雨シリーズ (4)
三浦半島の突端にある 城が島。その昔、何度か魚釣りに行ったことがある。
島の入口に、北原白秋作詞のあの有名な「城が島の雨」の歌碑があったよう
に思うが?? (絵をクリックして下さい)
こんな歌碑だったような気がする・・・?
“ 雨は降る 降る 城が島の磯に 利休鼠(リキュウネエズミ)の雨が降る
雨は真珠か 夜明けの霧か それとも私の忍び泣き
舟はゆくゆく 通り矢のはなを 濡れて帆上げた主の舟
ええ 舟は櫓でやる 櫓は唄でやる 唄は船頭さんの心意気 ”
いい詩だなー! また、簗田 貞(ヤナダタダシ)の曲がいい・・・・・・・
多くの声楽家が歌っているが・・・私が印象に残っているのは、森繁久弥
のうた、あの独特の森繁節の味は忘れられない、もう一度聞きたい!
ネットで調べたら、記憶違いではなく、橋の下にやっぱり石碑はあった。
石には なだらかに 一番の歌詞 が書いてあうらしい!
ところで、「利休鼠」って何だろう? 調べたら、江戸後期に流行った色
だそうで、「緑がかった灰色」で、千の利休とは直接の関係はないらしい!
詫びた地味な色から利休鼠と呼ばれたとか!
それにしても、利休鼠の雨・・・・いいことば(表現)だねー やはり詩人
の言葉はうつくしい!