また映画の話。
原作オリーブ・ヒギンズ・ブローティー。 アメリカ1990年三度目の映画化作品。
何度見てもジーンと来る泣かせる物語。 初回の映画化は1939(昭和12年)
随分昔に作られたが、私はこれは見てない。でも確かその翌年昭和13年には
日本版と云うか、同じようなストーリーで「母の曲」と云うが出来た。 お母さん役
には英 百合子、娘役には 原 節子、儀母役に 入江たか子 で映画化された。
私は昔、これは確かに見た覚えがある。
・ 今度の1990作(三作目)のステラ・ダラスは ヘッドミラーが演じているが、
無学でアバズレ女だが明るく 強く生きる情のある女として・・とってもうまい!
田舎町の大衆酒場のバーテンとして皆に愛されているステラ ダラス
若き医師との間に娘を産むが、望まれる結婚も 不釣り合いを理由に拒み
娘を渡すこ事も頑なに拒否・・一人で育ってる。
仲のいい母と娘・・・だが教養 挙動 仕草 ctc 微妙な心の隔たりが出来てくる
その娘役を日本版「母の曲」では 原 節子が演じた。
恋人役の佐伯秀夫・・・・・「皆 今の若い人は知らない俳優ばかりだろう」
自分が居ては娘が幸せになれないと、 無理に父親のもとに行かせ、心を鬼にして
行方をくらませる。
数年たち、娘の結婚を新聞で知り、雨の中、そって式を覗きに来て 警官に怪しまれる
窓越しに娘の幸せな結婚式姿を見ることができ・・・・
泣きながら雨の中を去って行く・・・・泣かせるラストシ-ン
この種の物語は 国 時代 を超越して共感 感動を呼ぶ!