、口語などは使用する年代でも異なってくるし、語彙が逆転して表現される場合もあるので、標準語と言われていても変化している。それを踏まえていて使えばよいのであるが、辞書への登録にも手間がかかる。しかし、文章の揺れなどは校閲機能が有効に思える。

 

 編集作業には、テーマや分類、タグ付け等、後からでも付加できる機能があり、これによって整理することができる。自動的に作成年月日や方針日時などは文章に付加されるため、単純には時系列で検索できるが、件数が多くなると、分類・タグ・索引等が検索キーワードとして使える。

 

 製本する場合には、お金はかかるが、印刷業者に頼めば簡単であり、原稿を送ればなんとかなる。それでも、初校から責了までは発注者の関与がなければ進まない。そうなると、JISで決まっている校正記号も学んでおく必要が生ずる。あらかじめ、製本の体裁も必要である。フォント、目次、ページ番号、フッターやヘッダー、索引、引用文献、図表なども考慮しなければならない。これらはワードの機能として持っているので、使い方によってはある程度自動化できる。目次についてはレベルを見出し語につけるだけでレベルに応じてページ番号と連動できる。分冊、編、章、節などは、独自の工夫がいる。こうして出来上がった原本は校正に回される。

 

 次は印刷であるが、通常の文章だけであれば、プリンターに送るだけでよいが、製本となると、綴じ方が関係してくる。縦書き横書きでは綴じ方は異なるし、見開きや両面印刷などプリンターが持つ機能を利用する。プリンターによって操作は若干異なるので省略するが、CDDVDに焼き付ける場合は、焼き込みする別途ソフトが必要となる。エプソンのプリンターにはCDDVDのラベル印刷も可能な機種があるので、プリンターに依存する。ラベル印刷についてはエプソンから無料のソフトがついてくる。


突然のパソコンのクラッシュ(その3)

2017年05月04日 00時00分01秒 | マニュアル

 古いパソコンの掃除から始めたが、カバーを外し、冷却用ファンが吸い込む埃は意外に多く、放置しておくと基盤をショートさせるケースがある。掃除機のノズルを変えて吸い込ませるが、これだけであると隅にたまったほこりを吸い取ることはできないため、小型の空気圧縮機を倉庫から出し、ホースをつなぎ、ダスターガンを取り付けた。これで埃を吹き飛ばすのである。もちろん室外へ出て、屋外で作業を行った。ビープ音で指摘されたROM(読み取り用メモリ)とCPU(中央演算装置)放熱カバーを外し、状況を見たら、CPUのほうは正常であったが、ROMのほうは石灰化した固形物が大量に付着していて、ビープ音発生の原因が突き止められた。無駄な抵抗とは思いながら、固形物を取り除こうとしたが、基盤本体側は除去不可能であった。仕方なく元通りに配線をつなぎ、カバーを取り付けた。

 

 これで基盤全体を変えなければ復旧は困難と判断された。再度コードをつなぎ電源を入れたがビープ音が鳴り、症状は改善しなかったため、あきらめることとした。内蔵ハードディスクは使えそうなので、現在、復旧したパソコンのセカンドHDとして使おうと思っている。

 

 さて前に戻るが、認識しない内蔵のHDは、何かの原因で壊れていて、使える状況ではないことになっていると判断した。パソコンが認識しないため、新品の購入を行って、再挑戦しようと思い、HDのメーカーを調べ、同種の内蔵HDをネットで注文した。翌日には自宅に届いた。早速内蔵HDを取り換えてBIOS情報を見るとSATA1に新調したHDが認識されていた。認識されたため、USBをつなぎリカバリーを試みたがエラーが表示され、試しに焼き付けたDVDDVDCDディバイスに入れて立ち上げてみたら起動し始めた。DVDは7枚あったが、すべて読み込んでくれた。F12で起動ディバイスを変更し、再起動を行ったところ、Windows10が立ち上がった。

 ファクトリーバックアップはWindows8であったのでおかしいと思った。立ち上がったWindows10は女房の新調したPCの内容そのものであった。どこかでリカバリーソフトの取り扱いが間違ったようである。しかし、Windowsが立ち上がってくれれば、購入した内蔵HDが正常に動いていることを示すもので、今後、自分専用にソフト等を入れ込み不要なファイル等は削除しようと思っている。

 

 結果として、内蔵HDの復旧は困難と判断したことがこの結果につながった。基盤が破壊されていなかったことも幸いしている。メーカーのサポーターにはいろいろ相談に乗ってもらったことも復旧できた大きな原因である。(このシリーズ最終回です)


