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欧州リーグの事情10

2016-03-18 00:27:31 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 事例紹介コラムです。
 ここ最近のスポーツニュースで、プレミアリーグの岡崎選手がよく取り上げられます。何でも所属するレスターが、ジャイアントキリングのまま、奇跡の優勝を遂げそうだとか。本当にそんなチームがプレミアリーグで優勝したら快挙だし、今までは金満クラブしか優勝争いできないというイメージが覆りますね。そんな中で、レスターに関して何か情報は無いかと探していたら、AFPBBニュースに「プレミア制覇に近づくレスター、快進撃の影に仏教パワー?」という面白そうな記事がありました。以下、抜粋して紹介。
       
 プレミアリーグで、当初は伏兵とみられていたレスター・シティが快進撃を続けていることについて、専門家の多くは、成功の秘訣が一体何なのか不明だが、あるタイ人の僧侶によれば、少なくとも理由の一つは仏教でいうところの「業(カルマ)」だとか。
 この3年間、6人の僧侶を従えて定期的にレスターの試合に足を運び、ピッチで経を唱えたり、選手に縁起物を渡したりしているそうで、お守りを選手の首にかけたり、レスターのクラブエンブレムの周りに神聖な絵柄が散りばめられれているバナーを渡したりしているとか。
 世界屈指の人気を誇るプレミアリーグで首位を走るレスターは、タイ人実業家の氏がオーナーを務めており、ユニホームの胸には氏の企業名を表示。
 '10年にヴィチャイ氏がチームを買収してから、最初の数年こそ低迷したものの、プレミア昇格を果たし、今や首位を快走しているレスターは、冷静なクラブ運営に加え、選手や監督の人事も的確だと、球団幹部に称賛の声が寄せられているそうです。ヴィチャイ氏は敬虔な仏教徒で、カルマを強く信じており、クラブと選手に吉兆と幸運をもたらすために僧侶を連れていくとしています。
【本拠地にも僧侶の姿】
 仏教文化において縁起物は身近なもので、幸運をもたらすとされるものがあちらこちらに飾られ、人々の胸や車のバックミラーにぶらさがっている事が多いという事で、こうした仏教の慣習について、当初はレスターの選手も違和感を覚えたかもしれないが、現在では、濃い黄色の法衣をまといキング・パワー・スタジアムの通路を静かに歩く僧侶の姿にも慣れた様子。選手達は僧侶の姿を見て喜んで歓迎し、儀式にもきちんと参加するとか。
 現在2位のトッテナムに勝ち点5差をつけるレスターが、残り8試合を逃げ切り、タイトルを獲得できるかに注目が集まっているが、取材した僧侶は、選手が仏教パワーを味方にしながら、「スタミナと強い精神力でプレーし、懸命に戦い続けている。絶対に1番になるでしょう」と断言。
AFPBBニュース該当記事:http://www.afpbb.com/articles/-/3080419
   
 面白いコラムでしたね。プレミア快進撃のレスターは実は仏教パワーに支えられていたという話。よくスター選手が実は変な新興宗教に蝕まれていたというニュースを過去に観た事がありますが、コラムを読む限り敬虔な仏教徒のサポートを受けているようです。といってもそれだけではないでしょうが。
 レスターの先発陣の移籍金総額を掲載されたようですが、意外にも岡崎選手の700万ポンド(約11億3千万円)が最高額で、総額2200万ポンドだそうです。それに対して、マンチェスターCの先発陣の総額はなんと2億3000万ポンド。その金額はレスターの10倍。
 今日、ハリルジャパンの選手発表があり、岡崎選手が順当に選出されていますが、レスターの勢いを受けて、大暴れして欲しいですね。レスターの優勝の可能性が強いそうです。日本でいえば、予算規模でJ2で15位以下のレベルのチームがJ1で首位を走っている状態。これからもっともっと露出が高まっていくことでしょう。
レスターシティ公式HP:http://www.lcfc.com/

コメント
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