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近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

ワード文書ファイルの製本(2回シリーズその2)  

2017年04月21日 00時00分01秒 | マニュアル

1.表紙を作る

新規ファイルの名称をとりあえず統合版とすることにし、ワードの画面の上部にある作業バーの挿入をクリックすると左端に表紙がある。表紙をクリックすると組み込まれている何種類かの表紙があり好きな表紙を選択し、必要事項を書き込む。文字のフォントや大きさは変更可能である。

 

2.ヘッダーの書き入れ

表紙にあるカーソルを下方向に改行すると次ページが現れる。このページは目次を入れる場所として最後に使う。冊子全体にヘッダーを入れて、冊子の内容とページを表示するように組み込みから選択する。フッターに文字を入れたければフッターを起動させる。ページ番号も同様である。ヘッダーとフッターが起動している間は本文等の文書操作はできない。ヘッダーフッターページ番号が決まれば、ヘッダーフッターを停止させる。ヘッダーやフッターは作業バーの中に削除の指示が入っている。

 

3.文書ファイルを開く。

すでに作成した文書ファイルを探し、開く。カーソルで必要な内容を選択しコピーする。コピーした文章を目次の次のページに貼り付ける。以下同様の操作を繰り返す。

 

4.ページレイアウト

作業項目バーのページレイアウトを開き左端にあるテーマ、配色、フォント江華島を木の実に応じて選択し、貼り付けたファイルの体裁を整える。ページの目次に呼応する見出しのレベルを考える。更に、ページ設定、ページの背景等を選択する。

 

5.目次設定

作業バーの参考資料を開き、見出し等のレベルに応じ、文章の見出し部分にレベル付けを行う。作業項目目次の「テキストの追加」をコピーした文章の必要部分にカーソルで選択した後、レベルを加える。すべてのテキストのレベル付けが終わり、目次項目の目次の更新を行うと、自動的に、目次ページに見出しとページ数が付与される。この段階を位階で済ますには、あらかじめ、1~4の作業を行った後でないと目次の変更を繰り返すことになる。

 

6.印刷

ワードのファイルを上書きし保存した後ワードの印刷機能を利用して印刷設定を行う。印刷するプリンターの設定がなれないと間違ってしまい、思うように印字されない。自分の場合は、A4の用紙に、A5サイズの原稿が2枚印刷されるように袋とじを行っているので、プリンターのプロパティで割付を選択して印刷するようにしている。

プリンターメーカーや機種によって違いがあるので、詳しくはマニュアル等を参照されたい。

 

7.製本

袋とじにするため、印刷された文章を半分に折、重ねる。製本機があれば背表紙部分に糊付けできるが、無い場合には、縦書きか横書きによって異なるが、左か右片に錐で適当な間隔で穴をあけ、糸を通して綴じる。その上に製本テープを貼るとよい。

 

8.索引・引用文献・図表・脚注

今回は索引・引用文献・図表・脚注については割愛したが、必要ならば、ワード機能を使い、作業バーの参考資料の中に引用文献の挿入、図表番号の挿入、索引の挿入等を文章の体裁時に含めて行えば、比較的簡単に利用できる。(このシリーズ最終回です)


ワード文書ファイルの製本(2回シリーズその1)

2017年04月20日 00時00分01秒 | マニュアル

 マイクロソフトワードが文書作成ソフトとして一般化したのは相当前に遡る。文章作成ソフトはジャストシステムの一太郎が凌駕していたが、マイクロソフト社のオフィースが表集計や、データベースを備え、互換性もあるため、他の文書作成ソフトを抜いて、一般化した。ワードは残念ではあるが、ソフトを使う上で疑問があるときに使用する操作説明や、質問を処理する機能が付いていないことであろうか。日本語変換ソフトも充実しているので、一太郎に付属しているATOKを使う必要はない。

 

 製本は、誰しも必要な操作ではないが、ブログを作成していると、ほぼ毎日投稿用のエッセーを書いていたので、ファイルが貯まる。以前にもワードが持っている簡易製本機能を使って分野別にまとめ、冊子として作成していた。最近になって気が付いたのであるが、すでに同様の内容を持つ原稿があるかどうかを確かめることは、自分の記憶力だけでは正確さが伴わなくなった。投稿原稿の一覧についても1000件を超えると定かではなくなる。そこで、今まで投稿した原稿を冊子にしておけばと考えた。しかしながら、冊子作りもそう単純ではなく、なかなかうまく運ばない。

 

 何度か実践してみると、コツがあることが分かった。これから簡単な冊子を作りたい方にとって、参考になればと思った次第である。おそらく自分史を作りたい方もあるし、俳句や和歌、エッセー集などニーズはあると思われる。自分のパソコンやプリンターと環境が同じではないこともあるが、一般的な機能が同じであれば、メーカーの違いはそれぞれに任すとして順を追って説明したい。

 

 ワードを立ち上げると新規作成ファイルが表示される。何らかの文字を打ち込めば、ファイル名をつけて保存する。ファイルを呼び出し、必要事項を加除訂正し上書きして保存すれば変更される。こうして保存されたファイルを使ってタグ付けや分類を行う。ワードはソフト内で多くの作業をしている、たとえば、ファイルの作成、変更日時、サイズ、名称、制作者の氏名等がファイルに付加されている。コメントや、タグ付け、分類化などもファイルに任意に書き込むことができる。Windows10からと思うが、エクスプローラからファイルを見るとこれらの内容が明示される。ここまでは問題はないと思うが、冊子にするには今まで作成したファイルを統合するために新たなファイルを作る。このファイルに統合する文書ファイルをコピーし順次貼り付けていく。最初の作業は表紙を作ることから始める。(次回へ続きます)