新勝庵

元サラリーマン、映画・読書・芸術好き。
おんとし 92歳 です。

中村琢二の絵

2017-10-11 15:36:04 | 日記

  博多から宗像市に家を建てて移ったのが、昭和48年だか

ら丁度今年で43年になる。 総じて住みよい所と 満足している

 「旧官幣大社 宗像神宮」 の故事 (日本書紀)に纏わる歴史

の事などで、 今年 「世界遺産」 に認定され さも 市中大騒ぎ!

・・・ 実はそうでもない!?

  この地は 福岡市と 北九州市との丁度中間点のベッドタウン

として市になった ような所だから、 市民は何が どう珍しいのか

何が世界的価値なのか、 よく理解しかねているのではなかろう

か?と思っている。

私は戦前の教育を受けた者だから可成詳しいが、 戦後教育

を受けた人達が 何なにの尊がどうして・・とか・・・興味あるかな

ー ・・・ 

 それよりも、この宗像から 大正 ~ 昭和にかけて、 日本画壇

に名を残した有名な画家 「日本芸術院会員」が二人も出てい

る。 中村研一 と 中村琢二 の 兄弟。 弟の琢二は 東京帝大・

経済を出ているのに、 兄がフランスから帰ってきたら、 自分も

さっさと絵かきに転向して、成功している。 多くの賞を総なめ

 ・・日展の顧問から ・・・ 紫綬褒章も授章している。

 二人の生家は今も保存されている。 我家から 2~3キロの

所 旧「唐津街道」の中に残っている。

 クラブの展示会用に、中村琢二(弟)の作品を PC 画 で描

いて見た。

                     題名 「 大原の老女 」

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註、おはらめ (大原女) 京都のはずれ 大原の女紺の筒袖で

白はばきを前で合わせて、二本鼻緒草履を履いて、頭に薪や花

を乗せ、 京都の町を売り歩いた ・・・ 一昔まえまで見られた、

          京都の風物詩

   古い写真より " ー 花は いらんかね ー ”