いよいよ梅雨も明けて夏本番。かねてから「梅雨明け一週間」と言われるように梅雨明けから一週間位は天気も安定して晴れて暑くなることが多い。夏の青空は、いわゆる秋晴れのように澄み切った青空ではないが、ギラギラと照りつける日差しと湧き上がる入道雲が特徴の夏の青空。何の気なしに立ち止まってこの夏空を見上げていると、なぜか不思議とワクワクしてくる。何か具体的に楽しいことがあってワクワクするわけじゃない。なぜだろうと考えてみる。たぶん、少年時代の夏に感じたワクワクする感情、普段は心の奥底に埋もれていて感じることの無い過去の感情の記憶が、心の表層に出てくるのだろう。
少年時代の夏の記憶、ラジオ体操をサボって行ったカブトムシ採りで、今日はどれだけ沢山のカブトムシやクワガタムシが採れるだろうかとワクワクした感覚。川に飛び込み、魚を突いて捕まえるときのワクワクした感覚。生れ故郷の石川県の海で、思いっきり泳いだりゴムボートを漕ぎ出したときのワクワクした感覚。その他にも山を歩いたり、森を探検したり、ボートで川下りをしたり。これらの場面に共通するのは、ギラギラとした太陽が照りつける青い空と白い雲。夏空を見上げるとき、無意識にこれらの普段は閉じ込められて思い出すことのない感覚がよみがえってくるのだろう。本当に少年時代の夏は楽しくてワクワクすることばっかりだったものな~(遠い目)
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少年時代の夏って殆ど炎天下の中、森や川や田んぼでアホのように遊んでたものねぇ。今みたいに熱中症なんて言葉もなかったし、そんなこと気にしてたら、遊べなかったし。
カブトムシのいそうな臭いってのが現実的に共通認識としてあつたよねぇ。クヌギの樹液がいい頃合で醗酵した感じの。で、スズメバチが必ずいたりして、手が出せなかったり…
里山の雑木林などではたまに今でも「カブトムシのいそうな匂い」を感じますね。先日も入間川右岸ランの途中で嗅ぎました。もっとも真昼間でカナブンとノコギリクワガタのメスしかいませんでしたが… そこで思い切り木を蹴っ飛ばせばたぶん何匹か落ちてきたのかと(笑)