毎年この季節になるとあの人の澄み切った神の声を思い出す。
ホークシンガー本田路津子さんのこと。
この方は同じ宗像市に住んでおられるはずだけど?
1972年のNHK連続テレビドラマ「藍より青く」の主題歌
「耳をすましてごらん」でお茶の間でも親しまれ、NHK紅白でも
歌った。 その後ソロ活動もされていたと思うが、今も歌われて
いるのかなー??
かなり前の事になるが、 宗像ユリックスで催された、カトリック
とプロテスタント合同のクリスマス会の時本田路津子さんが歌
われたあと、あの美声で〝あしあと”を朗読された。
あしあと
ある夜 わたしは 夢をみた
神様と二人並んで
私は砂浜を歩いていた
砂の上には 二組の足跡が見えていた
一つは 神様の
そして一つはわたしのだった
しかし
最後に私が 振り返ってみたと時
ところどころ 足跡が
一組だけしか見えなかった
考えてみると その時は 私がとても
苦しいときだった
私は神様にたずねた
「何故私が一番苦しんでいる時にそばに
いてくださらなかったのですか」 と
私の愛する子どもよ
「私は決してお前のそばを離れたことは無い
お前がもっとも苦しんでいたとき
砂の上に一組の足跡しかなかたのは
私がおまえをを抱いていたからなんだよ」
この文を読むたびに、あの時の本田路津子さんの朗読
に涙したことを思い出し ・・・ 心が洗われ、人生の涙が
にじむ ・・・・!