鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

レトルト食品の優れもの

2017年01月31日 00時00分01秒 | グルメ

 食生活がますます高度化し、自宅で本場の料理長が手掛けた味を、簡単に再現できる時代となった。本音のところはそんなことはない、宣伝に騙されているのだと思っていたが、女房が友人からいただいた中華料理の各種は、自分が抱いたレトルト食品のイメージを大幅に修正せざるを得ない本場もので、優れものであった。このシリーズはいまだ口に入らない一品を除きすべて試食した。どれも甲乙つけがたく、さすが看板に恥じない優れものであった。

 

 販売店は横浜中華街でも有名な重慶飯店製である。試食したのは、メンマ、ザーサイはすでに味付けされたもの、エビシュウマイ、マーボードーフである。メンマ、ザーサイの煮つけは、どこのものでもさほど変わりはないが、エビシュウマイは、むきエビが詰まった、まさに海老三昧で、食感もよく、合格品であった。別格はマーボードーフである。料理はいたって簡単で、準備した木綿豆腐1丁をさいの目に切って水抜きし、深皿に広げて、その上にマーボードーフ醤(ジャン)をかけ、ラップをして電子レンジで3分調理して出来上がりである。

 

 食卓では、ラップを外し、軽く豆腐とジャンを混ぜ合わせれば、それで一品完成である。ホアジャンの香りが立ち込め、本場の香りと味を堪能することができる。酒の肴によし、ご飯にかけてマーボー丼ぶりもよい。さすが重慶飯店の名に恥じないおいしさである。

 

 商品を包んだ紙箱には、家庭で簡単本格四川料理、レンジで簡単!豆腐と混ぜるだけ!重慶飯店「マーボー豆腐醤は、陳調理部長が四川料理に欠かせないスパイスを独自にブレンドし、秘伝のレシピで作りあげました。本格四川料理ならではの山椒の香り、しびれる辛さ、その奥に、濃厚なうまみが詰まった本格派マーボートウフをご家庭で簡単に調理できます。ひき肉など、具材もたっぷりでご飯がすすみます。と書いてあり、3~4人分のレシピが載っている。

 

 残念ながら友人からいただいたものなので、値段は定かではないが、久々にレトルト食品のすごさに驚嘆した次第である。カレーなどは古くから商品化されているし、手間をかけず、すぐに調理ができる商品も多い。食事を調理する人の立場での簡単さと、値段の安さ、おいしさ等、進化し続けるレトルト食品に接し、時代の変化に触れた思いである。


ケシからコーヒー栽培へ

2017年01月30日 00時00分01秒 | 紹介

 かつては麻薬の密造地として知られた、タイ、ラオス、ミャンマーに位置するいわゆる黄金の三角地帯は、麻薬であるアヘンの材料となる鬼ゲシからの収入が唯一であったが、各国政府はケシの栽培を禁じ、ケシを栽培していた場所に植林を行い、そこにコーヒーの栽培に切り替えを行った。コーヒーの木の植林から既に35年が経過していて、コーヒー農家ではコーヒーの実が一日に40㎏も収穫されている。当時は麻薬組織がこの一帯を支配していて、簡単に添削できる状況でなかったことが記憶にあるが、山岳地帯でのコーヒー栽培は、平地に比べ、生育が悪いし、樹木の手入れや収穫についても厳しい労働が課せられる。

 

 しかし、アンデスの山岳地帯でのコーヒー栽培に日本人が成功したとの話を最近聞いたことがあり、上質のコーヒー豆が収穫できているそうである。山岳地帯は寒暖の差が大きく、高木の樹木が直射日光を遮るため、そのことが良質のコーヒーの実を育てるのであろうか。タイのチェンマイで開催されたロイヤルフローラ国際品評会において、黄金の三角地帯で収穫したコーヒー豆がアラビカ種部門で最優秀賞に輝いたようである。実にうれしいニュースである。

 

 コーヒーを飲む習慣はイスラム世界でもあり、アラビア語でカホアといっていたが、元来ワインを指していた。デミタスカップに注ぎ、上澄みをすすって飲んでいた。真鍮製の柄がついた容器で、砂糖をたっぷり入れ火にかけ沸騰したてのコーヒーをカップに注ぎ、しばらくして細かく引いたコーヒーが沈むのを待って飲む。カップの底にたまった搾りかすはそのまま残しておく。コーヒー豆の種類はアラビカ種である。コクがあり、香りが高い。しかし、砂糖をたっぷり入れるので、日本人には甘すぎるように感じる。

