大正ロマネスク 懐かしい折尾駅も遂に建て替わるとか!
構内の煉瓦塀に「折尾神楽」の絵が描いてある。よく出来ているので
デジカメに撮って帰った。 折尾神楽の由来は、山陰の石見地方にあ
る神楽の流れをくむものらしい。 何故折尾か?それは知らない・・。
私も昔、ある県議の結婚式の余興で一度見た事がある。
竹のわっぱで出来た長い大蛇が動き回い、口から火を吹くなかなか
勇壮で大掛かりなものだった印象がある。 題材(由来)は
子供の時(昭和一桁)習った。出雲の国の、ひの川に棲みひとを困ら
せる八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を、通りかかった、すさのおの尊(天照
大みかみの弟)が退治する・・その時、尾から出てきた剣が、三種の
神器の一つ「草薙ぎのつるぎ」こんなのは若いお方もご存じと思うが、
伝説も 神話も 歴史(日本書記にある)も、もうごっちゃで分らん??
この意味の解説(推説)は沢山あるが、
大陸から持ち込まれた製鉄技術。出雲族が砂鉄を、たたら吹きで還元
し鋼(はがね)を作った。鉄は銅を制す最高の武器。この鉄と精錬技術
をめぐる争奪戦・・・の説があるが・・私はこの説に説得力があると思う。
3~40年前、 たたらを知る職人が生きてる間にと、本当の「たたら」を
再現しようと「日本鉄鋼連盟」が、島根で、砂から砂鉄を流水し分離、
たたら炉を築き、木炭を入れ砂鉄を入れ・・・」足踏み「フイゴで炉を火吹
き、荒がねからー玉鋼(スチール)にするまでの映画をみたことがある。
出雲大社とか、国引き・・・とか、壁の前でしばしおもいだした。
・・・そういえば!宮崎駿の「もののけ姫」のアニメの中で・・・たたらぶき
の場面がめっちゃ沢山あったような気がするが??