博多大名2丁目にある「山本文房堂」は30年以上に亘って
付きあいがあった。
油絵材料・木版画・エッチング材料 etc ・・・・
その山本文房堂の紙手提げ袋は堅牢で今でも時々利用し
ている。 そのデザインがシンプルだが画材店らしくユニー
クで好きだ。
これは、18人の有名画家達の作品に描いたサインを
デザインしたもの。
はて、誰のサインか?・・・すぐ分かるものももあるが、
どうしても分からないものが多い。
普通 絵を見る場合、サインまで注意して見る人はあま
りいないのではなかろうか!
この中で私が分かったものは!
これは一発で分かった。
キュピズム(立体派)の巨匠、あの有名な “ パブロピカソ ”
これは、エコールド パリ(パリ流派)の代表、
“ モジリアニ ” 彼の生涯は、ジェラールフイリップの
「モンパルナスの灯」で映画化された。
生前は殆ど売れずに困窮して早死にした ・・・・
“ ピエール ボナール ” この人も エコールドパリ に属する
人だろう ・・・
この人は「日本画の影響を強く受けた人」と言われている。
“ フェルナンド レガ ”
“ ジェームズ アンソール ” ベルギーを代表する画家
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※ その他は正確に読めない!というか、あまり自信が
ない。
昔 (約45年前)、 「新制作派」の画家 “ 富岡惣一郎氏 ”
と親交があったが、 その富岡さんが 「 サインが描けるよ
うになったら一人前よ」と言っていた。
その時は意味がよく分からなかったが、 自分の絵に
自信の持てない絵のサインはサインが下手!絵にサイン
が馴染んでない、というか? サインを見ると絵の熟度が
分かるというか?富岡さんの言葉が今は分かる様な気が
する。
※ 富岡さんは歳は私よりだいぶ上だった。
彼の絵は独特の白を基調にした油絵で当時から(富岡ホワ
イトと言われていた。 藤田嗣治の“ふじたホワイト”に似て
いる。
あの当時、サンパウロの国際ビエンナーレでグランプリを取
ったりしていた。
その後、新制作派の重鎮になり、故郷に美術館が出来たと
いうことは何となく聞いていた。
久しぶりに思い出してINで検索したら立派な美術館!
富岡さんはすでに20年前没したらしい ・・・・
http://www.pref.niigata.lg.jp/minamiuonuma_kikaku/1297886444450.html
私の尊敬する最も身近な画家の一人でした!