 

 遊牧民もテントに訪れた客をもてなすのに、このコーヒーを勧める。我が国の喫茶店の原形も、もとはイスラム世界が作ったコーヒーを飲みながら、水たばこ(シーシャ)を吸う店舗(マクハー)から来たようである。

 

 コーヒーががん予防に良いとされるのは成分ばかりではなく、ゆったりと過ごす息抜きの時間とも関係がありそうで、大いにコーヒータイムを作り、精神的な安息を作り出すことも現代社会では大切な時間であろう。ちなみに紅茶のほうがコーヒーよりカフェインは多いようである。


病院通い

2017年01月29日 00時00分01秒 | 日記

 土曜日であったが、今日は歯科医院と内科クリニックのダブルヘッダーであった。どちらも午前10時から12時までの開院であった。歯科の方は10時に予約で、歯の掃除、内科には毎月検診に行っているが、投薬が切れたので薬をもらう目的であった。病院の掛け持ちは珍しく、たまたま重なったに過ぎない。歯科医院は予約制のため、前回通院した折に予約は完了していた。しかし、内科の方は、ものすごい混雑ぶりで、直ぐには受信できないため、50分ほど自宅に戻り、時間調整を行ったが、病院へ行ってみると来院する人が増えているようであった。

 

 うまい具合に病院へ着くなり、自分の名前を呼ばれ、コートも脱がないまま診察を受けた。この病院は、子供時分からお世話になっていて、先代は3年前に他界したが、女医さんであった。現在は女医の甥御さんである。医師の話では、インフルエンザや風邪の症状の人が多くなっているとのことで、そういえば、若い人も高齢者に交じって散見された。

 

 自宅で待機したのは正解であった。自分には持病の喘息があり、慢性気管支炎が長く続いていた。生まれて間もなく百日咳を患ったことがあったそうで、その時以来、のどの痛み、扁桃腺炎、鼻炎等の呼吸器系の疾患は慢性に近かった。現在もタンの切れをよくする薬や、気管支を広げる薬を毎日服用している。幸い喘息の発作はほとんどなく、息苦しいときは、吸入式噴霧薬を常用している。

 

 歯科医院は隣駅から少し離れ、多摩区役所の近くにあるため、自転車で行くことが多い。予約制であっても、歯痛は突然起こる場合もあるので、予約なしの受診者もいる。今回は入れ歯の調整が済んだので、歯の掃除であった。丁寧に行ってくれ、歯石を取り除いてくれたが、数か所しみるところがあり、その度に電動機を止めなければならなかった。部分入れ歯をしている関係で、通常たまる場所ではないところに歯石があると歯科技工師が言っていた。今回は下側の歯の掃除であった。次回は来週で、上の歯の掃除である。帰りがけに試供品として渡されたのはシュミテクトという商品名のしみないようにする練り歯磨きである。

 

 自分が使っている歯磨き粉は、昔からスモカという名前の喫煙者向けの粉歯磨きで、クレンザーやコンパウンドのような研磨機能を持っている。歯にとっては長く使えば、削ってしまうので良いわけはない。今後はスモカをやめて、シュミテクトを使ってみようと思っている。


加勢鳥の神事

2017年01月28日 00時00分01秒 | 紹介

 今時、若い衆がミノをかぶって奇声を発しながら、街を練り歩く、見物人は加勢鳥に扮した若者に柄杓で水をかけるようである。厳寒の山形上山市で行われる民族芸だそうである。400年前から続いているといわれ、発祥の歴史などはよくわからないが、火伏の神事で、冬場の火災を鎮めるという意味は、わかるような気がするが、蓑をすっぽりかぶる姿は、東南アジアやアフリカの原始宗教を彷彿とさせ、不思議な雰囲気を醸し出している。ちなみに、海外からの伝来説はないようである。

 

 新年の行事とされ、新しい年の五穀豊穣や商売繁盛を願って毎年2月の11日に上山市で行われている。明治時代に入ってこの風習は途絶え、復活したのは1959年のことである。加勢鳥は火クイ鳥のことで、火災が延焼する姿を火クイ鳥にたとえたようで、火伏、すなわち消火活動が柄杓(ひしゃく)で加勢鳥に向かって水をかけることに繋がったようである。