突然のパソコンのクラッシュ(その2)

2017年05月03日 00時00分01秒 | マニュアル

 故障診断はその後の作業に有効であり、平常時であっても定期的に行うに越したことはない。素人の中にはすぐにフォーマットをかけることが行われる場合もあり、影響を考えなければならないが、特に内蔵HDは蓄積されたデータが入っている。できるだけバックアップをとるようにしているが、直前までのデータをバックアップできているかといえばそうでもないことが多い。その意味で、バックアップは重要である。

 

 バックアップとリカバリーは一体化している。パソコンメーカーから無料でダウンロードできるソフトがある。このソフトは、パソコンを購入した時点でメーカーがインストールした内容をファクトリーバックアップ機能が含まれている。使用にあたっては、パソコンについているサービスタグを送信する必要がある。

 

 今回は正常に動いているパソコンを使って、そのソフトをダウンロードして、使うことにした。結果からすると正常に動いていたはずのパソコンが正常ではなかったため、正しくファクトリーバックアップができなかった。このパソコンは、調子が悪いと言っていた女房が以前に使っていたもので、普段は使っていなかったが、このような際には利用できると思い、データ等はバックアップし、現在新規に購入したパソコンに入れてあるので、もはや、廃品同様であった。何度か立ち上げるとビープ音がしていたし、BIOSまでいかずに何度となく電源のON-OFFを繰り返さないとならなかった。マニュアルによって、ビープ音がするのは回数によって異なるが、4回鳴っていたため、RAMの読み取りと書き込みの障害があった。

 

 このチェックは今回、時間がなかったので後日ということにして、女房の新規に購入したパソコンを使って、ファクトリーバックアップを行った。これは、外付けのHDを介して、応答しなくなった内蔵ディスクにシステムやデータをインストールするものである。

 ついでに、DVDにも焼きこんでおくことにした。一縷の望みをかけて、パソコンにこのディスクにUSBを使って接続し、パソコンの電源を入れ、起動したが、エラーメッセージが出てその先が進まない。

 

 再度、電源を入れF2によってBIOS画面を出し、Mainページで、内蔵ディスクのSATA1Boot可能機種)の認識状況を見たが相変わらず、認識されていなかった。つまり、リカバリーソフトもインストールする相手(内蔵HD)が認識されなければ意味がないということである。(次回へ続きます)


突然のパソコンのクラッシュ(その1)

2017年05月02日 00時00分01秒 | マニュアル

 4年前に購入したディスクトップのパソコンが突然停止してしまい、原因がわからないままどうにもならない状態となってしまった。一瞬であるがモニターは真っ黒になってしまい、メーカーへ連絡するようなメッセージが白文字で表示されたようであった。通常は再起動することによって、ほとんどの場合は復帰する。そのようにしてみたが、再起動できずに固まってしまう。

 

 トラブルの多くは、埃、電気系統の接触不良、コードの断線、雷による高電圧によるリークなどがある。今回の場合は通常の使用状態で、突然であったため、原因が不明であった。まずは、パソコン本体に接続しているコード類をいったん全部外し、モニター、キーボード、マウスだけにし、パソコンに送る電源コードも取り外し再接続を行った。これだけでWindowsが立ち上がれば、原因は付属している外付けハードディスクや音響機器等の不良が考えられる。しかし、Windowsは立ち上がらなかった。

 

 初期画面は短時間であるが、パソコンの電源スイッチを押せばメーカーのマークが出る。その次に、システムのチェックを行い、問題がなければWindowsファイルを読みに行き、Windowsが立ち上がる。普段、正常に起動していれば、あまり考えもしないが、この短時間にパソコンの内部では多くのことを行っている。キーボードの上部にはファンクションキーがあるがそれぞれ異なった機能を有していて、メーカーによって異なるが、自分のパソコンでは、F2BIOS(セットアップユティリティ)、F12(起動オプション・起動デバイス変更)である。

 

 システムの異常を知るにはメーカーのマークが出たらすぐにファンクションキーを連打すると設定画面に到達する。BIOSを見れば、異常個所が見つけられる。メーカーのマークが出なければ、本体の故障が考えられ、チェックも難しい。幸い、今回のクラッシュは、Windowsは立ち上がらなかったが、F12からパソコンを構成する内部部品の診断ができるため(Diagnostics)、そのプログラムを実行した。検査終了までには時間を要するが、テスト結果が明示され、どの部品が正常でないかがわかる。大変優れもので、今回の場合は特に有効であった。

 

