鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

パソコン復活のプロセスその2

2021年05月29日 00時00分05秒 | マニュアル

 興味深い動画は、マイクロソフトアカウントの設定はしなくてもよいとの内容のもので、このアカウントに悩まされた者にとっては朗報というべき内容であった。しかしながら、多くのアプリケーションソフト、例えば、outlook、word、excel等のofficeアプリは便利であるし、自分もよく使っている。使用にあたってはアカウントを求められ、それらを同一のアカウントを使用できるなど、メリットも大きい。最近では、パソコン以外のデバイスとの間で、例えばスマホなどに、ソフトやデータを送受信する機能など、アプリケーションの世界は拡大化が進んでいる。

 

 また、新規OSに、新たにwindows10等をインストールするときには、再起動するときの新規メディアのアクセス方法等を、ファンクションキーを使って初期設定画面(BIOS画面; 基本入出力システムのこと)を立ち上げるが、デルでは、電源がONにしてから、ロゴマークが出た後にキーボードのF2キーを連打する。BIOS画面での操作は、マウスでの操作ができないので、キーボードから、画面の指示に従って操作を行う。ここでの設定で、パソコンの入力優先順位(ブート順位)等が決定される。空のパソコンは、モニタとキーボード、マウスだけを接続して、外付けハードディスクや、有線LAN、プリンター等は接続しない。

 

 パソコンにインストール用のDVDを挿入し、電源を入れる。DVDディスクからwindows10のセットアップファイルが起動する。途中、何度かの再起動が行われ、インストールするディスクの場所、フォーマットをするかどうかを聞かれ、それぞれ選択する。

 使用言語、キーボードの種類等も聞かれ、入力が済めば、windows10のインストールとなる。順調に行けば、1時間足らずでインストールが終わり、windows10の初期画面が立ち上がる。今回の例は、パソコンの不調の原因が、経年変化によって一部の内蔵ハードディスクが原因し、ウィンドウ画面のアカウント入力がうまく起動しなかったことが大きな原因である。新たにインストールした内蔵ハードディスクも、おそらく数年先には劣化の症状が出てくると思っている。外付けのハードディスクを追加購入した際に、見守りのソフトをインストールし、詳しくは見ていなかったようで、おそらく劣化のサインを見逃していたようである。

 

 貴重なデータを蓄積していれば、その復旧が不可能な場合も生じる。今回の教訓として、内蔵ハードディスクも経年劣化が生じることを学んだ次第である。また、内蔵ハードディスクも1つではなく、2個ついていて、それらの蓄積データも取り入れた旧windows10ファイルと何らかの関係があるようで、部分的な修理では不可能のようである。もちろん今回はすべての内臓ハードディスクファイルも事前にフォーマットしている。


パソコン復活のプロセスその1

2021年05月28日 00時00分05秒 | マニュアル

 最近、デル社製XPS8700のディスクトップパソコンの調子が悪くなり、次第に症状が悪化してきた。特に顕著な症状は、Windowsの要となっているスタートアイコンが効かず、マイクロソフトのサインインである、入力画面に設定したPINという単純化機能が効かないことであった。このことは、Windowsの機能が果たさなくなったということで、OSが入っているメインのディスクから、いちいちプログラムを探し出し、実行しなければならない。再起動をかけても、スタート画面へ到達する時間は5分以上かかり、このパソコンをあきらめ、新規に購入しなければと判断した。パソコンに残った機能を活用し、インターネットからデル社通販のサイトに入り、機種を選定し購入することとした。

 

 納品にはモニタの手配が最短で二週間後となるようで、修理可能であれば、蓄積したデータを捨てることなく、復帰したいという願いから、製品納入までの間に自宅近くにあるパソコン修理店舗で状態を見てもらうことにした。意外に早くパソコンの納品があり、同時に注文したwindows10のDVDディスクファイルも注文したので、再度、挑戦してみたが、症状の改善は全くなく、修理店舗へ自車で搬送することにした。

 

パソコンの状態について店員から聞かれることを想定し、症状をメモしていた。併せて、windows10のDVDディスクファイルも持って行った。約1時間近くを要したが、店員から、パソコンの具体的な欠陥とその原因について説明があった。すでにパソコン購入後、7~8年が経過していて、OSの内臓ディスクのほかに、もう1台の内臓ディスクが装着してあり、それが二つに区分けされていて、そのディスクが壊れているとのことであった。

 