 

 民俗芸能が途絶えたり、復活したりで、意味すら不明のことが多い。それでも何らかの形が継承され続くことで、どのようにでも理屈はつけられる。実際のところや上山町においても後継者の不足に直面しているようで、継続することの難しさに悩まれている。下着一枚で、藁で作った蓑をかぶるのも冬場の寒さが厳しい時期、さらに水をかけられるのだから、加勢鳥のなり手がいなくなるのは当然であろう。

 

 このような地域に伝わる民俗芸能やイベントの存続は難しい時期に入ったともいえる。少子高齢化や過疎化は現実の姿として、厳しい状況にあり、その打開策すら見えない状況である。将来の見通しも、決して明るいとは言えず、悪化の傾向に進んでいる。そこで民俗芸能などの場においても後継者とその育成についても、何らかの対策を立てないと、せっかく復活した加勢鳥のような民族芸能もいずれは廃れてしまう。

 

 単なる人集めで、イベント化したがる社会風潮があるのも事実であるが、地域の住民がかかわりあうことが必要で、単なる見学者ではなく、実行部隊として企画から後片付けまで関与させる、またはすることで、相互の人間関係と、意義を感じることが重要であろう。一方では、都会の町内会や自治会が機能不全に陥っている。マンネリ化し、町内会費で役員が茶飲み話に興じていれば、地域から存在そのものを否定され、任意加入が大手を振ることになり、年々、脱退者が増えていることも由々しき問題ではある。          

 


確定申告関連その3

2017年01月27日 00時00分01秒 | 紹介

 順調に確定申告に必要な資料が整理できた。医療費控除に必要な領収書は事前にエクセルを使って交通費を入れた総額が10万円を超えないと控除対象とはならないため、その金額に達していれば、件名ごとに、e-Taxが持っているアプリケーションを使って控除資料として使用できる。前日に確認したところ10万円を超えていたため、アプリをダウンロードして作成を行った。もう一つアプリがあり、これは投資信託や株の損益を記入するソフトで、初めてのソフトであったため、今回の使用は見送った。

 

 事前準備に国税庁のホームページに、作成する確定申告書が異なるため、年金対象者の区分をクリックすると、事前準備の確認がある。自分はマイナンバーを申請中で、手元にカードがないため、従前どおりの住民基本台帳カードを利用することにした。今年度用のソフトをダウンロードするように仕向けられる。カードリーダー・ライターをUSBでパソコンに差し込み、ポータルサイトJPKIソフトを起動すると、起動確認後、自分の証明の有効性を確かめる。パソコンのOSPDFファイルの閲覧用のソフトは最新版であるので大丈夫と思い、準備作業は終了した。

 

 夕食後から確定申告書の記入をはじめ、約3時間で、申告書は仕上がった。地域を管轄する税務署へ送信する前に、確認用の書類がすべて保存と印刷とができる。全部でA4、10ページである。鏡は送信票、本文は、所得税及び復興特別所得税の申告内容確認票B、これは第一表から第三表まで、所得の内訳書、最後は医療費の明細書である。確認用の書類で還付金額が明示される。送信した確定申告書に誤記入やミスがなければ、後日、指定した口座へ振り込まれる。

 

 ファイルを保存し、e-Taxのシーケンシャルな工程通りに進めば、税務署へ送信される。すぐに、メッセージがパソコンに送られ、e-Taxのトップページから閲覧でき、税務署が受け付けたことが明示される。住民基本台帳カードでの確定申告は今年の使用で最後となり、来年の確定申告はマイナンバーカードによる申告書作成となる。

 

 確定申告が、電子証明の有効期日中に終わったことでほっとしている。これから取り掛かる方も多いと思うが、以前に比べ、アプリも進化しているため、使いやすいと感じている。e-Taxになれると短時間で済むので、大いに利用するとよいと思う。


確定申告関連その2

2017年01月26日 00時00分01秒 | 紹介

 マイナンバー制度が誕生し、その手続きについての通知はがきを受け取ったが、今まで放置していた。発信元は地方公共団体情報システム機構からで、J-LISという呼称を持っている。件名は公的個人認証サービスの電子証明書についてで、昨年1222日をもって、住民基本台帳カードの電子証明書を更新するサービスを終了し、本年1月からは新たな電子証明書が標準的に搭載されたマイナンバーカードの交付が開始されているというものである。