 その結果は、ハードディスクが認識されていないことがわかった。その意味は、認識されていなければ、外部機器からの故障修理、または内蔵HDの代わりをする外付けのHDCD/DVD等からの起動が考えられる。または内蔵HDを信頼できる新品に取り替えることである。(次回へ続きます)


ワード文書ファイルの製本(2回シリーズその2)  

2017年04月21日 00時00分01秒 | マニュアル

1.表紙を作る

新規ファイルの名称をとりあえず統合版とすることにし、ワードの画面の上部にある作業バーの挿入をクリックすると左端に表紙がある。表紙をクリックすると組み込まれている何種類かの表紙があり好きな表紙を選択し、必要事項を書き込む。文字のフォントや大きさは変更可能である。

 

2.ヘッダーの書き入れ

表紙にあるカーソルを下方向に改行すると次ページが現れる。このページは目次を入れる場所として最後に使う。冊子全体にヘッダーを入れて、冊子の内容とページを表示するように組み込みから選択する。フッターに文字を入れたければフッターを起動させる。ページ番号も同様である。ヘッダーとフッターが起動している間は本文等の文書操作はできない。ヘッダーフッターページ番号が決まれば、ヘッダーフッターを停止させる。ヘッダーやフッターは作業バーの中に削除の指示が入っている。

 

3.文書ファイルを開く。

すでに作成した文書ファイルを探し、開く。カーソルで必要な内容を選択しコピーする。コピーした文章を目次の次のページに貼り付ける。以下同様の操作を繰り返す。

 

4.ページレイアウト

作業項目バーのページレイアウトを開き左端にあるテーマ、配色、フォント江華島を木の実に応じて選択し、貼り付けたファイルの体裁を整える。ページの目次に呼応する見出しのレベルを考える。更に、ページ設定、ページの背景等を選択する。

 

5.目次設定

作業バーの参考資料を開き、見出し等のレベルに応じ、文章の見出し部分にレベル付けを行う。作業項目目次の「テキストの追加」をコピーした文章の必要部分にカーソルで選択した後、レベルを加える。すべてのテキストのレベル付けが終わり、目次項目の目次の更新を行うと、自動的に、目次ページに見出しとページ数が付与される。この段階を位階で済ますには、あらかじめ、1~4の作業を行った後でないと目次の変更を繰り返すことになる。

 

6.印刷

ワードのファイルを上書きし保存した後ワードの印刷機能を利用して印刷設定を行う。印刷するプリンターの設定がなれないと間違ってしまい、思うように印字されない。自分の場合は、A4の用紙に、A5サイズの原稿が2枚印刷されるように袋とじを行っているので、プリンターのプロパティで割付を選択して印刷するようにしている。

プリンターメーカーや機種によって違いがあるので、詳しくはマニュアル等を参照されたい。

 

7.製本

袋とじにするため、印刷された文章を半分に折、重ねる。製本機があれば背表紙部分に糊付けできるが、無い場合には、縦書きか横書きによって異なるが、左か右片に錐で適当な間隔で穴をあけ、糸を通して綴じる。その上に製本テープを貼るとよい。

 

8.索引・引用文献・図表・脚注

今回は索引・引用文献・図表・脚注については割愛したが、必要ならば、ワード機能を使い、作業バーの参考資料の中に引用文献の挿入、図表番号の挿入、索引の挿入等を文章の体裁時に含めて行えば、比較的簡単に利用できる。(このシリーズ最終回です)


ワード文書ファイルの製本(2回シリーズその1)

2017年04月20日 00時00分01秒 | マニュアル

 マイクロソフトワードが文書作成ソフトとして一般化したのは相当前に遡る。文章作成ソフトはジャストシステムの一太郎が凌駕していたが、マイクロソフト社のオフィースが表集計や、データベースを備え、互換性もあるため、他の文書作成ソフトを抜いて、一般化した。ワードは残念ではあるが、ソフトを使う上で疑問があるときに使用する操作説明や、質問を処理する機能が付いていないことであろうか。日本語変換ソフトも充実しているので、一太郎に付属しているATOKを使う必要はない。

 

 製本は、誰しも必要な操作ではないが、ブログを作成していると、ほぼ毎日投稿用のエッセーを書いていたので、ファイルが貯まる。以前にもワードが持っている簡易製本機能を使って分野別にまとめ、冊子として作成していた。最近になって気が付いたのであるが、すでに同様の内容を持つ原稿があるかどうかを確かめることは、自分の記憶力だけでは正確さが伴わなくなった。投稿原稿の一覧についても1000件を超えると定かではなくなる。そこで、今まで投稿した原稿を冊子にしておけばと考えた。しかしながら、冊子作りもそう単純ではなく、なかなかうまく運ばない。

