※ 去年の8月から約半年間、全くブログに手を付けていない・・・!
気にはしていたけれど、家内の骨折入院に続く介護施設への移行の事や、
それに伴う、私自身の体調不順(メンタルヘルスだと思う)の事もあって、
気も滅入りがちで、なんだか書く気になれなかった・・・。
ところが、最近近親者も含め、数名の方から ・・・ いつも見ているのにぜん
ぜん書いて無いじゃないの? ・・・ どうしたの?と、「励ましとも取れる嬉しい
質問」を戴いたので、 こんな駄文でも読んでいてくれる人が居られる!と知
れば、有難い事で、また元気を出して、好きなパソコンに向かい! 取り留め
のない事でも書きっ続けよう!!。
〇 毎年書いて来たが、 今年も我が家の象徴的〝 春告げ花 " サンシューの
花が咲いた!
サンシュー、正しい漢字は 「山茱萸」。 ミズキ科の落葉小高木。
宮崎民謡「稗つき節」の歌詞では、今は「山椒の木」となって
♪ 庭の山椒の木 鳴る鈴かけてよー ホイ
鈴の鳴るときゃ 出ておじゃれヨー
となっているが本当は、山茱萸(サンシュー)の木。
平家追討(根絶やし)を命じられた(那須の与一)の弟、那須大八が、
日向の山奥まで分け入って見たものは!余りにも悲惨な落人達の
困窮生活状態 ・・・・ それを題材にした「那須の大八と庄屋の娘鶴富」
との悲恋物語。
確か昔、柳田國男がこれを発掘して紹介した・・労働歌が「稗つき節」
として火が付いた「有名になった」と思う。
私も十年位前ここを訪れた事がある・・鶴富屋敷は今も残っている、
今はすっかり観光化しているが、追うものと、追われる者とのなさぬ恋物語
には、想像を掻き立てる纏綿たる情緒がある。 でも、
その時現地で知ったのだけど、椎葉に今も「那須」性の人が何軒かある
という事。 と云う事は那須の大八の子孫が居るという事!。
要するに、生木を裂くように、鶴富姫が捨てられた ・・・・ というのではなく、
二人は結ばれて、大八の子孫は今も残っている・・・と云う事だらう!
めでたし めでたし かな?