新勝庵

元サラリーマン、映画・読書・芸術好き。
おんとし 92歳 です。

佐伯祐三

2017-09-27 16:13:52 | 日記

私の大好きな画家の一人、 30歳でパ リで夭逝した「佐伯祐三」。

彼は明治31年生まれ、 東京美術学校で 洋画を学び、在学中に

結婚。夫婦で二科展に入選などしていたが、 それから 二人で

一緒にパリに渡り 油絵の制作に没頭 ・・・ サロン ヌ ドオトンヌ 

など入選もした。

制作に熱中するが 結核に侵される、 なお精神面でも不安定に

なり ・・・ 1927年 30歳の若さで パリの 精神病院で死んだ。

佐伯の妻は 「 あの人は 神様だったのではないか 」 と語ってい

た由。

この人の描いたパリのには何とも言えない魅力がある。 

一度日本に帰って 制作をするが、 彼には パリ でなければなら

ない ・・・ すぐまた パリに戻ってきて パリで死んだ・

この人の描いた風景画(パリの街)にはこの人でなければならない

味がある 傾いたビル 汚れた看板 一面の落書き etc ゴッホと

はまた違った意味の 狂気 の様なものを感じるが 見飽きることの

ない よさががある。

 佐伯祐三を 描いて見ようと思った

今度もまた 日にちが掛かった 二週間くらいかな?

       見本を見ながら 描いているところ

    

              出来上り 

  


 巴里祭 "A Paris Dans Chaque Faubourg" from the film " Quatorze Juillet " (1933)