近所の仙波河岸史跡公園に立ち寄ってみた。
新河岸川は江戸時代には江戸と川越を結ぶ物流の大動脈として舟運が発達していた。現在の川越市に属する範囲には扇河岸、上新河岸、下新河岸、牛子河岸、寺尾河岸の五河岸があったが、仙波河岸はそれらの最上流部に後から開かれた河岸で明治時代に最盛期を迎えました。大正時代の中ごろから新河岸川の改修工事が進められ、昭和初期に舟運は途絶えることとなった。
この仙波河岸跡地は約10年ほど前までは雑木林に囲まれた沼地であり立ち入れる状態ではなかったが、その後川越市によって公園整備工事が始まり、平成16年5月に仙波河岸史跡公園として開園した。
広い公園ではありません。近所の人が犬の散歩に来る程度でしょうか。
小さな池があります。ウッドデッキもあり。
河岸場跡
昔はここに物資を積んだ船が着いたのですが、いまの水量では想像もつきません。ちなみに隣のふじみ野市(旧上福岡市)の旧福岡河岸に「福岡河岸記念館」(だったかな?)があり、そこに当時の船の舵が残っています。ゆうに畳半畳ほどの大きさがあり、当時はいかに大きな船が新河岸川を行き来していたのかが分かります。
整備される以前は木々の間から木造の船らしきものが見えたような気がするのですけど、記憶違いですかね…?
水神宮
愛宕神社
仙波河岸史跡公園から丘を登ると愛宕神社です。裏手には延命地蔵尊もあります。
散りかけの桜
小さな公園で特にこれといった展示物等は何もないので、案外地元の人でも知らない人が多いかもしれません。家内もずっと川越の人ですが知りませんでした…(笑)
ほんのひとときを、ちょっとした散策で過ごすにはいい場所かもしれませんね。
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