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東京ヴェルディを参考に13

2016-10-22 00:36:13 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 実はヴェルディさんの事例も溜まっていました。他のクラブと違って、ヴェルディさんはちょっと違います。何というか、いい言い方をすればある意味都会的、マニアックという言い方もできます。都会はいいですね。漫画の舞台になったり、コラボできたり。少し前の事例もありますが、一気にいかせていただきます。
      
【サッカー漫画「サポルト!木更津女子サポ応援記とのコラボ】
 ホームゲームで、サッカー漫画「サポルト!木更津女子サポ応援記」(アース・スターコミックス)とのコラボレーション企画を実施。
日 時: 2016年9月25日(日) 
相 手: J2千葉
会 場: 味の素スタジアム
〔コラボ企画チケット発売〕
 女子サポーター限定の大変お得で特典満載のコラボチケットを販売。
・販売対象者: 女子サポ限定(初心者大歓迎)
・販売席種・価格: ホーム自由席 ¥2,000(税込)
・販売枚数: 限定50枚
・販売期間: 9/6(火)10:00~9/24(土)23:59
・6大購入特典:
 ①サポルト!オリジナルTシャツプレゼント!(定価¥2,000)
 ②「サポルト!木更津女子サポ応援記」第一巻プレゼント
 ③東京ヴェルディ選手との2ショット写真撮影会
 ④ゴール裏のサポーター団体から直接応援指導付き
 ⑤オリジナルタオルマフラープレゼント 
 ⑥試合前のピッチ練習に向かう選手達とのハイタッチ権利付き
〔当日のスケジュール〕
 14:00~14:15  「チケット優待ブース」にて引換券とTシャツ、タオルマフラー引換
 14:20~14:45  ゴール裏サポーター団体から直接応援レクチャータイム
 14:50~15:10  選手との2ショット写真撮影会タイム
 15:15~15:25  ピッチ練習に向かう選手達とのハイタッチタイム
 15:30~       ホームゴール裏での応援体験開始
〔サポルト!木更津女子サポ応援記について〕
 「ゴール裏」を舞台に描かれる、サポーター達の熱き物語。寂れた駅前、荒ぶるDQN…冴えない地元が好きになれない女子高生室町花子はある日、ひょんなことからクラスの問題児・佐橋風夏に自転車ごと連れ去られる。辿り着いた先は…サッカースタジアム。サッカーを熱くするのは”サポーター”だ!! 千葉県・木更津を舞台に、女子高生達がサポーター活動に目覚めていく姿を描く、新感覚サッカー漫画。
〔「サポルト!×ヴェルディ」コラボ販売〕
 試合会場でしか買うことのできない限定グッズを販売

 という内容でした。サッカー漫画もいろいろあるんですね。こういう女子サポーターが主役のコミックがあるのは知りませんでした。今年2月からコミックアース・スターのウェブ漫画として連載がスタートし、7月には単行本第1巻が発売されたとか。舞台が千葉県なのにどうしてヴェルディさんとコラボするのか不思議でしたが、どうやら作者がヴェルディサポーターだそうです。なるほど。心のつながり、サポーターとしてのつながりは強固なものだと実感しました。でも、いいですね、都会は。こういう漫画とかのつながりができるから。岡山のような田舎町ではそういう話が皆無です。漫画家のいしいひさいちさんが玉野出身くらいですが、岡山市ではないからか、J2岡山にはつながっていません。
 次はゲーム界のプロリーグにヴェルディさんが参戦する事例です。以下、抜粋して紹介。

【J2東京Vがeスポーツのプロチーム設立。「FIFA」の専属プロ選手を公募】
 J2東京Vは、Jリーグのクラブとして史上初の「eスポーツ(エレクトロニック・スポーツ)」部門を設立。「eスポーツ(e-sports)」とは、コンピューターゲームやビデオゲームで行われる、近年日本でも話題になりつつある競技。部門設立にあたり、J2東京VはJリーグのトップパートナーでもあるエレクトリック・アーツ社(EA)のサッカーゲーム「FIFA」の専属プレイヤーを公募。
 eスポーツ参入の目的としては、「①新たなファン・サポーター獲得に向けて」「②海外への活動展開の媒介として」「③クラブフィロソフィーの体現方法として」と、3つの柱を設定し、業界に参入。
 J2東京Vのクラブ社長は「日本初のプロサッカークラブを目指して産声を上げ、Jリーグ発足時からプロサッカークラブとして歩んできたヴェルディが、eスポーツという新たな分野で、再びパイオニアとなれるのではと考えています」とコメント。
 続けて「海外に比べて、日本のeスポーツ業界は発展途上ではありますが、 そこにあえてチャレンジャーとして参加することで、東京ヴェルディが日本のeスポーツを引っ張る存在になることを目指す。またその活動が、東京ヴェルディの発展にも寄与し、世界に通じるプロスポーツクラブとしての第一歩となることを期待」とコメント。
〔日本eスポーツリーグについて〕
・対戦形式:
 各地域のチームによる総当たり戦。2016年11月~2017年1月の間、毎週末オンラインにて試合を開催。
 世界最大級のゲーム専用配信サイト「Twitch」にてライブ配信。リーグ総合1位・2位を決める決勝戦は、オフラインで開催。
・開催日程:
 2016年11月~2017年1月予定
・競技種目:
 FPS(PC)/『FIFA17』(PS4)/格闘ゲーム。プレイヤーの視点でゲーム内の世界を移動しながら戦うシューティングゲームのこと。
・参加チーム:
 Naturals HOKKAIDO(北海道)/東京ヴェルディ(東京)/名古屋OJA(愛知)/インフィニティ大阪(大阪)/CYCLOPS OSAKA athlete gaming(大阪)/iGS(エリア選定中)
・主 催:
 eスポーツコミュニケーションズ合同会社
・共 催:
 一般社団法人 日本eスポーツ協会(JeSPA)
日本eスポーツリーグ公式HP:http://jesleague.jp/
J2東京V公式HP該当ページ:アドレス