OSの内臓ディスクの方は稼働しているとのことで、データの崩壊は免れている状態である。店舗での修理は技術料として4万円強、新品の内臓ディスクが1万円弱ということで、合計5万円という話であった。新品のパソコンが購入できる値段である。症状を調べるだけであれば無料ということで、修理を頼まずに店を後にした。すぐにもOSをバックアップするための外付けのハードディスクを購入することにした。ネットで注文すると翌日には自宅へ配達された。早速、内蔵ハードディスクOSのバックアップを始める。これには約9時間を要した。次に新規購入のパソコンから最近の新規windows10の情報を得ることとし、YouTubeからの動画を見ることとし、USBを使った、インストール方法もあることを知った。しかし、今回はwindows10のDVDディスクファイルが手元にあるので、それを用いることにした。(次回へ続きます)

 


似て非なるもの

2021年05月20日 00時00分05秒 | 緑陰随想

 世の中に似て非なるものや物事は多々あるが、特に断りがなければ、厳密に区別していない。同じものやこととして普通に判断しているが、このことが、時として、問題となる場合も多い。今回、取り上げるのは、ジェネリック薬品についてである。病院の担当医師が発出する処方箋は、通常、処方箋を受け付ける薬局等で購入する。

 

 ジェネリックとは、性質などがある種類全体に共通の、一般的な、属に特有なという形容詞である。医薬品については、先行して開発された後に同種の医薬品が低価格で、販売されている。消費者にとっては、同じものであれば、当然、価格が安い方を求めることになるが、それを見越してか、薬局では購入者の同意がないまま、至極普通にジェネリック薬品を提供している。

ここで問題となるのは、消費者側にも、薬局にも暗黙の了解があるとしていることである。どのような基準で、ジェネリック医薬品が承認されているのであろうか、詳しいことは素人の想像の域を出ないが、当局の承認が得られるまでには、その医薬品が、治験による副作用等の問題をクリアされていると考えているが、果たして先行医薬品と全く同じであるとは考えられないし、最近では、ジェネリック医薬品の製造過程で、睡眠薬成分を誤って混入し、その医薬品を服用した方が、交通事故を引き起こしたという記事が発表されている。この事故原因は、明らかにされているが、製造現場での工程についても、先行医薬品と全く同じ工程であるとは限らない。むしろ、異なっているのが一般的であろう。販売価格が安いだけで、性能や、薬効は同じとは到底思えない。

 

現在、通院している医学大学の付属病院の医師に相談した結果、処方箋以外のジェネリック薬品の使用は積極的には薦めていないとの見解であった。特に手術前には、栄養剤や、トクホの市販の医薬品の服用は控えるように指示されている。薬害や副作用の原因がそれらの市販医薬品とは限らないし、体質や持病等の原因不明な副作用も存在する。従って、手術前においてはできるだけリスクを避けたいとの判断があると認識している。

 

自宅付近の市立病院の周りには、処方箋を扱う薬局が林立している。しかし、立地条件にも左右されるのか、盛況のところとそうでないところとに二分されている。どこも多くの薬剤師を抱えていて、営業がよく続けられているのは不思議でならない。自分は医療費を含め藥価の二割負担であるので、処方箋の金額がさほど負担とは思っていないが、自己負担額が千円であれば健康保険組合からは4千円補填されるので、薬局には5千円の収入となる。もちろん医薬品は卸業者へ卸値を薬局から支払うので、大量に仕入れれば多くの種類を仕入れなくとも、ジェネリック医薬品として出せば良いことになり、薬局としても在庫を抱えることなく商売ができるのである。消費者と薬局双方にメリットがあるが、基は、卸売業者が、処方箋を出す医者への医薬品の売込みである。医者への積極的な商品の宣伝は、結局、利益率の高いジェネリック医薬品ということになる。

 

以上のことは堂々巡りですっきりしないが、喜ばしい政策として、高齢者医療費の国庫負担増や健康保険組合の財政圧迫による解散等が増えるにつれ、高額医療費の見直しや、薬価の引き下げの動きは、ここ数年続いている。医療崩壊という事態を防ぐためにも、さらなる医薬品の引き起こす副作用対策や、国民の医療費軽減に対する配慮が必要となっている。そのため、消費者においても薬価に対する正しい認識を持ち、一方的で強引な薬局の不手際を黙認することなく、また、ジェネリック医薬品の低価格へのメリットだけを追求することなく、正しい医薬品に対する知識を深める努力を期待したい。