 

 何度か実践してみると、コツがあることが分かった。これから簡単な冊子を作りたい方にとって、参考になればと思った次第である。おそらく自分史を作りたい方もあるし、俳句や和歌、エッセー集などニーズはあると思われる。自分のパソコンやプリンターと環境が同じではないこともあるが、一般的な機能が同じであれば、メーカーの違いはそれぞれに任すとして順を追って説明したい。

 

 ワードを立ち上げると新規作成ファイルが表示される。何らかの文字を打ち込めば、ファイル名をつけて保存する。ファイルを呼び出し、必要事項を加除訂正し上書きして保存すれば変更される。こうして保存されたファイルを使ってタグ付けや分類を行う。ワードはソフト内で多くの作業をしている、たとえば、ファイルの作成、変更日時、サイズ、名称、制作者の氏名等がファイルに付加されている。コメントや、タグ付け、分類化などもファイルに任意に書き込むことができる。Windows10からと思うが、エクスプローラからファイルを見るとこれらの内容が明示される。ここまでは問題はないと思うが、冊子にするには今まで作成したファイルを統合するために新たなファイルを作る。このファイルに統合する文書ファイルをコピーし順次貼り付けていく。最初の作業は表紙を作ることから始める。(次回へ続きます)


サギソウ球根の植栽

2017年03月16日 00時00分01秒 | マニュアル

 ラン科ミズトンボ属のサギソウは湿地に生える多年草である。3cmほどの白色の花を咲かせ、名前の通りサギが羽を広げているようである。観賞用にも栽培される。夏場7~8月に開花し12週間は楽しめる。野草の中には胡蝶蘭やトンボソウ等昆虫や鳥類などの名を持った種も多い。その中でサギソウは実物の野鳥に最も酷似している。球根からの栽培はさほど難しいわけではないが、温度管理や水やりを欠かさないようにする手間がかかる。毎年、開花したサギソウを被写体として用いている。花びらの細かい凹凸は光に当たると輝くところが素晴らしいと思う。

 

 サギソウが咲き終わり、葉が枯れても水やりは続け、12月ころ球根を掘り上げて、次の植え付けのため、しばらく、湿気を絶やさぬように冷蔵庫で保管する。今回ご紹介するのは球根の植え付け方である。2下旬~3月下旬ごろ、野菜室等で冷蔵していたミズゴケに巻いた球根を取り出し、常温で半日ぐらい空気にさらす。ミズゴケを取り除き、尖っている先端部分を上にして、準備した鉢に植え付ければよい。

 

 まず、乾燥したミズゴケは前日にバケツに水を張り十分水を吸わせておく。鉢は長四角の素焼きで、高さは10㎝ぐらいのものを用意する。底の水通し穴は昆虫の侵入をふさぐために網を適当な大きさに切って塞ぐ。軽石を底一面に巻く。次に赤玉土を2cmの厚さに敷く。赤玉土が隠れるぐらいに水を軽く絞ったミズゴケを均等に敷く。これで植え付けの苗床が完成した。

 

 球根は上下を間違えないように植え付けるが、丸くふくらみを持った方を下にする。2月を過ぎるころから早い球根では緑色の新芽を出すものもあるので、その場合には上下がすぐにわかる。植え付け間隔は5㎝ぐらい離すとよい。球根を配置した後、ミズゴケを絞り、球根の上に覆い隠すように敷いていく。球根がミズゴケに隠れると、ミズゴケを安定させるために赤玉土を振りかける。

 

 これで植え付けは終わるが、霜に当たらないよう気を付け、直射日光に直接当てないような場所(長時間炎天下は避ける)で生育する。液肥はやらないほうが良いようである。ミズゴケが乾燥しないように水やりをこまめに行う。数日間留守にするときには、洗面器等に薄く水を張り、鉢ごと水に浸けて水分補給を行う。


台所蛇口の故障

2016年10月08日 00時00分01秒 | マニュアル

 我が家の台所の水道の蛇口は、10年ぐらい前に、温水器の着火不良で、東京ガスに修理をお願いし、その時に蛇口も一緒に交換した。機能的には、水道水と温水とを混合できるタイプで、シングルレバーである。この時も既に、シャワーヘッドを持つタイプがあったと記憶しているが、台所でシャワーを使うことはないため、標準タイプのものである。

 

