1. 発達障害の子どもを持つ親に対して、教師ができる支援とは具体的になんでしょうか。考えを聞かせてください
答:基本的には,親に何かをするというよりも,きちんと見守ってあげることを身をもって教えてあげることが良いと思います.他の子どもと比較をするのでなく,その子どもの将来を一緒に考えて行きましょうという姿勢で対応したらいいと思います.
2. 発達障害をもった人をカウンセリングする時に一番気をつけていることは何ですか。
答:私は,カウンセラーではないので大人の相談はしたことがありません.教育相談という形で子どもについて話をするときには,上に書いたように,子どもの将来を一緒に考えて行きましょうという態度で行っています.
3. 大人になってからの発達障害の症状にはどのようなものがありますか。
答:発達障害の子どもも必ず大人になりますから,症状は同じだと思います.しかし,前頭葉の発達に従って,抑制する意志が強くなってくることから,目立たなくなってくることは考えられます.
4. どうして障害を持っている子どもは年々増えているのですか。
答:うーん.いろいろな要因が提出されていますが,私は,環境ホルモンの影響も,かなりあるのではないかと思っていますが・・・証拠はありません.
5. 川島先生が心理学を目指すきっかけとなった出来事はありますか。
答:私は,始めは父や母のやっていた幼稚園の跡を継ごうと思っていたので,発達心理学を勉強しようと始めました.
6. 川島先生は、発達障害を持つ子どもたちと関わったことがありますか。
答:相談に来た子どもと一緒に遊んだり,時々知り合いの子どもを遊ぶことがあります.仲良しの子どもたちもいますよ.
7. まだ発達障害についての理解は広く浸透していないと思います。先生はどのようにして広めていけばよいと思いますか。
答:これは,難しいですね.やはり,地道な広報活動やこの授業のように,学校などで教えて行くしかないと思います.マスコミは,どうしてもネガティブな見方をすることが多いですから・・・
8. 先生は子どもに暴力をふるったことがありますか。
答:長男が,幼稚園の時に,一度だけ殴ったことがあります.でも,子どもたちにきくと記憶のないといっていました.暴力をふるったことはほとんどありません.
9. 教育学部キャンパスの周りにいい喫茶店はないでしょうか。
答:確かに,喫茶店がないですね.善光寺の前まで行くと何軒かあります.藤やの下の夢やには何度か行ったことがあります.30年ほど前に,北門を出てすぐのところに,ゆがんだ真珠(ゆがしん)という喫茶店があって,学生と一緒に入りびたっていましたが・・・・・・なつかしいなあ.
10. 自分、発達障害かなと思って生きることはおかしいことなのでしょうか。
答:おかしくはないと思います.私も自分は,かなり発達障害がはいっているなあ,と思っています.高橋先生もそう言っていました.
11. ネガティブな思考をポジティブな思考に変えるにはどうすればよいでしょうか。
答:ポジティブシンキングに関する本がたくさん出ています.特に,アメリカでは多いようで,訳本も山ほど出版されています.読んでみるといいですよ。ちょっと,宗教的なものも見られますが・・・・・
12. 先生は障害を持った方への偏見や固定概念は持っていますか?わたしは今までの経験から比較的に少ないと思いますが、全くないのかと言われればそれはNoです。
答:同じです.というよりも40歳くらいまでは,強い偏見を持っていて,近づきたくないとも思っていました.でも,今は,特に子どもたちを,とてもかわいいと思うようになりました.また,先日の授業でもいいましたが,私たちは,誰でもが,障害を持って生まれる確率をもって,生まれて生きているのですから・・
答:基本的には,親に何かをするというよりも,きちんと見守ってあげることを身をもって教えてあげることが良いと思います.他の子どもと比較をするのでなく,その子どもの将来を一緒に考えて行きましょうという姿勢で対応したらいいと思います.
2. 発達障害をもった人をカウンセリングする時に一番気をつけていることは何ですか。
答:私は,カウンセラーではないので大人の相談はしたことがありません.教育相談という形で子どもについて話をするときには,上に書いたように,子どもの将来を一緒に考えて行きましょうという態度で行っています.
3. 大人になってからの発達障害の症状にはどのようなものがありますか。
答:発達障害の子どもも必ず大人になりますから,症状は同じだと思います.しかし,前頭葉の発達に従って,抑制する意志が強くなってくることから,目立たなくなってくることは考えられます.
4. どうして障害を持っている子どもは年々増えているのですか。
答:うーん.いろいろな要因が提出されていますが,私は,環境ホルモンの影響も,かなりあるのではないかと思っていますが・・・証拠はありません.
5. 川島先生が心理学を目指すきっかけとなった出来事はありますか。
答:私は,始めは父や母のやっていた幼稚園の跡を継ごうと思っていたので,発達心理学を勉強しようと始めました.
6. 川島先生は、発達障害を持つ子どもたちと関わったことがありますか。
答:相談に来た子どもと一緒に遊んだり,時々知り合いの子どもを遊ぶことがあります.仲良しの子どもたちもいますよ.
7. まだ発達障害についての理解は広く浸透していないと思います。先生はどのようにして広めていけばよいと思いますか。
答:これは,難しいですね.やはり,地道な広報活動やこの授業のように,学校などで教えて行くしかないと思います.マスコミは,どうしてもネガティブな見方をすることが多いですから・・・
8. 先生は子どもに暴力をふるったことがありますか。
答:長男が,幼稚園の時に,一度だけ殴ったことがあります.でも,子どもたちにきくと記憶のないといっていました.暴力をふるったことはほとんどありません.
9. 教育学部キャンパスの周りにいい喫茶店はないでしょうか。
答:確かに,喫茶店がないですね.善光寺の前まで行くと何軒かあります.藤やの下の夢やには何度か行ったことがあります.30年ほど前に,北門を出てすぐのところに,ゆがんだ真珠(ゆがしん)という喫茶店があって,学生と一緒に入りびたっていましたが・・・・・・なつかしいなあ.
10. 自分、発達障害かなと思って生きることはおかしいことなのでしょうか。
答:おかしくはないと思います.私も自分は,かなり発達障害がはいっているなあ,と思っています.高橋先生もそう言っていました.
11. ネガティブな思考をポジティブな思考に変えるにはどうすればよいでしょうか。
答:ポジティブシンキングに関する本がたくさん出ています.特に,アメリカでは多いようで,訳本も山ほど出版されています.読んでみるといいですよ。ちょっと,宗教的なものも見られますが・・・・・
12. 先生は障害を持った方への偏見や固定概念は持っていますか?わたしは今までの経験から比較的に少ないと思いますが、全くないのかと言われればそれはNoです。
答:同じです.というよりも40歳くらいまでは,強い偏見を持っていて,近づきたくないとも思っていました.でも,今は,特に子どもたちを,とてもかわいいと思うようになりました.また,先日の授業でもいいましたが,私たちは,誰でもが,障害を持って生まれる確率をもって,生まれて生きているのですから・・