最近読んで勉強になり、且つ非常に共感を得た本を紹介しよう。
「葬式は要らない」という本です。
著者は東大先端科学技術研究センターの宗教学者、島田裕己と言う人。
恐らくこの本はベストセラーになると思う。
私のような年寄は当然自分の葬式のあり様を気にするし、若い人は父母
のそれを考えるから。
古代から今に至る葬儀の様態と変化・・・各宗教、宗旨から死生観に至る
まで巾広い見地から科学的に平易に論じている。
葬儀は、今後確実にシンプルで且つ合理的な「直葬」方式に向かうであろう
と結論付けている。 100%同感!
日本人の葬儀費用は平均231万円、これはイギリスの12万円、韓国の37
万円、浪費の国アメリカでさえ44万円。欧州はシプルであまり金はかけな
い。 兎に角日本人の葬儀費用は世界一高い!
※ 面白いのは「戒名」の項。
その、つけ方(作り方)― 戒名の作り方のソフトがあるらしい ― そのつけ方
のマニアルが書いてある。
例えば、 一番高かったであろうされる
映明院殿絋国慈愛大居士 黒沢 明 ・・・ だとすれば、私など
只でこんなのかな―?
愛酒院殿穏愛受給中居士 ・・・ ?? こよなく酒を愛し、平凡な
サラリーマンで特に悪い事はしなかった ・・・ かなーーー?