新勝庵

元サラリーマン、映画・読書・芸術好き。
おんとし 92歳 です。

人は死なない Ⅰ

2013-07-31 18:36:16 | うんちく・小ネタ

著者の 矢作直樹 氏がテレビのインタビューでこの本の事を話していたので

早速買って読んだ。

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「人は死なない」可なり断定的な珍しい題名であり、 著者が東大医学部の教授

で臨床経験も豊富で且つ工学部精密工学教授 etc  凄い経歴の持ち主だから

多分私が考えているようなことを明解化してくれるような内容ではないか?と

期待感を持って読んだ。

〇 私は物心付いた時から「私は誰か なぜ私が私なのか? ・・ そんなこと

ばかり考えて(目が内側に付いた)子供だった。  戦時中は肉親 近親 知人

の死を沢山見てきた、だからというわけでもあるまいが、 誰が死んでも、 

ああそう程度の感慨しかもたない。 死は肉体と云う着ぐるみを脱ぐだけで

本態(霊体)は本然の場所(霊界)に帰ると思っている。

その様な確信を持った所以は

〇 45才の時、本屋の片隅で「エマニエル スエデンボルグ」の「霊界報告」

を見つけ読んでから、 極論すると〝 一切が分かった ” 目からうろこ。

この人の偉大さと云うかその経歴の凄さは深奥で神秘的で ・・・ 関心

のある方は、インターネットで検索してみてください。

(註) 今は故人となった俳優の丹波哲郎氏「自称霊界の宣伝マン」の霊界

談義や彼の何本かの霊界映画作品はすべて、スエデンボルグの霊界報告

遺作文献に依拠したものであることは間違いない。


人は死なない Ⅱ

2013-07-31 17:20:36 | うんちく・小ネタ

「人は死なない」

第一章 生と死の交差点で ・・・

第二章 神はあるか

第三章 非日常的現象

第四章 「霊」について研究した人々

第五章 人は死なない

臨床医として患者の死の現場に立ち会った時の数多くの科学では説明出来ない

現象 ・・・ 臨死 幽体離脱 トンネル体験 お花畑 川を渡る 死からの生還

また、これらの事を研究した多くの科学者と文献。

医学だけではなく、近代物理学の行き詰まり? ビックバン 0時以前の説明の

不可能。 膨張宇宙の果ての説明 ・・ 空間宇宙の謎。 反宇宙の存在?

また、ミクロ世界のクオーク レプトン → それから先は? 反粒子もあるらしい

が分らない。

兎に角それらのすべてを司る「大いなる意志?力?」がある筈。著者はそれを

神と言わずに 「摂理」 という表現をとっている。

おの本でも エマニエル スエデンボルグのことは大きく取り上げ、かなりの

スペースで紹介している。

近年、ヨーロッパを中心に 「新スピリチュアリズム」 として の研究が急激に

進行している。

〇 この本の結論は。 我々は「魂」と「肉体」から成り立っていて、死に際し

ては「肉体は朽ち消滅するが、その時に「魂」は肉体から離れて何処かに行く。

何処かに行く 何処に行く?それは分かるまい!霊界に行くとは書けまい

少しそっけない様な終わり方ではあるが 人は魂 魂は死なない。