 

 これによって、住民基本台帳カードの電子証明書は、有効期間満了日まで利用することが可能であるが、有効期間満了後は、マイナンバーカードの交付を申請する必要がある。マイナンバーカードの交付は、交付申請後から市区町村ごとに異なり、1か月間の事務作業後、交付される。平成28年分の確定申告で電子証明を利用する場合には、早期の申請が必要とのことである。

 

 この通知はがきを十分見ていなかったが、今回、電子証明書の有効か無効かの判断がつかなかったため、別途送信された申請書に必要事項を記入し、写真を添付して区役所に持参したところ、受け付けは郵送で同封された郵便局へ提出するように窓口で言われ、仕方なく持ち帰って、郵送した。

 

 申請は無料であるが、4.5cm×3.5cmの大きさの顔写真は、自宅で撮影することとした。無色の背景は壁を利用し、三脚を使ってカメラをセットしたが、位置決めは女房に手伝ってもらい、俄かモデルをお願いした。AFでタイマーを使って撮影したのであるが、既定の大きさはL版で印刷したものをカットすればよいと考えたが、印刷してボール紙に規定の大きさを切り抜いて合わせても顔部分が大きすぎて使い物にならない。胸上が入る大きさにするのは、印刷機の縮小機能を使うことにし、なんとか既定の大きさに仕上げることができた。

 

 写真の裏には生年月日と氏名を書くことになっていたが、ボールペンではうまくかけず、油性ペンを使って記入した。写真撮影だけでも半日を要してしまった。手軽には、スーパーマーケットにある証明写真の自動機を利用すれば時間の節約にはなる。

 

 ポータルサイトへ、住民基本台帳カードをカードリーダー・ライターに差し込み、アクセスしたところ、電子証明書の有効期限が22日までであったため、今月中にはe-Taxによる確定申告を終えることにしている。


確定申告関連

2017年01月25日 00時00分01秒 | 緑陰随想

 マイナンバーの前身をたどると、住民基本台帳であり住民基本台帳カードになるが、国政は国内に居住するすべての国民に対し、姓名だけではなく、要は算用数字を当てはめて、固有の番号を振りたがる思いがあるらしい。一方、番号を振られる対象である国民は、そのような番号で区別することをあまり良いことだと思っていない。ここに、相反する思いがあるが、今般、近々、住民基本台帳は葬りさられ、新たにマイナンバーなるものを徹底しようと企んでいるようである。

 

 番号で呼ばれることは、名前が知られたくない場面においては、有効に作用する。その番号は常に変わるため、特定することは難しくなるし、遡って同じ番号が有効ではないし、一時的な意味しかならないため、常に新しい番号を控えている必要が生まれ、聞き違いや、桁数が多くなると双方、記憶するにも骨が折れ、利用しづらいことになる。病院等の一時的な場合ぐらいしか使えない。

 

 マイナンバーは、自分を証明する場面で必要になるといっても、身分を証明しなければならないのは、行政や商取引など限られた分野であり、日常の生活では頻繁に利用する頻度が高いとは言えない。つまり、日常ではいらないのであって、特殊な出来事、高額商品の売買、行政的な住居変更や、印鑑証明等の行政にまつわる場合ぐらいである。普段の必要ではないものをことさら必要性を強調して導入を図るのには何か裏があるように思えてならない。

 

 よく言われていることの一つには、脱税である。不当に儲けて、税を納めなければ、国家の税制が揺らぐとでも思うのか、非常に熱心であり、次から次へと新手を考えてくる。住民基本台帳カードにしても導入するときには身分証明書代わりになると言われ、運転免許所がない人には朗報と伝えられることもあった。自分は、確定申告をパソコンから行うことができるようになった時点で、電子証明が必要となっていたため、役所に行って手続きをして取得したが、今までに、確定申告以外に使用したことがない。

 

やはり、住民基本台帳も不発に終わったような感じがしている。マイナンバーであっても同じ末路をたどることは明らか(?)であり、個人情報流出の歯止めがどこまで担保できるのかも疑問であるし、脱税していない者にとっての直接メリットは少ないように思える。