J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

岡山シーガルズ53

2014-12-30 00:04:43 | 岡山シーガルズ

 事例紹介コラムです。
 何気なく、岡大T岡助教の研究室のFBページを観ていて、ぶったまげました(ちょっとオーバーですが)。シーガルズのある活動が載っていたのですが、その内容がすさまじい。Jクラブの方がVリーグよりも地域密着度(一部を除いた上で)が高いと思い込んでいましたが、そんな感覚は吹っ飛びました。この密度の濃い地域・社会貢献活動は何だぁ~ と思わずうなってしました。とにかく内容を観て下さい。そのFBページ記事を抜粋して紹介。
      
 全国各地の強豪中学・高校女子バレー部が、12月26日から30日に岡山シーガルズ・河本監督の出身地である笠岡市で強化合宿実施。笠岡市と市長、笠岡総合体育館(市直営)が、この合宿を全面バックアップしており、シーガルズによる合宿であることを示すものや笠岡のまち案内を掲示。笠岡市のスポーツ推進課長は体育館の事務所に寝泊まりし、経済観光活性課長補佐は裏方でサポート。「岡山シーガルズと河本監督を応援する笠岡友の会」のメンバーや地域住民がたびたび会場を訪れて、スタッフに差し入れを提供。まさに「地域・笠岡」が支えていると実感。
 しかし,合宿自体は大変。9チーム約180名の中・高校生がサブアリーナに畳を敷きつめて、その上に布団を敷いて雑魚寝し、風呂も食事も笠岡市内に分散して済ます。指導者は市内のコインランドリーで子どもたちのユニフォームを毎日洗濯。体育館の清掃や運営は、参加者や引退した3年生に関わってもらわなければいけない。せめて宿泊施設が隣接していればと思う。
 
参加チームの指導者に、簡単なアンケートを実施。年明けには分析して、より有効な笠岡合宿のあり方と運営を模索する方針。この合宿が地域によって支えられ、地域を元気にする合宿誘致のモデルケースになっていくといいと思う。
岡大T岡助教研究室FBページ:https://www.facebook.com/takaokalab/
        
 ちなみにこのFBページは「おかやまスポーツプロモーション研究会」の活動報告ページでもあります。そのアンケートの結果分析を観てみたいですね。今日の山陽新聞井原・笠岡・浅口版、及び中国新聞に「笠岡で全国女子バレー部強化合宿 シーガルズに学ぶ」というタイトルで掲載されています。笠岡市内の各方面から差し入れもあったようですね。次にこちらの記事を抜粋して紹介。

 岡山シーガルズも加わる恒例の「全国中・高女子バレー部強化合宿」が26日、笠岡市の笠岡総合体育館で始まり、30日まで中高生は練習試合等を通じてチーム力の底上げを図る。中高生200人が参加し、河本監督らが指導。
 初日は岡山理大付属中・高(岡山市)や島田商高(静岡)、本巣松陽高(岐阜)などから計10府県15中高257人が参加。シーガルズからは河本監督(笠岡市・飛島出身)をはじめ、山口、宮下選手ら約20人が参加。中高生は他校やシーガルズとの練習試合をこなしたり、河本監督からの直接指導などで技術を習得。 

     
 岡山シーガルズのいわば地域の後援会(うらやましいですね)である「岡山シーガルズと河本監督を応援する笠岡友の会」の公式FBページにも、そのすさまじい内容が載っていました。以下、抜粋して紹介。
 
12/27
 2日目の夕食。スターハウスは130名の夕食を担当。メニューは牛丼とサラダ。他にも市内のアキタ珈琲店・魚庄・ゆめゆめ・やよい軒・岡山西ゴルフなどでも支援を実施。お風呂も大変で、瀬戸内海ゴルフ倶楽部・岡山西ゴルフ・井戸会館などを借用。大勢の皆さんのご協力により今年で7回目を数える合宿。
12/29
 今日の朝食は174人分。メニューはサンドウィッチ・バナナ・牛乳・おにぎり2個。おにぎりは6時から選手とスターハウスのおばちゃんで製作。
笠岡友の会公式FBページ:笠岡合宿朝の風景20141229 / 2014笠岡合宿その2

参加校
大阪国際滝井高(大阪)、松山東雲高(愛媛)、島田商業高(静岡)、岡山理大付属高(岡山)、福井商業高(福井)、本巣松陽高(岐阜)、横浜創英高(神奈川)、進徳女子高(広島)、開智高(和歌山)、安城学園高(愛知)、倉敷翠松高(岡山)、大阪国際大和田中(大阪)、岡山理大付属中(岡山)、松山東雲中(愛媛)、中国学園大(岡山)、笠岡商業高(岡山)

 いやあ、すごい事例でした。一番インパクトが強かったのが「サブアリーナに畳を敷きつめて、その上に布団を敷いて雑魚寝」という部分。一昔前にはこういう大型合宿があったのではないでしょうか。今現在、これだけ大規模な合同合宿、合同宿泊、しかも国内トップリーグチームと合同合宿というのはちょっと他ではないでしょう。今回で7回目という事ですが、最初はそこまでの規模でなく、段々と規模が拡大していったのかな。それだけこの合同合宿は評価が高かったという事なのか。
 しかも地域の支援がハンパではないですね。地域のいろいろなところから、合宿やシーガルズへ続々と差し入れが来ているようです。浴場の提供もすごい規模です。この地域力というのは、Jクラブも学ぶべきところが多いのではないでしょうか。
 まだ、このものすごい事例は、笠岡より外にはほとんど知られていないと思いますが、徐々に情報が広がっていくでしょう。そして、そのうち全国ニュースなどに取り上げていかれるのではないでしょうか。一度観に行ってみたいですね。我々のグループで予定している1月11日(日)の桃アリの試合について、早く観に行きたくなってきました。
岡山シーガルズ公式ブログ該当ページ:http://blog.v-seagulls.co.jp/article/108679799.html

コメント
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