 という内容でしたがなかなか斬新ですね。23年前のコカコーラの胸スポンサーを背負った読売ヴェルディ時代を今も鮮明に覚えている当ブログとしてはただただ驚きです。最近ではVRも流行りつつあり、こういう「ゲーム」がこれから市民権を高めていくのでしょうか。ゲーマー層を引き付けて、味スタに来てほしいという意図なのでしょうが、本当に斬新なアイディアです。とにかく全くこの分野はわかりません(苦笑)
 次はいわゆる「ガールズ」イベントです。どこでもやってますね。以下、抜粋して紹介。

     
【明治安田生命とJ2東京Vが女性向け観戦チケットを企画販売】
 明治安田生命Jリーグ女子倶楽部とJ2東京Vは、共同で企画、開発した女性向け特別チケット「ヴェレディチケット」(10月30日(日)ホーム愛媛戦)の販売を開始。明治安田生命Jリーグ女子倶楽部は、明治安田生命の女性従業員が、女性のJリーグファン増加や全社的な盛り上げを企図して設立。以降、本社や全国の支社も含め全160組織で自主的に活動が広げ、Jリーグ初心者の従業員が参画しやすい応援活動の推進やJクラブと提携し女性限定の特典がついたチケット販売を企画するなど、趣向を凝らした活動を実施。
 J2東京Vは女性ファンの拡大に力を入れており、女性従業員の多い明治安田生命の意見を集めたいとの要望を提出。明治安田生命は「東京ヴェルディ」の女性ファン増加を企図し、「女性視点の特典付きコラボレーションチケット企画」に賛同。数回の打合せや社内でのアンケート調査などを実施して今回実現。今後は、女性従業員の意見を元に女性向けグッズ展開や「VELADY」(ヴェルディとLADYを合わせた東京Vの女性サポーターをあらわす造語)としてブランド化も検討。
・チケット詳細: メインスタンドSS指定席(先着50名限定)
・特 典:
 ①「明治安田生命Jリーグ女子倶楽部」、「東京ヴェルディ」共同開発のオリジナルフード付タオルマフラー
 ②選手との2ショット写真撮影会実施
 ③「芸能人+ヴェルディOBvsベレーザ&ヴェルディアカデミー」のエキシビションマッチをピッチ脇の特別シートで観戦
 ④試合前の選手達とのハイタッチ権利付

 いわゆる「ガールズ」イベントは今や、どのJクラブでもやってますね。セレッソさんのように上手いところもあれば、何となくイマイチな印象を持ってしまうところもあります。女子サポ文化を作れているかどうかは、「ヴェレディ」などのように「愛称」を作れているかどうかだと思います。そういう文化が浸透できていれば、愛称を口にしても違和感は無いですが、何も浸透していないのに愛称だけが一人歩きしてもしょうがないから、愛称をまだ設定していないところもあります。理想は「カープ女子」でしょうか。カープ女子は歴史と文化と高い付加価値の賜物でしょうから。これから愛称を作って、女子サポ文化を作っていこうと思っているところがあれば、まずは中の付加価値の構築が先ではないでしょうか。女性は敏感だから、中途半端な事をやっていたら、すぐに見透かされてしまいますから。 
 あと、久しぶりにヴェルディさんの公式HPのニュース一覧を拝見しましたが、ホームタウン活動や選手による社会貢献活動がいっぱい載っていました。収益事業ばかりしか載っていない事例とえらい違いで、また今度ゆっくり観に来ようと思ってしまいました。収益ありきのところがあれば、「ヴェルディさんは経営面が・・・」と言いそうですが、付加価値が高かったから今までどんなピンチがあっても残ってきたのではないでしょうか。当ブログにとっては今でも変わらずゴールデンタイムでマリノスさんと試合中継されていたヴェルディさんそのままです。
サッカーキング該当ページ:http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20161014/503991.html?cx_top=newarrival
J2東京V関連⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160513
   〃     ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150821
   〃     ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150131
   〃     ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141019
   〃     ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140729
   〃     ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140305
   〃     ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140108
   〃     ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120514
   〃     ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070831
   〃     ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070318

   〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070213
   〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070205

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