大掃除をしていてベランダのグリーンネックレスが花をつけているのを見つけた。
アフリカ産の多肉植物で、グリンピースのような球状の葉をつける。この中に水をたくわえているので、乾燥に強いそうだ。文字通りネックレスのようで、そこが人気を呼んでいるのだが、逆に、気味が悪いと敬遠する人もいる。和種を好む私はむしろ後者の方だった。
開いたのは紫色の花は、よく見ると花びらではなく、花糸と呼ばれる雄しべの一部だ。先に黄色い花粉がついている。着飾らない素朴さを表しているようでもあり、寒風をじかに受ける力強さを主張しているようでもあり、この遠方からの来客に親しみがわいてきた。年の瀬に思わぬ贈り物が届いたような喜びか。人の気持ちは勝手なものである。
アフリカ産の多肉植物で、グリンピースのような球状の葉をつける。この中に水をたくわえているので、乾燥に強いそうだ。文字通りネックレスのようで、そこが人気を呼んでいるのだが、逆に、気味が悪いと敬遠する人もいる。和種を好む私はむしろ後者の方だった。
開いたのは紫色の花は、よく見ると花びらではなく、花糸と呼ばれる雄しべの一部だ。先に黄色い花粉がついている。着飾らない素朴さを表しているようでもあり、寒風をじかに受ける力強さを主張しているようでもあり、この遠方からの来客に親しみがわいてきた。年の瀬に思わぬ贈り物が届いたような喜びか。人の気持ちは勝手なものである。