先日の二宮清純氏の講演会で、香川のスポーツクラブの連帯組織があると聞き、興味を持って調べてみました。素晴らしい内容です。新潟もすごいですが、こんな小さな(ごめんなさい)県で、こんなにスポーツ文化が浸透しているとはと、ビックリしました。鍵山社長ほか各クラブのご尽力もあるでしょうが、実は影の功労者が「県」ではないかと思えてきました。以下抜粋して紹介。
香川県中心に活動しているプロスポーツクラブ(香川オリーブガイナーズ・カマタマーレ讃岐・サーパス穴吹アイスホッケークラブ・四国Eighty 8 Queen・高松ファイブアローズ)の5クラブは、スポーツを通した香川県の活性化、青少年の健全育成などの活動の拡充を目的に、情報を共有化し相互に連携する組織、連携機関ということで去年2月に「香川プロスポーツクラブ連絡協議会」を設立されています。
カマ讃岐の運営するNPO法人が発起人として他のクラブに連携の強化を呼び掛けて発足。 イベント共催、観客促進事業、行政機関等との交渉などを横断的に活動していくことを目的とされています。
協議会の構成役員の蒼々たる面々です。
会長/四国88部長・高松市体育協会会長)
副会長/香川OG球団代表、カマ讃岐副理事長)、サーパスIHC代表、高松FA球団代表
理事/鍵山氏(香川OG球団オーナー)、香川OG球団取締役、カマ讃岐強化部長、サーパスIHC監督及びコーチ、四国88事務局及びチームディレクター、高松FA球団広報
監事/カマ讃岐副理事長、高松FA球団運営企画
顧問/香川OG監督、カマ讃岐理事長、サーパスIHC顧問、四国88監督、高松FA球団オーナー代行
※カマ讃岐はNPO法人カマタマーレスポーツクラブ
【目 的】
1.構成クラブが互いに協力することにより、地域の活性化を図ると共に、スポーツを通じて子供たちに夢と希望を与えること。
2.各クラブが共同の事業をすることにより、地域一体のスポーツ活動の輪を広めること。
3.各クラブの意見を取りまとめ、行政、諸団体及び地域住民との窓口となること
「夢かがやくスポーツ王国かがわ。ボールを追い、夢を追いかける若者たちに、熱くやさしいエールをおくろう!」とタイトルがある同協議会の愛称「ボールパークかがわ」HPを観てみました。ドメインが香川県です。そして「香川県にぎわい創出課」という組織名が出てきます。気になります。余り情報は出てきませんでした。サンポート高松と関係があるようです。
実にまとまりの良さを感じる組織です。 香川のクラブで一番いいと思う事はサーパスは置いておいて、4つのクラブが統一した地域名でなく、「香川」「高松」「四国」「讃岐」と異なる地域名を上手く使い分けている事です。これからも頑張って欲しいと思います。うまく言えませんが、きっといろいろなクラブ・地域にとっての成功事例となることでしょう。
ボールパークかがわ・香川プロスポーツクラブ連絡協議会公式HP:http://www.pref.kagawa.jp/kanko/sports/