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日本代表のこと・・・334

2016-04-21 00:01:04 | サッカー(日本代表、W杯等)

 事例紹介コラムです。
 平成28年熊本地震の発生から、ずっと復興支援関係の記事が多かったですが、当ブログとしては、今日一度一区切りで、いつものような話題を一つ紹介したいと思います。リオ五輪の組み合わせ抽選が、地震前に実施されて1次リーグの対戦国が以下のように決まりました。
      
・ナイジェリア(アフリカ王者): 8/5(金)10:00~
 A代表:FIFAランク67位。2大会ぶり7度目。96年金、08年銀、予選を兼ねたU-23アフリカ選手権を制した強豪。アフリカ勢初の金メダルを獲得した'96年アトランタ五輪と、銀メダルだった'08年北京五輪では日本とも対戦し、ともに日本に勝利。
・コロンビア: 8/8(月)10:00~
 A代表FIFAランク4位。6大会ぶり5度目。1次リーグ。2大会ぶり7度目。'96年金、'08年銀、'13年U-20大会で優勝した隠れ南米王者。南米予選はアルゼンチンに次ぐ2位で、米国との大陸間プレーオフを制して本大会出場。
・スウェーデン(欧州王者): 8/11(木)7:00~
 A代表:FIFAランク36位。6大会ぶり10度目。'24年銅、'48年金、'52年銅。U-21欧州選手権優勝。欧州予選を1位で通過。'36年ベルリン五輪では日本に敗戦。

 うーむ、微妙ですね。巷では「死の組」という論調もありますが、4年前を思い出してください。今回と同様に過去に世代別世界大会に出場した事がなかった当時の五輪代表が強豪スペインを破り、結果は4位でした。今回もどうでしょうか。
 あと、本番での観戦状況ですが、今回も平日の早朝という事で、一番TV観戦しにくい時間帯。ブラジルW杯でもそうだったのですが、あの時は週末が1試合ありましたが、今回は見事に全部平日ですね。いろいろと報道が流れています。まずはスポニチの記事です。

【リオ五輪は“死の組”も手倉森監督「突破できれば頂点登れる」】
 リオ五輪の1次リーグ組み合わせ抽選が14日に行われ、U-23日本代表は、強敵がそろう“死の組”と同組。2試合開催した北部マナウスから2,600キロ離れた東部サルバドルで第3戦を実施。難敵、暑さ、移動という三重苦をはね返し、48年ぶりのメダルを狙う。
 ナイジェリアは昨年のU―23アフリカ選手権で優勝し、’13、’15年のU-17W杯でも優勝しており、若手の逸材が多い。’13年大会のMVPのイヘアナチョは今シーズンに、マンチェスターCに所属し、A代表にも選出。日本は’68年大会1次リーグで勝っているが、’96年アトランタ五輪と’08年北京五輪で敗戦。
 スウェーデンは昨年のU-21欧州選手権で優勝。手倉森監督が「一番強いと思う」と話していたポルトガルを決勝でPK戦の末に撃破した強豪。コロンビアは、A代表がブラジルW杯で敗れた因縁の相手。米国との大陸間プレーオフから勝ち上がり、最後に本大会出場を決めているが、コンスタントに世界レベルのプレーヤーを輩出しており、侮れない存在。
 強豪との中2日での3連戦で、1次リーグを突破しても2位通過なら準々決勝ではA組の1位通過が予想されるブラジルと対戦する可能性が高く、48年ぶりのメダル獲得を目指す手倉森ジャパンはイバラの道に挑むとしています。
【手倉森ジャパンに待ち受けているのは、ピッチ内の敵だけではない】
 ナイジェリア戦とコロンビア戦の会場はブラジル北部のマナウス。アマゾン地帯の熱帯雨林気候。リオ五輪開催期間中の8月の平均最高気温は32度を超え、平均湿度も約80%と厳しい環境。現地で猛威を振るうジカ熱、デング熱の感染リスクも高まり、激しいスコールにも遭遇するまさに“ジャングル”。全会場で最も過酷な環境とも言われ、さらに試合時間は2戦とも未経験の午後9時と不安要素が多い。
 スウェーデン戦は東部の都市サルバドル。飛行機で約5時間の移動を強いられ、移動距離は実に約2,600キロ。中2日の過密日程の中、熱帯雨林地帯から沿岸部へ移動した上、日中の気温差が5度前後あるため、環境の変化への適応が必要。「C組がいい」と回避を願っていた手倉森監督には厳しい現実。
 ブラジルW杯では、特有の気候に悩まされたザックジャパンが、1次リーグで1勝もすることもなくブラジルを去った失敗は繰り返せないが、“死の組”を引いた手倉森ジャパンは、劣勢での強さと適応力を見せることはできるだろうかと締めくくっています。
スポニチ該当記事②:http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/04/15/kiji/K20160415012406980.html
   〃       ①:http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/04/15/kiji/K20160415012407120.html

 思い出すのは、ブラジルW杯の惨敗シーン。あの時は遠藤選手が「ドイツW杯と似てるな」と口にしたように、コンディション調整不足が敗因でした。あと、ベースキャンプ地の選定を間違えて、移動でコンディションが狂うような事もありました。今回もこの辺りがとても重要だと思います。ただ、2014年の教訓を生かしてくれるとは思っていますが、A代表ではないので、フィジカルコーチの選択、コンディション調整の微妙なミステイクをやってしまうかもしれません。
 あと、これらの記事を書きながら思ったのは、「男女の抽選が行われた」というくだり。本来ならば、なでしこジャパンの相手も発表になっていたはずなのに、蚊帳の外という悲しい事実。本当に女子サッカーがこれでいくらか衰退してしまうかもしれません。日本協会はアメリカとの強化試合を発表していますが、よく思い出してください。まだ、新監督は発表されていません。監督は誰が務めるのでしょうか。どのみち高倉監督が務めるので、それまでの場しのぎになるのか。なでしこも心配ですね。リオ五輪まであと4か月。そういえば、余り強化試合が無いですね。もっともっと試合を組んでもいいのではないでしょうか。この強化試合の少なさも、ザックジャパンやこの前のなでしこにちょっと似ている気がします。頑張ってもらいましょう。

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