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新勝庵

元サラリーマン、映画・読書・芸術好き。
おんとし 92歳 です。

折尾駅の「かしわめし弁当」

2010-10-08 14:29:18 | まち歩き

昭和5年に姉が直方に嫁ぎ、以来直方との行き来で乗り換え駅として

馴染み深い「折尾駅」 今も70年前とあまり変わっていない! 特にあ

の、地下足袋や下駄・鋲を打った革靴で踏み窪んだ御影石の懐かしい

階段は昔そのまま。

もうひとつ、変わらぬものがある、折尾駅名物「かしわめし」弁当の駅弁

り。

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全く昔ながらのスタイルの「駅弁屋」のおじさんが一人いる。カメラを向ける

も失礼だから・・・こんな写真しか撮れなかった。

こんな昔スタイルの駅弁売りが全国にどの位残っているのか??数少な

一つではなかろうか?

汽車の窓を開けて・・オォーイィ と呼んで駅弁を買う・・・汽車は動きだす

弁当屋は小走りで 代金を受け取りお釣りを渡す・・・際どい風景。

まさにプロの技であった!

Tytlerank

ところが、I N で検索したら、何とこの駅弁が全国ランキングで「2位」にランク

されているではないか!!驚き 

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昔は高根の花だった、懐かしい折尾駅 東筑軒の「かしわめし」弁当。

”” だったら買って食べてよ ”” いやいや・・・懐かしいと思って横眼で

眺めるだけだけど、まあ許して下さい 


七卿落ち

2010-08-02 19:41:40 | まち歩き

81日(日)NHK大河ドラマ「龍馬伝」で、竜馬が長崎から長州の高杉晋作

に会う為に、大宰府天満宮の「延寿王院」に行き(高杉晋作は不在だが)

盟友中岡慎太郎の紹介で三条實美ら都落ちした公家達と会うシーンがある。

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主役の竜馬・・・なかなかの好演技・・・・・・

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七卿の筆頭、三条實美から桂小五郎(のちの木戸孝允)宛ての親書を貰う。

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文久三年の政変・・・で公武合体派に敗れた攘夷派の公家達「三条實美ほか

六人」が密かに京都を脱出して都落ちする(七卿落ち)。その落ち先が大宰府

と云う事になっている。

私は八幡、黒崎、舟町生まれだから、舟町(江戸時代は結構栄えた港)に

七卿が密かに上陸して黒崎宿の「桜屋旅館」に匿われた・・云々の話は子供

の時から親族、先生から随分聞かされていて、よく知っていた。

話は・・変わるけど・・・!

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先日 知人と、在所宗像の原町ー旧・唐津街道筋にある,

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街道そば・・“たからい”と云うところでそばを食べた。

そこの座敷に三条實美の直筆の大き表装額がある。又西郷吉之助の

書もある。 昔は大きな造り酒屋で、有名人の宿泊客が多かったらしい。

で、8/1 のドラマを見て、七卿の足取りが分かった。

黒崎港に、密かに上陸した、七卿は、「櫻屋」に泊して、唐津街道の原町の

酒造屋で寛ぎ・・・大宰府に向かったものとうなずける・・・。

長崎 ~ 京 江戸は、長崎街道が普通だが・・・大村あたりから・・唐津街道

のコースも結構多かった事がうなずける(本道を避ける!)。


常盤橋

2010-07-13 14:46:14 | まち歩き

長崎街道の起点、小倉にそれを象徴する「常盤橋」が再建されている。

江戸時代、全国に整備された街道というネットワークの中でも、東海道‐山陽道

に続く長崎街道は、長崎の持つ特殊性(国内唯一の開港)から最も話題性に富

んだ街道だと思う。

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再建された、紫川に架かる「常盤橋」。擬宝珠のついた立派な木造の橋!

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小倉から長崎まで約228Kmで、宿場の数は25。

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宿場は小倉から黒崎‐木屋瀬‐飯塚・・で宗像は通ってないが、木屋瀬から分岐

した唐津街道が宗像を通っている。私は黒崎生まれだから、黒崎宿に参勤交代

時の大名の宿舎だった「本陣」「脇本陣」のあった事はよく知っている。

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発掘された小倉藩主細川忠興公時代の常盤大橋の礎石。

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この橋を誰が渡った・・か?象も駱駝も、信長が風呂場で洗わせた黒人も、

ルイスフロイスや多くのバードレー達や、将軍に謁見する為のシーボルト

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シーボルトの娘オランダいね、坂本竜馬や西郷吉之助や全国から蘭学を勉強

するため青雲の志を抱いた若者達・・・etc・・・枚挙にいとまがない!橋を見て

昔を偲ぶ。


小江戸川越

2010-05-30 20:46:12 | まち歩き

 ぶらり川越 。  池袋から東武東上線の快速で30分位かなー?随分早く

なった。 ここもうん十年ぶり! 多少櫛の歯の抜けた様な感もあるが、まだ

古い川越の情緒は残っている。  昔から「小江戸」と言われ歴史のある町

で、大老 “柳川吉保” や江戸時代  大老や老中達の所領であった由緒ある

土地柄。

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旧川越街道に残る代表的な重厚な「蔵作り」の商家。 江戸 ~ 明治と火事

が多く 防火対策として 漆喰 が段々厚くなり、工夫されて  家全体が「土蔵」

の様な漆喰で防御された建築様式となった。

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なんと言っても! 川越名物と言えばこの「時の鐘」 町全体に時刻を知らせ

る「鐘つき櫓」 。今でも 朝 6時 正午、午後 3時 6時 の4回鐘が鳴るそうです。

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登り口。 結構高い、「奈良の大仏と同じ高さ」とは書いてあるが。何メートル

とは書いてない??

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  ・・・ 町並み ・・・

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今日は雨で人は少なかったが、外国にも観光スポットとして紹介され、且つ

朝ドラの影響もあって、 日頃は外人も多く、川越巡りで観光バスで人が絶え

ないらしい。

ともあれ「勝新のザとう 市」でも出て来そうな!残したい江戸の源風景の一つ。


相撲5月場所

2010-05-27 21:13:23 | まち歩き

私が東京に行った時の常宿は、何処に行くのも便利が良いから両国

国技館の前のPホテルにしている。

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今回は丁度5月場所中だったので 着いた日は JR両国駅のコンコースで

「相撲甚句会」甚句愛好会メンバーの、甚句のど自慢?をやっていた。

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毎朝8時頃から1~2 時間位、国技館前の高櫓の上で “トンテン トンテン”

櫓太鼓が鳴る・・・相撲の町両国ならではの 情緒ある雰囲気!

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午後になると幕内力士の「場所入り」を見ようと国技館前は人垣ができる。

人の多さとタイミングがあって、なかなかいい写真が撮れない!

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今上り坂の、西前頭6枚目の グルジア出身の「栃の心」がやっと

撮れた。

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190㎝以上イケメンのナイスガイ・・・大いに期待が持てる!

(これはINの写真より) 。