2~3年前までは博多まで映画を見に行くのが楽しみでよく
通ったものだが、すっかり行かなくなった。
歳のせいもあるが、TVがハイビジョンになり、画面も大きく
なり、BSで次々昔の素晴らしい映画を再映してくれるので、
茶の間でゆっくりみられるのがうれしい!!
特に「山田洋次が選んだ日本名作100本」のシリーズの内
「家族編50本」が昨年四月から始まってから次が楽しみ。
先週43本目の「姉妹」は “ 名作品 ” 感激して二回見て、
DVDに撮った。
昭和30年作「家城己代冶・イエシロミヨジ」監督
田舎の発電所の親元を離れて都会(松本)の学校に通う仲良
し姉妹
中高一貫・姉は高校・妹は中学 ・・ キラキラ輝く様な清純
な姉妹、賢く慎ましい姉とお茶目で出しゃばりな妹 ・・・
だが大人の世界は色々ドロドロある
懐かしい女優!姉役の野添ひとみ・・この人は最近は、あまり
見ない?
妹役の、今でも活躍中の中原ひとみ ・・・ 彼女の言動が、
当時の世情「体制と反体制」を物語る ・・・
恋人を諦め、父の職場の上司の勧めた相手に嫁いでゆく
姉 ・・・
この映画を見て想うこと、 語りつくせないものがあるが。
あえて、一言で括るなら!
「貧し時代、貧しかったから真実に生きた」かな? いや
それでは貧困を賛美するようで ・・・ 「飽食は人間を駄目
にする」かな??兎に角、私が30才の時だから、「ひたむき
に生きた時代」かな?? ・・・・