 温水と常温の水道水は、ヘッドを左右に回転すれば、一定の温水が出るため、冬場の炊事や食器洗いには重宝していた。しかし数週間前から止水が十分ではなく、完全に止水するために、レバーを数回動かすことが必要になった。そろそろ寿命かと思い、工事を行った東京ガスに連絡したところ、水回りの器具や部品は取り扱っていないとの連絡があり、部品メーカーに依頼するため、取り寄せに日数がかかり、故障状態を把握するため、技術者を派遣するため、派遣料が発生する。直接部品メーカーと相談されるようにとの返答であった。

 

 故障原因は、多分シングルヘッドゆえの接続部分の疲労による摩耗と判断したが、果たしてそうなのかは不確実であった。部品交換だけで済むのか、それとも蛇口本体の故障か、その時には、新品の交換も視野に入れて、様子を見た。しかし、外見からでは判断がつかず、メーカーと品番を控えて、インターネットから、部品展開図と工事施工マニュアルをダウンロードした。それによれば、接続部分は、はめ込みタイプで、マニュアルによれば、上方に力を入れるとシングルヘッドのレバーだけが取り外せる。

 

 それを知ったうえで、まず元栓を閉めた。シングルヘッドのレバーを取り外し、接合面が摩耗していることが分かった。次に在庫確認である。マニュアルではすでに生産終了品であったため、在庫がなければ、新製品との交換となるが、新製品も決して安いわけではなく、できれば、部品交換で済めばと願っていた。部品センターへ問い合わせたところ在庫があるとのことで一安心。部品代は2700円それに配送料を含めると3300円以内で注文することが出きた。注文してから3日後には部品が自宅まで届き、蛇口本体に取り付け無事完了した。

 

 本体の値段が2万円から5万円することを考えると、1割で修理することができたことになる。これでしばらくは止水で悩むことはなくなりそうである。金属に見える部分は実はABS樹脂にメッキがされたものであり、接合部はポリエチレン樹脂のようであった。常に負荷がかかる部分で、10年の時の経過は既に交換時期だったのかもしれない。


バックアップ機能

2016年07月28日 00時00分01秒 | マニュアル

 パーソナルコンピュータの機能の一つであるバックアップ機能についてであるが、データが正しく保存されているかどうかをチェックすることはほとんどない。パソコンが正常に動いていれば、バックアップ機能は必要ない代物で、バックアップに時間が取られるし、容量も食うことから、普段はあまり歓迎されない。まして、バックアップを実際に使い、正しくデータが再現するかを調べることなど経験されないことの方が多いといえる。

 

 しかしながら、いざというときに頼りになるかどうかは、再現されるかどうかやってみないとわからないからである。というのも、保存したデータのメ保存機器によることもあり、メディア自体が何らかの理由で破損されていた場合も生じるし、常に意識しておかないと使いものにならないからである。普通は、内蔵のハードディスクに保存することはないが、外付けのハードディスクや、CDに焼きこんでおくなどの方法を取るが、外付けのハードディスクも危険にさらされる場合もある。

 

 これから室温の上昇で、パソコンのメモリや、ハードディスクは、高温になりやすく、室温が30℃を超えると、パソコン機器は50℃を超す状態となる。メーカーによっても異なるが、ほとんどのメーカーでは小形のファンを稼働させ、空冷させる方法を取っていて、室温が高ければ空冷にも限界があるため、大切なCPUが壊れる可能性がある。あまりお勧めできないが、カバーを外すか、直接扇風機で風を送るかし、放熱を考えないとすぐにパソコンがダウンしてしまう。

 

 快適な使用環境にするには、エアコンの効いた部屋で使用するようにしたい。パソコン設置環境についても、周りの空気が滞留しないように、空気の流れを作った方が良い。書物を立てかけることや、付属機器をあまり近づけないことも大切である。常に送風口と排気口を確保し、ふさがないようにした方が良い。

 さらに言えば、高温時にはパソコン使用をやめた方が良く、朝、夕の涼しい時に利用する。また、突然の雷には最も注意が必要で、この場合には、コンセントからパソコンに接続したコードを外し、有線のネットワークコードも外し、ルーターも電源を切るばかりではなく、接続を外しておく。近くに落雷すると、高電圧がリークする場合があり、落雷防止が機能しない場合もあるからで、コンデンサーを破壊されることがあるからである。

 

 話をもとに戻すと、バックアップ機能が正しく機能するかどうかを動作することで確認することをお勧めしたい。今回のようにOSのダウンが突然に起こると大切なデータが飛んでしまうし、飛んでしまったデータの再現を行っているが、復帰できないファイルもあり、頭を抱えている。